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2024.06.18

部屋とビニール傘と私

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は大雨、ジムは混雑しております。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


今日は時間がなく、夜になってしまいましたので、先日旅行に行った話を‥。


 


 


先週末、知人にとある宿泊施設のスイートルームをご招待頂き、軽井沢へ旅行へ行ってきました。


皆さん、スイートルームって宿泊されたことありますか?


僕はもう、ゆっくりできたというより…終始ソワソワw


 


スイートといっても、全室がスイートルームなんです。


ですから、施設そのものが御城?洋館?みたいな感じです。


今日は、そんな非現実的な空間体験を、皆さんにお届けできたらなと思います。


 


宿泊当日の軽井沢は、夕方から雲行きが怪しく夜に雨が振り始めました。


そうですね、ちょうど、ホテルに到着する頃はそこそこの雨が降っている状況でした。


 


ですので、車をホテル入口前に停車し、家族と荷物を降ろそうとしました。


どこから出てきてたのかドアマン… 


ドアマンといっても女性だが、女性の場合はどう呼ぶの?


 


まあ、いいです、彼女が荷物を瞬時にカートへ入れてくれました。


その後、20メートル程先の駐車場へ、僕だけが車を置きに行く。


ドキドキしながら、ビニール傘を指して入口へ向かうと‥


 


ホテルの送迎車であるアルファードが迎えに来た‥


 


因みに駐車場に並べられている車は容赦なく高級車です。


ゲレンデ、テスラ、なんかよくわからないすごそうなやつ‥。


僕は、グリルバンパーが欠けているアルファードw


妻が、干支の数ほど車をぶつけるので、もう直さないと決めたツケがこんな時にまわってきた。


送迎車のアルファードのスペックは、僕のを遥かに超えています。


 


本来不必要であるビニール傘を片手にアルファードへ乗る‥。


フロント前に到着すると、まずここでYES or NOを突きつけられる。


 


これって、ドア、自分で空けるのかな?


 


きっと外から開けてくださるのだろうと思ったのだが、なんかそれは気持ちが悪いので自分で開けてみる‥。


あ… なんかウィーンって開かずに半開き。


 


ハズい。


 


この御城を前に、ビニール傘1本を持つ様は、まるで勇者。


あの時代にこの傘を持っていれば、兵士はだいぶ警戒するはず。


それを片手に重厚感のある扉を開く。


開くと、更に扉がもう1枚‥


 


開く。


 


扉の向こうには…


ロバート・デ・ニーロどこかにいる?


 


そんなつくりになっている。


まず、床から天井まで千葉市内で調達できそうもない大理石で作られている。


そんな圧倒されている中、3人の子供たちはすでにぶどうジュースを飲んでいる。


 


僕が知っているホテルは、フロントが存在し、遠くのソファで疲弊したパパがスマホゲームをやりながらママを待っている光景である。


 


だがまずフロントがない。


 


僕がこの世界に適応を試みている間に、コンシェルジュは館内の説明を始める。


館内が広くて、頭に入らないが妻が聞いているから大丈夫だろう。


 


どうやらこのソファの裏側には数々のドリンク、サラダ、クロワッサンなどがありいつでも自由に食していいらしい。


だが、この重厚な静けさのフロントで、うまいうまい!といつもの声を出しながら食べるわけにもいかない。


そんな中、子供らはストローで最後の1滴を吸うためにジュルジュルジュルーと音を立てて飲んでいる、やめてくれ遺伝子。


 


コンシェルジュは、どうしたらこんなに優秀になれるのか、子供や大人、すべての扱いに手慣れている。


僕の緊張が彼に伝わっているはずだが、彼の言葉、表情、ひとつひとつの懐が深い。


その懐の深さが、僕を逆に追い詰めている。


 


早く、いつもの風呂に入りたい。


 


時間にして10分程度、僕らしかいない重厚なエリア。


土日で800室すべてが満室になったそうだが、日曜の夜、誰にも遭遇しないのは謎ではある。


 


コンシュルジュと共に2階へあがると、果てしない通路が目の前に広がる。


国会?


この景色は国会の通路で見た気がしないでもない。


 


20数歩あるくと、我々の部屋に着く。


扉を開けると‥


部屋も二重扉。


コンビニなどの飲食を扱う商業施設では、虫の侵入を防ぐために二重扉を設けている場所もある。


この部屋は一体誰から守っているのか。


 


部屋に入ると、リトル吉田から、まずこんな問いが投げかけられる。


 


靴は脱ぎますか?YES or NO


 


これははビジネスホテルでも普通にあるパターンだ。


だが、プライベートではちょっと少なかったので、戸惑う。


 


NO


 


正解。


この先、一体どれだけのクイズに遭遇するのか先が思いやられ始める。


 


すでに写真で確認した部屋だったが、現実のインパクトは半端ない。


広さとしては、2LDKになるのでしょうが、リビングは卓球台3台置いてもまだ余裕のある広さ。


セパレートなく接続された楕円のエリアには、庭の緑を堪能しながら寛げる椅子が設置されている。


 


隣には和室があり、上の子供ふたりはすでに和室でYouTubeを観ている。


末っ子はリビングの暖炉脇にあるテレビでこちらもYouTube。


 


僕は、風呂に入りたいと扉をあけると‥


ど真ん中にはテレビ付ジャグジー、その右手にはシャワールーム、左手には寛げる椅子、手前には洗面が並ぶ。


 


風呂も非現実的なつくりだが、唯一ここなら寛げそうな気がする。


ワインが好きな方であれば、外の緑をみながらジャグジーで楽しむこともできるでしょう。


 


寝室は、お姫様が寝そうなベッドが2つ並んでいる。


ここはそんなに興味がないので、和室に布団を敷くことにする。


自宅はベッドだが、布団は落ち着く。


 


翌朝、早々にチェックアウトを済ませようとするが、妻がひとつの疑問を投げてくる。


 


これ、もしかして荷物を運ぶの、人を呼ぶのでは?


 


土壇場でなぞなぞを出すな。


僕からもひとつクイズを投げ返したい。


本屋、ホテルのチェックアウト間際、この2つから連想されるものはなんでしょう?


 


トイレ。


 


結論として、もうすでに我々はアチラ側の住人ではないことがバレているので、いつも通りに行こうとフロントへ。


どこでなにを見ているのかわからないが、イケメンコンシェルジュに加えてザ・執事のような存在まで増えていた。


二人並んで、軍人のような姿勢で待っている。


 


昨夜とは異なるコンシェルジュだった事に救われたが、チェックアウトすらソファ掛けのマンツーマンスタイルだ。


間違ってもPayPay使えますか?とは聞かない。


確実にエラーの起きない楽天ゴールドカードで決済をする。


 


ここで、予想だにしない言葉コンシェルジュから投げかけられる。


ポイントはありますか?


ん?なんかポイントつくのか。


ポンタですか?と返しそうになったが、ここは色々所持しているポイントシステムに蓋をして、ないですと回答する。


我ながら勇気ある決断をした。


 


最後は、フロントバンパーが欠けている側をホテル入り口に停め、元気よくお世話になりました!と挨拶を交わす。


非常に良い経験をさせて頂きました。


 


みなさん、もし会員制のスイートルームをご利用なられる際は、欠けてない車、加えてビニール傘は持っていかず、しっかり対策をしてみてください。


 


今日は以上です。


それではまた明日!


 


【ご入会に関するご連絡】


現在、レギュラー会員の受付は通われるご予定の曜日・時間帯によって一部制限させて頂いております。


※デイ会員においては空きがございます。


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


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