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2025.05.26

痩せたいけど走りたくない僕たちへ

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


さて、今日はヘルスケアと2−6−2の法則というテーマで考えてみたいと思います。


 


ところで、2−6−2の法則の事、みなさんご存知ですか??


どんな集団にも自然と「上・中・下」のバランスで分かれるという心理・組織論の法則です。


 


過去に総合フィットネスクラブで働いていた頃、2,000名の会員様の統計データ分析をしていましたが、やっぱりこういった層に分類されやすくなりますよね。


ただ、近年ではお得なキャンペーンで6ヶ月は辞めることができません!という縛り期間を設けているので、退会のタイミングという切り方での分析は難しいのかなと思いますね。


いずれにしましても、なにをどうしようが半年で半分以上は退会してしまうのが僕の最後の記憶(13年前)


半年で300〜400人入会して、その半分がいなくなるんですから…


1年後に残るのは4%未満というデータもあるようです。


 


でも皆さんにも自分一人で行うトレーニングを離脱してしまった経験はありませんか?


僕は2年前にですね、自宅近くのエニタイムフィットネスに入会したんですよ。


しかし、残念ながら4ヶ月で2回しか行かず、辞めましたw


 


不思議ですよね〜


人って、「無理かな〜」ってわかりながらも、なぜか行動しちゃうんですよねえ…


しかも僕に限ってはプロですよ、恥ずかしw


 


今思い返すと、やっぱ1人では無理でしょってなりますよ。


スタッフが毎回のように話しかけてくれたり、美女が僕のことをチラチラ見てたりすれば行く気にもなるかもしれませんが、あの無機質な空間を楽しめる器量は僕には持ち合わせていませんでした‥。


あのときの僕は、紛れもなく下位2割の人間です。


 


ですから、パーソナルトレーニングに通われている方々、皆さんはヘルスケアという業界で括れば間違いなく、上位2割ですよ。


名付けるなら、健康を守る戦士、ウェルネスウォーリアーw


思いつきで名付けましたが、女性の方でこの称号を得られたら嫌がりそうですね。


 


兎に角、上位2割です。


 


では、パーソナルジムに通われている方を2−6−2で分けるとしたら、どんな風にわけられますかね。


ジム以外でもトレーニングされている方は間違いなく上位でしょう、その反対が下位とするなら、ジム以外はやっていないが下位なのでしょう。


そうすると中位がボヤけますね…


難しいなあ‥


 


そういえばここ2ヶ月の間に、異なるふたりの会員様に不思議なことを言われたんです。


不思議の理由は、同じ言葉を用いられた事、そしてこの同タイミングという2点です。


 


これまで、ブルーオーシャンに全部頼りっぱなしだったなって反省したんです。


 


この後に続く言葉を忘れてしまいましたが、自律心についての内省だったかと思います。


その瞬間はトレーニング中でしたので、そのお言葉を胸に留めながらも表面上は聞き流すような姿勢を選んだと記憶しています。


 


正直、頼ってくださるのは有り難い事で、そんな風には考えたことがありませんでした。


同じタイミングで同じ事を仰ったという事は‥メディアで著名人がなにかを発言されたのかな??


 


お二とも、5年以上継続されいている会員様なんです。


あくまでもヘルスケアという意味での自律ですが、何年続けようともずっと伸びしろがあるのだなあと僕が気付かされました。


 


すでに頑張っている方々、つまりはパーソナルジムに通われいてる方々のの上位とは、自分との向き合い方だったりするのかもしれません。


どうでしょ?皆さんが思われる上位とか下位ってどんな状態だと思いますか??


私は下位だ‥とは思わず、すでにウェルネスウォーリアーの一員であることを忘れずに、前向きに受け取って頂けると幸いです。


 


僕?


僕は、今は上位だと思います。


自分で言うなと言われても、自分で言うしかないでしょう!


 


だって、ボクシングジムで膝を付くほどに練習していますよ?


限界までが上位ということではないと思いますが、限界までやると余計なことをごちゃごちゃ考えず、その瞬間だけを考えることができます。


毎回、自分と向き合っている感じはありますね。


 


僕にトレーナーがいるわけじゃないから、自分でメニューを組んで、自分で追い込んでいるわけです。


追求したい技術は未だにあるし、1分すら持たない体力の自分にムカつくし、それでもサンドバッグは4R打つと決めているし‥。


グッタリしながら帰りのチャリでこう思うんですよ。


 


もっとうまくなりたい、ちくしょーって。


 


なんか、昭和のポップスで好き・嫌いみたいな対義語を連呼するような歌ありませんでした?


トレーニングってアレに近いですよね。


欲と逃避。


だから、わかるんですよ。


アタシ痩せたい、下っ腹減らしたい、でも、走りたくないって。


 


自律支援者の立場でも、いや、そりゃ無理っしょって受容せずにぶった斬らせて頂くこともありますけど、共感はします。


えっと…


なんの話でしたっけ?


