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2022.09.06

お尻の柔軟性

おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「並」です。今日のテーマは「お尻の柔軟性」、パーソナルトレーナーの吉田がナビゲートさせて頂きます。


腰痛を理由に整形外科を受診された方おられませんか?因みに僕はあります。その際、担当医師に「お尻と腿の裏側をよくストレッチしてね」とストレッチを処方された事があります。今日はなぜに腰痛がお尻と腿の裏側の柔軟性に関わってくるのかを紐解いていきたいなと思います。


人は脚を後ろに引く動作の際、お尻の筋肉と腿の裏側を使います。解剖学的には大殿筋とハムストリングスと呼称します。これらの柔軟性が乏しくなると脚を後ろに引きにくくなる為、本来使わない機能を用いて脚を後ろに引こうとします。この本来使わない機能というのが、腰を反るという機能です。大殿筋やハムストリングスを用いず腰を反る為に腰に負荷がかかります。腰を反るってなんだか痛くなりそうなイメージありますよね。腰の背骨というのは5つありまして、胸あたりの背骨と比較しあまり動かせるように作られていません。ですので、あまり動かしてはいけない部位として考えられています。


加えて、これら2つの筋肉は骨盤を後傾にする役割があります。お尻の穴を前方に持っていくような丸まった姿勢が所謂、後傾ですね。骨盤は後傾と前傾の役割を担う双方の筋群によって、まっすぐ立たせることが出来ます。因みに前傾は腿の前側や腰前の筋肉が作用します。厳密には背筋の筋肉も前傾に作用します。あんまり細かく説明すると読むの嫌になっちゃいますよねw まとめますと骨盤を前と後ろに傾ける作用を持つ筋肉が存在するという事です。ですので、どちらかの機能が劣化しますと骨盤も前か後ろに倒れやすくなるという事ですね。大殿筋やハムストリングスの柔軟性が欠如しますと骨盤が後傾になりやすくなります。そうですね、腰の後ろにゴムを引っかけて真下に引っ張るとお尻の穴が前方に向く所謂後傾になりそうなイメージ湧きませんでしょうか。もし湧かなかったら僕の執筆に問題ありますねw つまりは、大殿筋とハムストリングスが硬いと骨盤が後傾しやすく丸まりやすくなるという事です。


お尻や腿の裏側が硬いと腰が丸まりやすく、腰が反りやすい。


なんだか、メッチャ腰痛くなりそうな気しませんか?医師はこういった理由から、お尻や腿の裏側のストレッチを処方されるのだと思います。※医師の処方を代弁できませんので、断言は控えます。


個人的にはストレッチと筋トレは同時に行う必要があるかなと思っています。ストレッチも支える部位がしっかりして成立するものですから、特に体幹の筋トレはセットで行う必要性は感じますね。腹横筋のトレーニングは必須ですが、これはまたの機会にご紹介したいと思います。


今日は以上でございます。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


 


 


 


 


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