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2023.03.02
個別性の原則
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は曇り、ジムの混雑度は空いております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。先程、ブルーオーシャン元女性トレーナーの飯嶌が筋トレしにきました。「この年になってフィットネスクラブで若いトレーナーについてもらおうとは思えないよね」って珍しくもっともらしいことを述べておりました。それは確か共感。パーソナルジムと美容院って構造がちょっと似ているなと昔から思っていて、ちょっとお若い美容師さんがこられると、なんていうんでしょうか、その元気さにやられてしまう気がしますw 太陽って最高に気持ちよくて浴びたいですけど、直視すると眩しいし目に悪いですよね、なんかそんな感じです。夕日みたいなのが心地よい年代なのでしょうかね我々w
さて、今日のテーマは「個別性の原則」です。
トレーニングには原理・原則があります。今日はその中にひとつである個別性の原則について紹介したいと思います。これはもう読んで字の如しです。人間は規格品でないので、それぞれの体格、年齢、経験などに見合ったメニュー処方が必要になります。ジャンプが出来る60代がいれば、腕立て伏せが出来ない20代もおりますので、一律して全員に同じ処方をすることは難しいといえます。
僕の場合、あらゆるご要望があったとしても、これだけはやっておいた方が良いなと思う種目がいくつかあります。例えば、肩こりは朝から晩まで働かれている方だけに生じる現象ではありません。小さなお子様がおられる主婦の方もきっとお辛いでしょう。ですので、肩や肩甲骨周囲はなにかしらの処方を行います。女性の方は骨盤周囲も同様に行いますね。あ、腹部もですw
このように人間が生活する上で、比較的使用頻度や疲労頻度が高めの部位は鉄板メニューとして実施します。下手するとそれだけで半分程度の時間を要しているかもしれません。そこから会員様の要望に関する部位をトレーニングする形が僕の進め方になります。肩と股関節は球関節になり、3次元に動かすことが出来る部位なのでメニューから外すのはちょっと抵抗があります。腹部は立位の姿勢での重心となる部分ですので、様々な動きの支点となる役目を果たします。こちらも外せませんね‥。
全然個別性じゃないですねw
いえいえ、実のところ同じ動きをしていても、その順序、強度が異なる場合があります。僕は順序はかなり意識しますね。通常、腹部は最後にやるべき部位なのですが、腰痛や腰痛リスクがありそうな方は初っ端に腹筋を入れ込みます。「こんにちは!」と挨拶して、早々に腹筋をやるぐらい真っ先にやります。このように通常は最後にやるけど、会員様個々によってその順序さえひっくり返すことがあるというのも個別性になります。
僕の場合、整える→鍛えるの流れが多いですね。これはブルーオーシャンとして統一した考え方ではありません。個々のトレーナーによってアプローチ方法は異なります。なんか今日骨盤後傾しているなーと感じれば、猫のポーズから骨盤の前傾姿勢を維持してみたり、膝つきでスクワットみたいな動きをしたり、明らかにな、なにかありましたか!?と感じる場合は腹式呼吸、あるいはその真逆のボクシングを始めたりですね。体から入るか、精神から入るか、そういったアプローチをとる場合もあります。
このように皆さん同じようなスクワット、クラムシェル、ベンチプレスをしているように思えますが、60分1コマをトータルの設計をみると個々に異なります。逆に個別性がないパーソナルジムは、もはやパーソナルジムではないと思いますねw
はい、今日は以上で御座います。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー