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日記

2022.10.26

ダイエットの選択

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲートさせて頂きます。今日のテーマは「ダイエット」です。


パーソナルジムですので、こういったド直球なテーマもたまには必要ですねw 積極的にあげたいテーマかと問われますと、比較的あげたくないテーマではあります…。といいますのも構造上の問題で、ダイエットは算数に尽きる為です。他社含めたトレーナー同士の会話でもダイエットいうテーマはほぼ話題には出ませんね。ダイエットは、摂取カロリーと消費カロリーの差が体重増減になりますので、これ以上もこれ以下もないのが実情です。夜勤などされている方の場合は、自律神経などの深く関わってきそうな気がしますが、何時に寝るから減量がどう影響するかなどは不明です。摂取カロリー、消費カロリー、GI値、自律神経、月経、など多くの複合要因を網羅的に考えるのは研究機関レベルでなければ不可能ではないかなと思っています。ですので、我々のようなジムの場合は、基本的にカロリーの差分で考えていきます。


食べる内容をシステム化している代表的なジムがライザップさんですね。最近では糖質制限における健康被害が問題視されはじめてきましたが、手っ取り早く痩せる方法として糖質制限は有効である事は広く受け入れられている事と思います。


我々は糖質制限の徹底を行う、つまりは毎日ラインなどでのやり取りをさせて頂くなどのサービスを設けておりません為、食事においては推奨カロリーのご提案に留めております。普段、2000kcal摂取されていた方がある日を境に1000kcalにしたのならば、理論上1か月で最大でも4kg減量できる可能性があります。脂肪1キkg7200kcalなので、毎日マイナス1000kcalとするなら、30日で30,000kcalとなります。つまりは脂肪約4kg分に相当する事になります。ただし、このような急激なダイエットはどのような健康被害を助長させるのかまでは私たちの領域を超え、短期、長期に体にどのような影響を及ぼすのかは知り得ません。男性の場合は一時的な栄養の不足による健康被害よりも、脂肪過多による健康被害の方が圧倒的に勝りそうな気がしていますので、トレーナーの僕としましては有無を言わさず減量を推奨します。一方で女性の場合の多くは、直接的な健康被害はないだろうとされる皮下脂肪が多く付着していますので、中期~長期的な減量が望ましいと僕は考えます。もっとも今あげている内容は内科的なお話となりますが、過体重は外科的なリスク(腰や膝)は高まりますので注意が必要です。


本来あるべき姿というのは会員様の目的に応じて、内科・外科的リスク、年代における生理学的リスク、生活習慣などを含め包括的なケアです。これに近しいのがトップアスリート専属のトレーナーやドクターですね。莫大な資金を投じて隅から隅まで管理しているのであろうことが予想されます。これを一般の方が同じような待遇を受けるのは非現実的になってしまいますので、いくつかあるリスクには目を瞑って、算数と糖質制限で痩せていきましょうというのが現代のダイエットになるのかなと思います。


因みに私は18歳の頃にプロボクシングをやっておりました手前、3~4週間で9kg減量したことがあります。3試合なので、同じ規模の減量を3回したことになりますね。プロアスリートなので減量する前から体は仕上がっていたつもりですが、そこから更に9kgですので私にとっては小さなアルマゲドンみたいなものです。1日真夏でもコップ1杯の水を飲めず、チロルチョコ1~2個という生活を送っていました。シンプルに食べなければ当然ながら痩せるのです。私の場合、命を懸けてリングにあがっていましたので減量に迷いはありませんでした。今はリングにあがれないので減量できる精神を持ち合わせておりません。つまりは相応の覚悟がないと減量というのはとても難しい事なのだと思います。


友人にとある芸能関係者がおりますが、メディアに出るというプレッシャーがあるからこそ、体型を維持できるそうです。容姿を含めた自身が商品であることが自他共に明確であることが覚悟の要因なのだと思います。私を含めた一般人の多くは、彼女と同等の覚悟を持ち合わせているかといいますと、否ではないでしょうか。こういった現実を踏まえて、ダイエットの手法を選択する事がとても大事なのかなと思います。


私も1日の始まりは今夜の食事は少し我慢しようかな‥と思うのですが、いざ帰宅すると夕食を奪われることで日の喜びを奪われるような感覚に陥ってしまいます。22時に帰宅し、一時我慢したは良いものの23時に限界を感じ、結果、遅い時間に食べまくるという悪循環がたまにあります。何度も経験した過ちですが、おそらく来週も同じことを繰り返しそうな予感さえします。この僕に残されているのは運動しかないわけですね。


運動と食事、皆さんが恒久的に続けられるイメージが湧くのはどちらでしょうか??


今日は以上で御座います。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


 


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