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2025.10.04
痛みの原因はバランス不足?フォースカップルで整える体
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。
千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。
今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。
820回目の投稿。
今日のテーマは、フォースカップルです。
「フォースカップル」という言葉、トレーナーや理学療法士の勉強をした人でなければあまり耳慣れないかもしれません。
ですが、実は筋トレをするうえでとても大事な概念なので、ちょいと説明していきたいと思います。
フォースカップルとは?
フォースカップルとは、2つ以上の筋肉が反対方向に力を出しながら、結果的に1つの関節運動を生み出す仕組みのことです。。
例えば、自転車のハンドルって、左を前に押して、右手を手前に引くことで右折できますよね。
このように両手で逆方向に押すと回転するように、筋肉同士がバランスをとりながら運動をコントロールしているのです。
この力のペアリングが上手く働いているからこそ、スムーズで安定した関節運動が可能になるわけなんですよ。
代表的なフォースカップルの例
いくつかトレーニングと関連する代表例を紹介します。
【股関節の安定化】
・中臀筋(お尻)
・大腿筋膜張筋(脚の外側)
・内転筋群(脚の内側)
股関節は骨盤を水平に保つために、外転筋と内転筋の拮抗関係がバランスをとっています。
片脚スクワットやランジで膝が内に入る人は、このフォースカップルが崩れている可能性がありますね。
【骨盤の前傾・後傾】
・腸腰筋(腰前)と脊柱起立筋(背スジ)
→骨盤前傾方向への働き
・大臀筋(お尻)と腹直筋(腹筋)
→骨盤後傾方向への働き
このバランスが取れていないと、腰痛や反り腰、猫背の原因になりやすいです。
フォースカップルを踏まえてトレーニングで意識すべきこと
フォースカップルを意識すると、「ただ筋肉を大きくする」から一歩進んで、「動作を正しく、効率的に行う」トレーニングができると僕は考えています。
例えばベンチプレス。胸(大胸筋)や腕(三角筋・上腕三頭筋)だけでなく、肩甲骨を安定させる前鋸筋や僧帽筋もフォースカップルの一部として働きます。
これを意識して鍛えると、肩関節周囲の傷害予防にもなり、フォームもより安定しやすくなります。
結局、見た目だけを重視して一部のトレーニングに偏ってしまうと、フォースカップルは破綻するはずです。
栄養バランスと一緒で、バランス良くが大事。
フォースと共にあらんことを。
今日のつぶやき
すごい。
友人が勤めている企業で、初めて退職代行を使った退職者が出たらしいです。
該部署は勿論テンテコマイだし、友人ら別部署はメチャクチャ笑っていたらしいですけど、すごい時代になったものですね。
しかもなんと、退職連絡が当日らしいですよ。
雇用契約って、たしか労基上は2週間まで、社会通念上、最短でも1ヶ月前ってのが原則だったと記憶しています。
人道的にやるならまあ遅くても3ヶ月前とかなんでしょう。
それを当日いきなり来なくて、朝に本社あてに退職代行から電話かかってくるらしいです。
退職者は20代。
ちょっとその人、どんな気持ちなのかなって想像してみたんですよ。
嫌になっちゃったのかなーって想像がまず一番に浮かんできますよね。
でも、ちょっともしかしたらこんな考えもできるんじゃないかなって思うんです。
無。
嫌は嫌なんでしょうけど、それよりも無。
数日前に、もう行かなくていっかなーというたったそれだけの理由。
善も悪もない、役所に届け出を出すような感覚の無。
今の時代、そういう感覚の人っていそうな気がします。
別の話になるんですけど、先日、YouTubeで令和の虎、茂木社長の動画が流れてきたので視聴したらこれがまた面白くて。
とある社員が茂木社長に飲み会に残業代は出るんですか?って理詰めしているんですよ。
どこをほじくり返したらその発想が出てくるのか、すごいなってある意味で関心させられました。
対する茂木社長は勿論、強制じゃないから来なくていいってなりますよね。
昔だったらそれこそ、飲み会だけではなく二度と会社に来るなで話が終わりそうですけど、今の時代はそうもいきません。
ここで話は終わらず、社員ターンの攻撃は、飲み会に行かなくて会社の評価が落ちるのはイヤと返します。
続けて、僕らは仕事で出会っているので、お金が発生していない場所で会うのは違いませんか?と。
茂木社長は人格者なので、それは逆に仕事とは関係ないところではコミュニケーションを取りたくないと言われているわけじゃない。それを言われる人の気持ち考えたことある?と迎撃。
相手が一般職の社員相手だったら僕もこの迎撃を使うと思います。
実際過去には、そうだよねーそうだよねーという自分でも気持ち悪い対応ばかりをしていたことを思い出します。
ただ、20代社員ならまだしも、中堅社員がそんなこと言ってたら、アイススケートの靴を履いて、相手の脚の指を一本ずつ踏みにいきたいですけどね。
次の社員ターンは、考えたことないと言い切るという割り切り。
続けて、茂木社長に考えが古いと斬りつける。
最後は、必殺、そう思っている人は多くいる発言。
自分以外の二人程度が同じ話で頷いたり共感すると、みんなそう言っていると言い出す1億2千万分の2名同意の生存者バイアス波状攻撃。
最後の茂木社長ターンは、そういう発言はあなたの得にはならないという諭していました。
優しいですよ茂木社長さんは。
しかも損得勘定でしか動かなそうな相手に対して、得というワードを使用して諭す。
瞬時にこの迎撃ができるのは、人生経験なのかもしれません。
このやり取り皆さんはどう思われますか??
これも一部の若手社員の話なので、若手すべてそうであるとは思いません。
ただ、退職代行業などがビジネスとして成立する時代ですから、少しずつ確実に人間の規格が変わってきているのは事実。
どうなんだろうなこの時代の流れ。
昭和は昭和で理不尽で嫌な思いを沢山してきた人も多いでしょうし、どの時代もパーフェクトな人間のあり方ってないとは思っています。
多分あれですね、変化が急速すぎて心が追いつかないだけなのかもしれない。
ただ、昔を笑い話にはできるけど、今の時代を20年後に笑えない気がするんだよなー
そう思うのは僕だけかな。
今日はここまで!
また来週〜
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト/ファイナンシャルプランナー
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択