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日記

2022.12.05

エキセントリック

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は雨、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。昨日、茨城空港方面へ遊びに行ったのですが、たまたま航空祭というイベントをやっておりまして、F-24機が低空で飛び交っていました。車を止めてしばらく見ていたのですが、音が遅れて聞こえてきて少し気持ち悪くなりましたw 音速とFー24機の速度にギャップあるからなのだと思いますが、ちょっと怖さを感じながらもその迫力に圧倒されました。


さて、今日のテーマは「エキセントリック」です。


我々の業界では日常用語として用いる言葉ですが、一般の方には馴染みのない言葉かと思います。昔、ダウンタウンさんの番組でエキセントリック少年というキャラクターが存在していた為に、そのワードを聞くとクスッとされる方もいるかもしれませんが、今回は真面目なトレーニングのお話ですw


エキセントリックとは筋肉の収縮様式のお話です。まずは、様式のお話から進めていきます。右手をだらんと垂らし、その手にダンベルを持つイメージをしてみてください。そこから右肘を曲げて力こぶを作るように持ち上げてみましょう。この動きの際、右の力こぶの筋肉は収縮しながら力を発揮します。下に伸ばしている時、二の腕の筋肉は平らで、肘を曲げると力こぶが作られますので収縮しながら力を発揮しているイメージはなんとなく出来るのではないでしょうか。この様式をコンセントリックと呼びます。エキセントリックはこの反対ですね。力こぶを作った状態からゆっくりと右手を下ろしてみてください。筋肉が伸びながら収縮して力を発揮する様式です。筋力が重力に負けながら力を発揮するという言い方もできると思います。


エキセントリックは伸びながら収縮という真逆の状態として定義されていますが、重力で引き伸ばされてしまっているのを筋肉を収縮して抵抗しているようなイメージをするとわかりやすいかもしれません。


一般的にトレーニング負荷は、コンセトリックよりもエキセントリックが高いとされております。この様式を理解する事は、トレーニング種目や秒数に関わってきます。より効率的に負荷をかけるのであれば、エキセントリック時に時間をかける事でそれは成されます。右手にダンベルを持ち、素早く肘を曲げてダンベルを挙げ、ゆっくりとダンベルを下ろすことで高負荷を与える事が出来ます。中級者以上でフォームが崩れない方であれば、実施しても問題ないかなと思います。初心者がそのような方法用いますと、フォームが崩れ目的とは異なる筋肉が鍛えられてしまう可能性がありますのであまりお勧めはできません。


このように単調にも思える反復動作ひとつでも、深い意味がありトレーニングは成立しています。インターバルの秒数、トレーニング順序、トレーニングの速度、これらひとつひとつにも意味があります。ブルーオーシャンではそこまでストイックには提供しておりませんが、意味が存在するという背景があるのとないので処方するのでは大きな違いがあるのかなと考えています。


エキセントリック、名前だけ聞くと変な感じがしますが、トレーニングではしっかりとした意味があるんです。間違ってもご近所で今日アタシ、エキセントリックしちゃったのよ〜とは言わないほうがいいと思いますがw


今日は以上で御座います。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


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