 


今日のつぶやき


 


先程のテーマにもあった2−6−2の法則ですが、新規事業でもこれに悩まされていたいんです。


僕はリアルが好きなのでどうしても泥臭く、渋い話がしばしばテーマ化されますが、今日のつぶやきはより一層渋い話になりますので、美しい話が好きな方はここで離脱してください。


 


僕には大きな原体験がいくつもあります。


それは、スポーツ経験者とのキャリア問題がほとんどです。


原体験というのは、言ってみればペイン(課題)です。


 


僕のキャリアは大きく4層に分かれており、10代はプロスポーツ、20代はフィットネス、30代はヘルステック、40代は起業家に分けられます。


これらはセパレートされているわけではなく、スポーツ現場、指導者現場、ヘルスデジタル現場、その集合体が今になっているような状態でそれは一気通貫ともいえます。


現在といえど、完成とは程遠く、これまで量的行動力で稼いできた知見がひとつの存在となり、やっと自律して自分の質を高められるフェーズになってきたのかなという状態なのかなと思いますね。


 


これらそれぞれのフェーズには、人との出会いも大きく異なりました。


スポーツ現場、僕にとってそれはプロボクサーとしての現場になりますが、これはもうキャリアどうこうではなく宝です。


当時、18歳でプロになった僕はプロの中では最年少で先輩らにはそれはそれは可愛がられたのもですw


 


ボクシングと聞くと、野蛮なイメージは未だにあると思いますが、うちのジムはそんな感じの人はほぼいなかったです。


所謂、昔は元ヤンみたいなプロは1人くらいでしたかねえ‥


先生は上半身裸に金のネックレスを装備していましたから、昔はアレだったんでしょうけどw


 


そんな我々プロ集団は、皆、一定の精神力は持っています。


ですから、どのような仕事に就こうとも皆、強く生きるチカラみたいなものは持っているんじゃないのかな?とは自負しています。


 


ただ,こういった経験をですね、ビジネスの世界に置き換えようとした時、一体誰と比較して精神力が強いのかな?と考える必要があるわけですよ。


答えられる方、いますか??


 


僕はさすがにもう答えられますよ。


プロ(レベル)じゃないスポーツ経験者(顕著な進学系以外)です。


 


これを言語化出来たのは最近。


アスリートの新規事業の取り組みは創業時から始めてきましたが、未だに未解明なものが多いものの、これを言語化出来たのはちょっと進歩です。


 


この精神力ってなに?という部分がポイントなのですが、それは行動力に着地すると思います。


では、スポーツ経験者はそれが出来ないのか?という極端な問いがあるなら、僕もそれに倣い極端な解を示しましょう。


 


出来ません。


 


過去にも紹介しましたが、ある人はサッカーコーチの3大退職理由は、横領、不倫、低賃金だと明言しています。


これは、サッカーだけに限らず、フィットネスなどのスポーツ関連業界は近しいと考えられると思います。


それって一部の話でしょ?と他業界の方は思うかも知れませんが、一部って1割〜2割の事ですよね??


いやいやいや〜笑


 


因みに僕も、とてつもない大きな金額の被害にもあっていますし、契約不履行は当たり前、虚偽、虚言、否定はするけど代替案は出さない‥など、企業人からすれば到底考えられないようないくつもの事態や被害に多く直面しています。


特に、ニュースでも取り上げられている氷河期世代はそういったものが色濃く残っているのは間違い有りません。


ですから、僕はずっとこのレイヤーをなんとかしなければならないと拘り続けていたんです。


 


でも、国内最高峰の外資コンサル3社はこう言うのです。


 


吉田さん、そこは見てはいけません。


そこはビジネスにはならないし、吉田さんが救うのはそこではないはずです。


しかも、その層になにかして、感謝されますか?価値がわからないと思いますよ。


 


そんなこと言われなくても知っているんですよ。


ただ、心技体が一致しなかったんです。


 


最近、国会でも氷河期世代の年金問題が取り上げられていますよね。


僕らの世代は本当にひどいもので‥


 


そこそこいい大学に出ている40代の友人はですね、社員になるには契約で5年働かなければならないなんて仕打ちが昔は普通だったんですよ。


我々はそれが普通って考えてしまっていたんですけど、今思い返すと非常に悔しい気持ちになります。


 


そんな気持ちを汲み取ってくれている日本政府には感謝しますが、現実の理解度としては十分ではありません。


リスキリングの補助金制度がその典型ですが…問題がある層は、そんなもの(リスキリング)をやらんのです。


 


僕が挑戦している国家資格の養成講座同期の一部を紹介しますと、一級建築士、助産師、現役アナウンサー、元テック会社部長などがいます。


そこにですよ?


横領しましたーとか、契約内容ブッちぎってますーとかいう層がくるわけがないんです。


厳しい言い方ですが、そもそも学びの価値をわかるはずもないのです。


 


そんな事実を知りながらも、僕は拘り続けていましたんですね、その層に‥。


結果、心技体が一致するまで2年かかりましたが、この層は今じゃないと腹落ちすることができたのです。


結果、未来の可能性ある学生達のキャリア支援、そこから第一歩を始めていきます。


 


唐突ですけど、ポケモンもぬいぐるみから始めたわけじゃあないですよね。


始まりはゲーム。


スタートがぬいぐるみからだとしたら、売れたのでしょうか??


 


今日はここまで!


また明日〜


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


 


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