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2023.06.30

筋肉の収縮様式?はて!?

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は今は雨…、ジムは空いておりましたが夜はフル稼働。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


夜になってしまいました。


週中をお休み頂いていたので日中に仕事がたまっており、気づいたら20時w 慌ててコラム執筆中です。


なんせ月末ですから、皆さん慌ただしですよね。


2日間もコラムをお休みしてしまいましたので、今日は絶対に投稿してみせます。


 


さて、今日のテーマは「筋肉の収縮様式」です。


フィットネス業界に入りたての頃、様々な研修を受けて人体について学びました。学びたての頃は好奇心があるものの、説明をしている言語ひとつひとつの意味が分からないので、質問をしにくく、全体像を理解せずに無理くり暗記して覚えていた事を思い出します。


そのひとつが、この筋肉の収縮様式です。


当時は、筋肉の収縮様式を説明しまーす。これはこれで、あれはあれで、こうなですー。ってほどに雑ではありませんが、無知な人にはそうみえてしまうほど難解な研修だったかと思います。


ですので、みなさんもきっとはて?収縮様式?となるのは当然の事かと思いますが、追求するとなかなか奥が深くて面白いので是非最後までお付き合いください。


 


収縮様式は大きく2つに分けられます。


アイソメトリック(等尺性)アイソトニック(等張性)です。


まずはアイソメトリックから説明していきます。


アイソメトリックは、関節角度を変えず、筋の長さも変化せずに力を発揮する様式です。静的収縮と呼ばれることもあります。


わかりやすいものでいいますと、合掌ですね。合掌して、互いを中心に押し合うと胸に刺激があるかと思います。それがまさに等尺性です。


次に、アイソトニックです。


アイソトニックでは、筋肉が短くなったり引き伸ばされたりしますし、関節の角度も小さくも大きくもなります。これはもうザ・筋トレみたいな事ですね。ダンベルを片手に持って、肘の曲げ伸ばしをするチカラコブの筋トレありますよね、まさにあれがアイソトニックです。


ここからがややこしいのですが、アイソトニックはさらに小分類されます。


それは、コンセントリック(短縮性)収縮とエキセントリック(伸張性)収縮という分類です。


えーっとですね、先程のチカラコブの筋トレを軸に説明してきます。


チカラコブ筋トレそのものが、アイソトニック収縮であることは前述した通りです。


こういった記述をするヤツは嫌なヤツですよー 


○○であることは先に述べた通りです、うむ。


僕は地頭が弱いので、このような記述がある場合は、読み返さないとわからなくなっちゃうんですよね。


皆さん、現状いかがでしょうか?


アイソメトリクス、アイソトニック、コンセントリック、エキセントリック、アイコニック…


カタカナが多くて、気が狂いそうです。


とりあえず今は、チカラコブ筋トレ=アイソトニックで着地しましょう。


チラコブ筋トレには、肘を曲げる肘を伸ばす2フェーズ存在します。


肘を曲げると筋肉が収縮しますよね、それがコンセントリック収縮です。


一方で、肘を伸ばすはエキセントリック収縮になります。


 


永遠の謎ですが、肘を伸ばす=筋肉が伸びるにも関わらず、エキセントリック収縮の収縮ってなによ?ってなると思うんです。僕もそうなります。伸びるの反対は縮むって学校で習ったはずですから、やっぱり矛盾しているんですよね。


ですので、これは収縮というよりも筋活動が行われているという解釈で問題ないかなと思います。


 


このコンセントリックとエキセントリック、実はですね、刺激が強いのはエキセントリックです。


先程のチカラコブ筋トレで説明するなら、超重いダンベルを反動でえいっ!と挙げて、4秒くらいかけてゆっくり肘を伸ばして降ろしてくるようにすれば、エキセントリックの筋トレになります。


これをやったらもうゴリゴリに筋肉痛ですねw


因みに、昔バイオメトリクスというダイエットプログラムが流行しておりまして、この僕も認定トレーナーとして何人もご面倒を見させて頂いたプログラムがあります。


その手法はまったくの逆で、コンセントリック(肘を曲げる)を12秒かけて行うというものでした。


これをやるとですね、どんなに辛くても筋肉痛が起きにくいという特徴があります。明確なメカニズムはわかりませんが、一説によると筋肉がダメージを受ける過程はエキセントリック時のみであるとかないとか… 


そんなこんなでコンセトリック時に時間をかけると、事実として筋肉痛は起きにくいのです。


 


このように、コンセントリック(行き)とエキセントリック(帰り)では、しっかりしとした意味があります。


どんな種目をどれくらいの量を選び、その速度はどれくらいでやるのか?トレーナーはそんなことを考えながら処方をしていることになります。


僕の場合、細かく設定するべき目的の場合はそうしますが、あんまり細かくは設定していない事が多いです。


コミュニケーションが、あれダメ、これダメばっかりになっちゃいますし…


安全を担保したうえで、決められた回数を成し遂げられるなら、ほぼほぼ良しです!


 


今日は長かった… 以上で御座います。


それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


 


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