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2025.03.12

オーバーユースのリスクと成長に必要な本当のこと

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


734回目の投稿です。


 


かつてのブルーオーシャンと野球少年たち


最近ご入会された方はご存じないかもしれませんが、コロナ前は多くの野球少年たちで賑わっていました


今日はそんな昔話を交えながらお話していきたいと思います。


 


コロナ前はそうですね、最大で6人(小中学生合わせて)ほどが通っていた時期もあったんです。


その中でも、一番最初に通ってくれた選手が、千葉では有名な野球選手でした。


彼はその後、甲子園優勝経験のある名門高校へ推薦入学し、見事レギュラーに定着。


 


彼は元々能力が高かったのですが、ブルーオーシャンに通ったことで「守備力が上がった」と実感していたそうなんです。


この噂が広まり、次に通い始めた選手もまた、千葉で名の知れた選手でした。


当然ながら甲子園優勝経験のある名門校へ進学し、レギュラーとして大活躍しました。


こうした流れから、いつの間にか‥


「ブルーオーシャンに通うと守備が上手くなる」という都市伝説が生まれ、結果的にワサワサと多くの小・中学生が集まってくるようになったんです。


 


週1回のトレーニングで守備力は向上するのか?


何事も前向きに受け取ることは良いことですし、選手たちの成長にもプラスになるのは間違いありません。


しかし、現実的に「週1回のブルーオーシャントレーニングで守備が飛躍的に向上するのか?」と問われると、簡単には結論づけられません


ただ、トレーナーとしてはもちろん、プロアスリートの視点から見た”気づき”を提供することで、選手自身が内省し、成長のきっかけになった可能性はあるとは考えています。


 


今も未来のスター候補生が…?


実は今も、小学生の野球少年が通ってくれています


保護者の方がジムにいるわけではないですが、夜遅くまで送迎をしてくださるパパやママの姿を見ると、なんだか胸が熱くなります


そういう姿勢を目の当たりにすると、僕たちもより一層気を引き締めなきゃ!という気持ちになりますね。


 


オーバーユースと日本の野球環境


僕が知る限り、野球の世界はまだまだ「昭和のトレーニング文化」が根強く残っている気がします。


だって、朝8時に集合して、帰りが夜8時って…


実際、生の声としては、股関節の痛みを訴える選手も少なくない強豪チームもあるようです


 


プロを目指したり、強くなろうとするならば、ある程度の無理は必要。


でのどうでしょう、何人もの選手が痛みを訴える環境や、単純に練習時間が長すぎる環境が、本当に良い育成につながるのか?


個人的には、そういう育成方法はある種の”博打“になってしまっている気がします。


 


その、集中力が落ちている余計な2時間の練習、本当に必要なんですか??と問いたい。


 


オーバーユースのリスクは身体だけじゃない


我々の業界では、こうした過度な練習を「オーバーユース(過剰使用)」と呼びます


オーバーユースによるリスクは、関節や筋肉の損傷だけではありません。


過度な負荷が続くと、選手はメンタル的にも追い詰められ、最悪の場合「うつ」になることもあるんです


もちろん、僕は医師ではないので診断はできませんが、体感としてそういったケースがあることを強く感じています


だからこそ、僕たちは選手の身体だけでなく、メンタルにもアンテナを張っていくことが大事だと思っています。


結果的に、「ブルーオーシャンで守備が上手くなった」と感じる選手がいるなら、そうした包括的なアプローチが、選手の持つ能力を引き出す一助になったのかもしれませんね


 


やはり、我々のポジショニングは、薬でいう総合かぜ薬でいたいな。


より専門的な分野が必要な場合は、メディカルや栄養の専門家にリファーしていく、そんな環境を目指したいな。


 


っというわけで、かつては小中学生で賑わっていた時代がありましたというブルーオーシャンの昔話でした。


創業して丸8年。思い返すと、色々ありましたね〜。


 


 


今日のつぶやき


昨日、友人から「相談がある」と電話がかかってきました。


内容は、「とあるスポーツ施設を500万円で買わないか?」という打診について。


悩んでいるようだったので、一応「損益はどうなっているの?」と尋ね、*PL(損益計算書)を出してもらいました。


 


結果は…赤字。


 


赤字でも黒字でも関係なく、僕の中ではすでに答えは決まっていました。


僕ならやらない」と。


ただ、僕の職業柄はっきりと「やめたほうがいい」と言うのも少し言いづらくて…。


 


「富を持つ人」の周りには…


この友人は、自分の力というより、他人の力で一定の富を築いたタイプなんですよね。


だからなのか、彼の周りにはその富に群がる人たちが少なくありません。


実際、彼は過去に何度も大きなお金を騙されたり、安易に投資して失敗したりを繰り返しています。


4年前にも、「大きな売り物を友人・知人が売りつけてくる時点で、ほぼ騙すつもりだから気をつけた方がいい」と忠告したことがあります。


それでも、また同じようなことを繰り返してしまう。


彼にとって、そういう「失敗できる財力がある」ことは幸せなことかもしれません。


でも、僕の立場からすると、彼が損をして、相手だけが得をするのはメチャクチャ気に入らないんですよね。


 


お金も栄養も、急激な摂取はリスクあり


「お金持ってても、憧れねーわ、おまえに!あはは!」…なんて、酔った勢いで彼に言ってしまったこともあります(笑)。


お金はもちろん欲しいですけど、やっぱり段階的に稼がないと、悪いことばかりが起きる気がするんですよね。


そういう意味では、栄養摂取と似ています


急激に、過剰に摂りすぎて良い栄養なんてないでしょうから…。


段階的な変化こそが、ウェルビーイング(幸福)へのヒントなのかもしれませんね。


 


さて、段階的に僕の三段腹を減らしますかw


今日は以上です。それではまた明日〜


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


 


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