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2025.09.24

「リンパマッサージは怪しい?科学的に正しく理解して役立てる方法

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


816回目の投稿。


 


MELOS編集部さんから、ブルーオーシャンを取り上げたので、ホームページで紹介してくださいと連絡を頂きました。


掲載媒体はこちらです。


 


キュレーションサイトとお見受けしますが、非常に綺麗にまとまっているウェブサイトですね。


今後、どのような展開をみせていくのか非常に楽しみな媒体です。


 


さて、今日のテーマはリンパマッサージです。


実は、以前メディカル系の友人と話していた際にも感じたのですが、 「リンパ」という言葉が使われるサービスって、ちょっと怪しいものも多くないですか?


我々トレーナーが学ぶ中でも、「リンパ」について深く学ぶことはあまりないんです。


正直、僕自身も「リンパマッサージ」って何者なのか、よく理解していませんでした。


ということで、今日は生成AIの力も借りながら、しっかり調べてみたいと思います!


 


リンパの基本構造


ざっくり言うと、リンパとは「体内の下水道+防衛システム」。


リンパ液:血管から染み出た水分の一部が回収されたもの。水っぽい液体に、タンパク質・老廃物・免疫細胞などが含まれています。


リンパ管:体中に張り巡らされた細い管。血管と並走し、余分な水分や老廃物を心臓近くの静脈へ戻します。


リンパ節:いわば“中継所”。首・脇の下・足の付け根などに多く、免疫細胞が細菌・ウイルスと戦います。


 


主な役割は3つ


老廃物・余分な水分の回収 → むくみ防止


免疫防御 → 細菌・ウイルスの処理


脂肪の吸収 → 小腸で吸収された脂肪はリンパ管に運ばれる


 


ここまでAIの回答。


ふむふむ。


脂肪の吸収?


それは知らなかったです。


リンパ=免疫というイメージを持っていましたが、流す、守る、運ぶというマルチな役割を持っているんですね。


小腸で吸収された脂肪は、リンパ管に運ばれるのか…。


そもそもリンパ管って、血管とは別路線なんでしょうか。


 


あっ!いや別でしょ。思い出した。


そもそも、リンパは透明っぽかったと。


別だけど、血管と併走しているはず。


でも血液を試験官などにいれると、そこに沈殿する透明な液体はリンパであるはず。


 


一応、調べますか。


 


おー、血管とリンパ管はやっぱり違うらしいけど、鎖骨あたりで静脈に合流するらしい。


だから、血液の下に貯まる?


うーん、どういうこと?


 


まあ今回、そこは深堀りしなくていいか。


じゃあ、めちゃくちゃ怪しそうなリンパマッサージってのを単刀直入に調べてみましょ。


 


ほらー、生成AIではなくネット検索するとホットペッパーとかが上位にきてるもん。


カラダの事を調べてホットペッパー出てくるって、超怪しい。


まあおそらくエステなんでしょうね。


超胡散臭いなあ…


 


リンパってのは、カラダに存在する確かな組織なのに、それをマッサージというサービスに変換すると怪しくなる。


ということはですよ、誰かが誇張したり、表現が悪く周知されているということになるのではないでしょうか。


この僕の仮説をそのまま生成AIに投げてみましょう。


 


(科学的にわかっていること)


・むくみ改善には役立つ


リンパは血液と同じように体液を運ぶシステム。特に水分や老廃物を運びます。軽くマッサージすることで「リンパの流れが良くなる」=むくみが改善する効果はあります。


・リラックス効果
触れられること自体が副交感神経を優位にし、ストレス軽減やリラックスにつながります。


・誇張されがちな効果


「デトックスで毒素が出る」科学的には毒素をリンパから出すことはできません。


体の解毒は主に肝臓と腎臓の役割。リンパは“老廃物の回収”に関わるけれど、毒素排出という表現は大げさ。


「劇的な痩身効果」マッサージだけで脂肪が燃えることはありません。あくまで一時的な水分移動でスッキリするだけです。


 


じゃあ「怪しい」のか??


完全にインチキではなく、「正しい効果の範囲を理解して使えば有効」です。スポーツ選手のコンディショニングや、長時間立ち仕事・座り仕事で足がパンパンな人には確かに助けになります。


ただ「免疫力爆上げ」「病気予防」「痩せ体質になる」みたいな宣伝は科学的根拠が薄いので、そこは冷静に切り分ける必要があります。


結論としては「怪しく使えば怪しい、正しく使えば役立つ」ジャンル。むくみ・リラックス・軽度の疲労回復ならアリ、痩身や万能薬として信じるのナシです。


 


なるほど。


まあもっともらしい回答ですね。


ただ、検索してメディカル系の情報が出てこないところをみると、AIが指摘するように極端な効果や、エステなどの医療分野とはかけ離れた人らが解釈が先行してしまっているような気はするので、注意が必要なんでしょう。


 


そもそもリンパ一択をどうのこうのってマッサージできるものでは絶対にないと言い切れるので、運動して、体液循環しましょうね〜で事足りる気はします。


うーん、やっぱりなんかリンパをなにかしらのサービスにしているのは、受け取り方が難しそうです。


リンパマッサージ受けたことはないけど、受けるのはだいぶ怖えっす。


 


今日のつぶやき


 


次回の大学講義のネタの話を。


サッカーには戦術ピリオダイゼーションという戦法があります。


ピリオダイゼーションとは、トレーナーでも使う言語ですが、期分けしてトレーニング計画を分ける手法をいいます。


例えば、心肺機能のトレーニングと筋力トレーニングを同期2ヶ月に集中して行うと筋トレ効果が薄れます。


そのため、試合に向けてコンディションを整えるため、期分けしたメニュー設計を組むんです。


 


戦術ピリオダイゼーションは、ポルトガルのヴィトール・フラーデ教授が提唱したもので、個人的に彼のことを逆算の師と呼んでいます。


試合から逆算して、練習内容を組む方法です。


サッカーだと表現しにくいですが、例えばゴルフの場合だと飛距離出したい方って沢山いますよね。


じゃあ、ガシガシにクランチ(腹筋)やって、ランジ(脚)やって、チンニング(懸垂)やって‥っていうわけではなくてですね、そもそもゴルフって脚を地につけて、横に揃えてやる競技ですよね。


だから、脚を横にしないトレーニングはせず、横にする種目だけをやるんですよ。


 


それもひとつの逆算。


ゴルフで飛距離を出したいから、それを逆算していくと自然と脚は横に広げたトレーニングがチョイスされていくわけです。


一般の方は体幹が大事とおっしゃるかもしれませんが、クランチのようにカラダを折りたたむ事はゴルフ競技にはありえない動きです。


ジャンプもしませんし、仰向けに寝ることもありません。


 


そういった考え方をしているのヴィトール・フラーデ教授の特徴だと僕は受け取っています。


 


彼はこんな名言を残しています。


サッカーしか知らない者は、サッカーのことすら知り得ない。


 


これは、僕が学生にどこかのタイミングで伝えたかった事です。


 


森羅万象において、学びを学びと認知し、能動的にそれを学ぼうとするなら、それはすでにキャリア形成である。


吉田 勇気


 


今、思いついた言葉です笑


授業楽しみだな。


今日はここまで!


また明日〜


 


記事:吉田 勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


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