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日記

2022.09.26

骨盤のフォースカップルとは

おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日のテーマは「フォースカップル」です。


耳慣れない言葉ですよね。フォースカップルとは関節を動かす際に2つ以上の筋肉が連動し関節を適切な運動へ促す事をいいます。ヒップアップで例を挙げてみますと、ヒップアップは骨盤の前傾(前に傾く)を意味しますので、骨盤を前傾させる為に働く筋肉は?の答えがフォースカップルになります。後ろ側は脊柱起立筋などの背中の筋肉、前側は腸腰筋や大腿直筋などの腰からモモにかけての筋肉です。後ろの背中、前の足腰といった具合に対になっていますよね。これがフォースカップルです。ですので、ヒップアップするには背中側と足腰前を鍛える事で骨盤の前傾に働く筋肉が鍛えられることになるわけです。


筋肉名などが列挙されると難しく感じる事もあるかと思いますが、ゴムチューブがくっつているイメージだけで十分です。腰前から膝までのチューブと、背中腰の上から背骨に沿ってついているゴムチューブをイメージし、それが引っ張られた時、骨盤はどっちに傾くのかをイメージするとわかりやすいかと思います。


因みに、骨盤の後傾(ヒップダウン)は、後ろ側ですとお尻から腿の裏側、前側ですと腹筋になります。ブログでも何度か紹介させて頂いておりますが、お尻を鍛えてばかりいると骨盤の動きでいえばヒップダウンになります。腹筋は股の下からミゾオチあたりまで付いていますので、鍛えまくると股の下が引っ張られヒップダウンに作用します。ですので、独学に頼ったトレーニングを行うというのは相応のリスクが生じてしまう事になります。


もし、ご自身でトレーニングを行う場合は月並みですが、バランスよく実施する事をお勧めします。お尻ばかりを鍛えていればヒップダウンしてきますので、腸腰筋など足を上に挙げる動作も同量鍛えた方がいいですね。有酸素運動つまりはジョギングなどの場合は無理のない程度に継続が出来れば、脂肪の減少や循環器系において有益な効果が認められますが、筋トレの場合は誤ったトレーニングを行うと見た目の問題だけではなく、傷害リスクも生じるのでより注意が必要ですね。


まずは基本的な、脚、胸、背中、腹といった大筋群と呼ばれる部位をバランスよく鍛えると良いです。背中って自重(自分の体重)で鍛えるのがちょっと難しいですよね。折を見て背中のトレーニングも今後、ご案内させて頂きます。有酸素運動などの場合は、ご自身で行った方がやらないよりも圧倒的に良いですが、筋トレの場合は誤った方法で行うと傷害だけではなく、イメージする真逆のスタイルにもなり兼ねませんので注意が必要です。


今日は以上で御座います。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


(instagram)


yuki.tamori.challenge


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