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2023.02.13
フィットネスクラブの初期研修
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は雨、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日は天気が悪いですが、そこまで寒くはないですね。私、極度の寒がりでチャリンコから帰宅すると寒かった〜と嫁に伝えることがあります。そんなある時、妻の一言により対人においての真理を知ることになったのです。
寒いって体のどこが?
寒いのがどこなのか?考えたことがありませんでした。冷静に考えてみると僕の胴体はオーバースペックともいえるダウンに覆われており、下半身はユニクロのタイツの上にジーンズ。靴下は踝よりやや上のものを着用し手には手袋。完全防寒といえるのです。寒いところを探してみると顔の一部だったりするのです。体の一部が寒いはずなのに、さも体全体に寒さを感じさせているように僕自身がマインドセットしているのではないかと考えさせられました。
皆さんにも好きな芸能人やアーティストはおられる事と思います。一部の秀でた才能に魅入られると思うのですが、その一部によりその人物全体そのものが超イイ人的に考えてしまうことはないでしょうか。一部のイイところに惚れ込んでいる事実がありながら、その有名人が不貞行為などをすると裏切られてしまった気持ちになる方もいるかもしれません。わかります。でも、自分が惚れたのはその人のごくわずかな一部であると考えると、敬う気持ちは増えも減りもしないのでは‥という真理w
さて、今日のテーマは「フィットネスクラブの初期研修」です。
懐かしい初期研修の話です。ある程度のアダルトになってくると物事の背景や本質を理解しようと学ぶ為、ちゃんと身についてくる気がします。一方で若い時は暗記で覚えようとする傾向にありますよね。僕だけでしょうかw そんな若い時の暗記で覚えた内容がこれから紹介する内容です。
まず1つ目は、カルボーネン法!です。カルボーンってお菓子あったの覚えていますか?あれはカルシウムという大義を掲げた単なるお菓子だった気がします。カルボーンだったらいいでしょ?という謎のオネダリが通用しそうなお菓子でしたよね。えっとカルボーネン法のお話でしたね、カルボーネン法は運動強度の事です。みなさん、運動の強度ってどのように定義されているかご存知でしょうか?
ウェイトトレーニングの場合は◯◯kg✕◯◯回と設定できますので、強度が可視化されています。専門的にはRMという設定を組みますが、そちらは置いておきまして、今日はカルボーネン法を説明していきます。
運動強度を心拍数で算出する方法で、主に有酸素運動でこの手法を用います。
((220ー年齢)ー安静時心拍数)✕運動強度+安静時心拍数 です。
もうさっぱりわからんですよね。まず(220ー年齢)ですが、これは1分間で発揮できる最大の心拍数の想定値です。僕が上野樹里さんと対面した時には220ー44歳(僕の年齢)=176拍まで心拍数が上がるんじゃないかという最大心拍数です。単純に走ったとき心臓ドクドクいいますよね、なので活動が高まるにつれて心拍数は上昇するとされているので、最大心拍数の◯◯%なのか?によっておおよその運動強度が決まるのではなかろうかという計算式がカルボーネン法になります
僕が元トレーナーの飯嶌(女性)と対面したとしましょう。その時は無なので、安静時心拍数である72拍くらいなのかなと思います。安静時心拍数を手っ取り早く算出するには安静の状態で手首の拍動を10秒間数えてください。それの6倍がおおよその安静時心拍数になります。大体60〜100拍くらいと言われていますね。安静時とは本当は寝ている状態をさしますが、細かいことはなしです。
安静時の僕が上野樹里さんと対面することで72拍が176拍まで上昇するのですから、ちょっと危険ですよね。実際に最大心拍数まで上げた人に出会ったことがないので本当に上がるのかはわかりません。心臓のポンプ機能が追いつかない気がするので多分無理っぽい気がしますw そもそも最大にまでする意味がありませんので、これからその仕組たるやを説明していきます。
では、先程の公式に当てはめていきますと…((220ー44歳)ー72拍)✕運動強度+72拍になりますね。では前半を計算しますと、104拍✕運動強度+72拍になりますね。この運動強度は自分で設定するものです。最大の50%くらいでやりたい方は、104拍✕50%+72拍の計算になりますので、124拍になります。この心拍数は、病院の待合で吉田さんと言われ立ち上がったはいいものの、下の名前が違った時のどんなごまかしも通用しない時の心拍数くらいと考えていいかもしれません。これが50%の運動強度に相当します。
なぜにこのような式が存在するかといいますと、運動強度によってその効果が異なるからです。50%〜60%あるいは70%くらいまでは脂肪燃焼に適した運動強度であるといわれています。それ以上は心肺機能を鍛えたいランナーでしたり競技者の多くが用いるゾーンになります。
本来はこういった細かい計算式があるので、アップルウォッチなどのウェアラブルを利用されている方は少し参考にして良いかもしれません。※ゼロピーク法や予備心拍数などの専門的用語は敢えて使用しておりません。
でもそんな計算めんどくてやってらんね!という方にはとっておきの方法があります。夜も更けたのでその話は次回にでもと思います。テーマがフィットネスクラブの初期研修というのは重々承知しておりますので3〜4回で完結させる予定で御座います。
今日は以上で御座います。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー