総合フィットネスクラブの幽霊会員

おはようございます！パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「混雑」です。朝から晩までノンストップでセッションして参ります！

さあ、今日は総合フィットネスクラブの幽霊会員をご紹介したいと思います！

私たちは総合フィットネスクラブ出身のトレーナーです。規模にもよりますがフィットネスクラブには2,000名～4,000名程度の会員様がおられます。ですので、日本全国に支店を持つクラブですと数万人のデータがそこにある事になります。そのデータから様々な解析と打ち手を講じていく事になるのですが、一番分析を行うのは「低利用と未利用」の関係です。

こちらは何を示しているのかといいますと所謂、「幽霊会員とその予備軍」です。コロナ禍前のお話になりますが幽霊会員は業界的に約2割～3割いるとされていました。2,000名の会員がいるクラブだと約500名は月会費を払いながら利用がない会員さんになるわけです。その理由としては自分ひとりでは頑張る事が出来ないマインドは勿論の事、そのクラブの雰囲気に馴染めないという理由が存在します。クラブ側は右も左もわからない新規の方が迷う事の無いように接客していくという志は持っていると思うのですが、それでもコントロールが利かない場合はあります。例えば昔から利用されている方が集団で楽しく話されているような現場にひとりで直面すると、なんだかアウェイ感を感じてしまいますよね。所謂そういう事なのかな思っています。

未利用者は放置しておきますといずれ退会する事に繋がっていきますので、クラブ側は全力で未利用を防ごうとするのですが、様々な施策を講じても顕著な変化を出す事は相当に厳しいのです。因みにですがブルーオーシャンのトレーナーも過去にフィットネスクラブを利用し、未利用者になってしまった経験を持つ者もいます。ジムのトレーナーだから自分一人でムキムキに頑張れるという印象を持たれている方は多いと思いますが、一人で頑張れないトレーナーも事実としているのです。さも当然のように振舞っていますが笑

そのトレーナーが未利用になった原因は、やはり「ジムに馴染めない」だったそうです。自分の周囲にイケイケドンドンな方々が集まってくる事により圧迫感を感じてしまったようです。結果４ヶ月の間たった2回しか利用せずに退会したとの事です。

幽霊会員は約３割ですが、低利用者（月に１～２回）を含めるとその数は半数以上の割合を占める場合もあります。週２～３回来られている人は全体の２～３割ですので、その層は区分すると「２－６－２」に分ける事が出来ます。フィットネスクラブだけではありませんが、この２－６－２の割合は一定の集団においては自然発生する区分ともいわれています。

「劣るー普通ー優秀」皆さんは、どの層に区分されそうでしょうか^^

劣るという表現を用いる事に勇気を必要としましたが、他に該当する言語が無い為に失礼致します。先ほど述べました通り、ブルーオーシャンのトレーナーも過去に通ったフィットネスクラブでは「劣る」という層に分類されてしまった事になります。

総合フィットネスクラブに通うには、そこそこの覚悟が必要です。次こそは通える！と考えている方の多くは幽霊会員になってしまいます。１回目に失敗した方が２回目に成功することは滅多にありません。総合フィットネスクラブが無理だった場合は、パーソナルトレーニングジムまたはテニスやゴルフなどのスポーツを検討すると良いかもしれませんね^^

以上、フィットネスクラブのリアルでした！