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2023.07.14
心と運動
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲーターとしてご案内致します。
週1通っているボクシングですが、今日行ってきます。
いつもは土曜日に行くのですが、明日は現場で仕事をし、昼に都内で打ち合わせ、そこから千葉に帰って友人と食事‥と過密スケジュールのため、今日行くことにしました。
行くのは面倒だし、行かないのは嫌だし、そんな善と悪を共存させながら続いています。
先々週に風邪をひいてしまい、ボクシングに行くのが2周程度空いてしまった為、復帰の際はいつもの10倍くらい行くのが嫌になりました。
行かない(行けない)のが悪とするなら、長い期間、その悪に侵されると完全にダークサイドに落ちていくのが自分でもわかりますw
巷では加齢を悪く考える人が多いと思いますが、加齢がなければ運動を継続しようって気にはならないので、加齢よサンキューと僕は思いますね。
来世で歌手になる際は、加齢よサンキューでデビューしたいと思います。
さて、今日のテーマは「心」です。
悲しいニュースばかりで、心が晴れ難い状況ではありますが、そんな今こそ心について考えていきたいと思います。
説明を簡略化させる為に冒頭から極端に表現していきます。
人間には心が2つありまして、端的にいえば本能と理性に分けることが出来ます。この心は脳から作られています。
我々は目や耳などの様々な感覚器官から、心が生まれるような状態になってきます。専門的には情動と呼びますが、悲しみや怒りみたいな瞬間的に生まれる、そして動物的ともいえるような状態が所謂、本能的な心というものになります。
情動と本能と考えても問題ないかと思います。
一方で理性においてはこれまでの経験や知識などから先程の情動をコントロールする役割があります。これは理性的な感情と呼んでいます。これら2つの情動と感情により我々の心は成立しているとされているようです。
こういった心を豊かにするにはどうしたら良いのか?
これにはコツというものがあるようで、いくつか項目に分けられますので、今日はその一部を紹介します。
ひとつは運動です。
運動することによって脳が活性化し、情動の部分をコントロールしやすくなるようです。これは、心という表現ではないにしろ、精神を安定させたり前向きにする効果が運動にはあるとされていることから、いずれも脳への良い影響があることがわかると思います。
コツの中でもっとも特徴的なのが、セルフコンパッションですね。
これは、自分への思いやりを持ちましょうという事です。他人への思いやりがないのは困ってしまいますが、自分への思いやりも同様に大切であるとされています。
他人と比較せず、なぜに自分だけいつも失敗したり怒られてしまうんだ‥とネガティブになるのではなく、皆同じような経験を経ているんだと気づくことが大切です。これを他者と共通の人間性といいます。
近年、流行みたいに使われていますが、マインドフルネスの時間も有効とされています。今、この時に集中するという事です。パーソナルトレーニング中もまさにそんな時かなと思います。
僕も習慣化されてしまっていますが、自宅にいる時はスマホいじりながらNetflixが定着してしまっています。なので、登場人物を把握出来ないことがしばしばあり、昨日も最新作の御手洗家、炎上するを観ていましたが、2話目の途中でついていけなくなりましたw
やっぱり、ひとつの事に集中するというのは難しい…
あとですね、比較的始めやすいこととしては、推しを探すことです。推しのいる生活が心を豊かにするそうです。
確かにこれは推しの話を聞いているだけでも、ちょっとしたエナジーを感じますから腑に落ちます。
推しがいなくて困っている方は、是非、僕を推してくださいw
こういったところを踏まえて日常を生活すると心を豊かにすることが出来るとされています。
一方で、生活の中には阻害要因も多くあります。
例えば、SNSは代表的ともされる阻害要因ですね。特に女子に多い傾向にあるようですが、容姿が優れているとされるインスタグラマーなどをみて、自分と比較し無意識にヒエラルキーを作りあげてしまうことは褒められた事ではありません。
ヒエラルキーの位置の解釈はセロトニンに関係しているといわれておりまして、最上層にいると認識した場合は、セロトニンの分泌が成され、精神が安定し幸せを感じやすくなるとされています。
一番の優越感というのは確かにありそうですよね。
僕の隣にはスカッシュのアジアチャンピオンの経歴を持つ土屋トレーナーがおりますが、彼もそんな時はあったのでしょうか。
アジアチャンピオンが、ファミマのオニギリ100円のキャンペーンに過敏な反応をみせているのが、ヒエラルキーの構造を複雑化させているのかもしれません。
えっと、話を戻しましょう。
僕の近くにも、アタシなんて…が口癖の友人がいます。実際そこまで深刻に悲観しているわけではなさそうですが、言葉に出して自分をの価値を落とすのはあんまりよろしくない気がします。
そもそもアタシなんて…の裏側には誰かとの比較をしているのでしょうから、まずはそのヒエラルキーから外れることが第一歩ですね。
このコラムは会員様もご覧頂いているらしいので、ちょっと勇気がいる発言となりますが…事実なので申し上げます。
これまで、数千人のご指導をさせて頂いておりますが、モデルのようなスタイルしている人に出会ったことはほぼありませんw
SNSなんて、撮影手法、加工によりどうにでもなりますから、僕はほぼ偽りだと思っています。
芸能人においては、加工技術は更にですよね。昔、某30代モデルが加工無しで撮影をしてみたという写真を見たことがありますが、やっぱりお腹に親近感がありましたw
ですので、僕はよく言うんですけども、芸能人は動物園で動物を鑑賞するような意味合いで見たほうが良いと思います。彼らは何百万分の1の逸材ですし、加えて加工技術、スタイリストなどのその道のプロが作り上げているものです。
その精鋭たちと自分を比較するのは、そもそもステージが違うと思いますから、やめたほうが心の豊かさとしては健康といえると思います。勿論、前向きに目標とするのは良い事ですので、それはまた別物です。
では、運動と心の関連性の話を。
運動は心の健康にはとても有効です。
筋トレは、ストレスの代謝産物のようなものを無毒化できるとされています。皆さんが飲まれているプロテインにも含まれているであろうトリプトファンというアミノ酸がですね、精神を安定させるセロトニンを作る材料にもなります。
一方でトリプトファンはストレスの代謝産物にも成り代わるようです。ひとつのアミノ酸がその経路によっては精神の安定・不安定に別れてしまいます。筋トレによってその悪いルートの方を無毒化出来ることにより、良い睡眠を得られるようになるとされています。
あ、因みにGABAってありますよね。チョコとかに入っているやつです。
あれは口から接種しても直接的にストレスとは無関係です。
副交感神経優位に働くとされているので、リラックス効果はあるかもしれませんが、うっかりストレスに良いみたいな感じで食べまくっている人は一度ストップした方が良いかもしれません。
それよりも、運動の方がGABAの働きが促進されます。
とにかく、運動が良いわけです。
とにかくって言葉、便利ですよね。
これまでの文脈を無視するといいますか、なんかオレは全部知っているけど、みんなの為にもっと簡潔にまとめたいから、とにかくという言語をトリガーとして、いきなり結論を導き出しますみたいなw
とにかく、運動が良いのです。
ほら、なんか無理くり締められる気がします。
とにかく今は腹が痛くて…
ほら、いきなり腹が痛いという無関係な事象でも成立してしまいます。
この兎に角(とにかく)の由来は、諸説あるようですが、兎を捕まえる対策においてが言葉の由来となったようですね。
まあ、とにかく、今日もドリフでも観て笑いましょう。
今日は以上で御座います。
それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー
(関連HP)