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2025.11.18

柔軟性と可動域の違いとは?ストレッチだけでは足りない理由

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


844回目の投稿。


今日のテーマは、柔軟性と可動域の違いです。


 


これは混同しやすいですよね。


柔軟性は、筋肉(腱含む)が伸びる能力のことで、可動域は関節がどこまで動くかという動作の結果です。


 


柔軟性は、ももの裏側がよく伸びるとか、ストレッチをしていて抵抗を感じにくいとか、そういったシーンを想像するとわかりやいと思います。


可動域の場合、肩が180度上がるとか、関節の形状や靭帯、骨同士の衝突や痛みなど、全部ひっくるめた関係の結果になります。


 


したがって、柔軟性が高くても可動域が広いとは限らないし、可動域が広くても柔軟性が高いとは限らないという事です。


 


もっといえば、可動域はその能力が必要なシーンによって評価は変わってくると思います。


とりわけ競技においては、チカラを発揮しながらの可動域が求められますので、リラックス状態での可動域能力が高くても、実践でそれを活用できるかといったらそういうことでもないと僕は考えています。


 


可動域を肩関節の例で考えてみましょう。


因みに肩関節って、4つあるのご存知ですか??


胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲上腕関節‥


あれ、あとひとつなんだっけな。胸郭‥胸郭…調べます。


肩甲胸郭関節でした!


これはあれですね、通常の関節とは異なる機能的関節ってやつですが、この説明は省きます。


 


胸鎖関節、肩鎖関節、肩甲上腕関節、肩甲胸郭関節


 


これらの関節は肩の端っこから首の下あたりまでに3つと、肩甲骨の下あたりにあります。


4つの関節を1つのユニットとして考えて動かすことで、可動域が生まれます。


例えば、肩甲胸郭関節は前鋸筋が深く関係しますので、刺激したり緩めたりすることも可動域には必要になるでしょう。


可動域を広げるには、しっかりとしたトレーニングが不可欠になるわけです。


 


シンプルに結論を出すのであれば、筋トレして、ストレッチして、必要な関節の動きを神経に覚えさせる。


これに尽きますね!


 


今日のつぶやき


 


昨日、大学授業の打ち合わせでした。


その中で出てきた話題のひとつが、高校サッカー界の連帯責任問題でした。


 


 


高校サッカー選手権で宮城県代表の仙台育英がいじめ問題で全国大会を辞退。


同県、聖和学園でも飲酒と喫煙が発覚し辞退。


大阪府代表の興国では飲酒が発覚したが、認めた選手以外で出場。


 


これらの問題は氷山の一角なのでしょう。


スポーツとは、一体なんなのか??


改めてそう感じさせるものがあります。


 


この問題は、独立した予防対策やその後の対応ではなく、教育機関全体として考えてほしい問題です。


 


いじめや飲酒、喫煙については、スポーツ特有のものではありませんが、そういった事態が起きた時、連帯責任をどう考えるべきか?それは議論をして答えをだすべきだと考えています。


 


スポーツには夢がある。


この側面のひとつには、成り上がりがあります。


 


高校だけの話ではありませんが、海外を選択したプロサッカー選手がそこでたった1回の大きな活躍をするだけで、その後の人生が大きく変わることがあります。


大きな結果から得られる評価は自信となり、自信はまた次の結果を結んでくれます。


 


そんな大きな可能性を秘めているのが、高校のスポーツ界では全国大会ではないでしょうか。


 


いじめは、それを見過ごしていた人たちにも問題があるとすれば、連帯責任は相応かもしれませんし、いじめられた被害者の命にも関わる重大事件として考えるのであればサッカーどころではないのは納得がいきます。


 


しかし、飲酒や喫煙は他人の人生を巻き込むものではありませんので、連帯責任は果たして相応なのか?と僕は考えてしまいます。


正直者がバカをみるような結論を高校生に突きつけるのは酷でしょ。


 


もっとも、メディアの情報ですから事実の不足はあるとしても、学生らに対して連帯責任を経験させることにどれほどの意味があるのか?は考えて欲しい。


僕はスポーツ業界で仕事をしている人らを見る限りでは、そんなもの、なんの意味もないと思いますね。


 


成り上がるだけの話ではありませんが、勝っても負けても全国大会に出場するというのは、人生にとって大きな財産のはず。


悪いことをしているやつに良いやつが引っ張られるのは嫌ですよ。


 


今日はここまで!


また明日〜


 


記事:吉田 勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト/ファイナンシャルプランナー


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


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