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2025.05.08

大阪万博体験記

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


758回目の投稿。


 


さて今日はですね、吉田による「万博体験記」をお送りしたいと思います。


「ジムと関係ないんじゃ?」と思われるかもしれませんが、実はそんなこともなさそうな気がしています。


というのも約10年、僕はヘルステック分野の開発に携わってきた経験がありまして、その視点を踏まえた体験記をお届けします。


そんなことで、一般の来場者よりもちょっぴり詳しくご紹介できるかと思いますので、今後万博に行かれる方も、そうでない方もぜひご参考にしていただければ嬉しいです。


 


あっ!ただ、一日目はただの遊びで和歌山県に立ち寄りましたので、そちらも併せてご紹介します。


 


1日目 5月3日夕刻


 


渋滞を覚悟しながら車で出発。


1日目の目的地は和歌山県のポルトヨーロッパ。


当初はアドベンチャーワールドに行く予定でしたが、パンダパニックで急に混雑し始めたと報道されていたので急遽変更。


この変更のおかげでポルトヨーロッパの存在を知ったので逆に良かったです。


 


大阪まで6.5時間、ポルトヨーロッパまで8.5時間。


 


この旅行で改めて感じましたが、大阪までの運転、僕は全然余裕ですね。


ただ、心配なのは渋滞だったのですが…


 


なんと渋滞ゼロ!!


 


びっくりですよ。


スイスイ〜のスイスイ〜です。


 


富士山も綺麗に見えて、駿河湾SAで長めの休憩。


僕ね、サービスエリアを練り歩くのも好きなんですよー


近頃のSAは、まるで旅の中継地から目的地に昇格したかのような風格を感じますね。


空間も景観も心を満たしてくれてサイコーです。


 


気になったのはやはり物価高。


SA内にある飲食店はとにかく高い。


妻が肉・海鮮が好きなので、海鮮丼の看板をみては小走りで値段を確認していましたが…


丼で5,000円との事で、目を丸くして帰ってきました。


それ以外はとても快適に過ごせそうなSAで、リフレッシュし再出発。


 


最近のSAはビジネスホテルのような施設を併設しているところもあるので、和歌山近くで宿泊できそうなSAを妻が調査。


ですが、どうやら和歌山県にはそのような場所はないようで…


結果、奈良県のとある温浴施設では、車中泊している方が沢山いるとの情報を発見し、せめて風呂施設だけでもあればという気持ちで目的地設定。


肝心な施設名を覚えていませんが、到着は23時頃だったかなー


駐車場は9割程度埋まっていましたので、車中泊施設としては有名なのかもしれません。


 


車って不思議ですよね、誰かの助手席のときは眠くなるのですが、駐車している車内での寝心地は良いものとはいえません。


そんな謎を持ちながら3時間くらいは眠れたのかな。


温浴施設は朝の7時から営業なので、そそくさと浴び、いざポルトヨーロッパへ。


 


ポルトヨーロッパはこの温浴施設から2時間。


開園が10時なのでちょうどいい感じなんですよ。


 


途中、紀の川というサービスエリアに立ち寄ると、ここの景観がまた素晴らしい。


和歌山県の紀伊半島って千葉の房総半島と似たような形をしていますが、なんでしょうね、絵の具で塗りつぶしたような青さの空、肺の奥までいきわたるような空気感、全然違います。


初めて来た沖縄諸島!みたいなテンションになりました。


 


店内は‥勿論梅干し推し陳列。


試食で昆布で包まれた梅干しを頂いたのですが、これがまた美味しい!!


ただ、まだ旅行は序盤ですので、ここでお土産を買ってはならないと辛抱しスルー。


 


そこから、おそらくパンダパニックの影響でしょうか、渋滞とまではいかないですが、車の流れが多かったような気がします。


というのも、ポルトヨーロッパは大阪からみて紀伊半島を南下、アドベンチャーワールドはそこから更に南下し、その先には白浜というイイ感じのビーチがあります。


パンダパニックさえなければ、もう少し空いていたのかもしれませんね。


 


そんなこんなでポルトヨーロッパへ到着。


想像以上にイイ感じの雰囲気。


 



 


基本テーマパークなのですが、湾には市場やBBQが併設されており、人でごった返していました。


3世代で楽しめるようなコンセプトなんだと思います。


パンダの熱りが冷めてから、和歌山旅行もアリだなと思いました。


いやー本当に良かった。


 


この日はもうヘトヘトで…


夕飯もなにを食べたか覚えてないくらいでバタンキューでした。


 


そして、翌日の万博へ。


 


さて、ここからは万博の攻略を踏まえてご案内しますので、ブログの毛色を変えていきましょうか。


先に全体像から説明→戦略→注意点みたいな流れで展開したいと思います。


 


パビリオン予約の全体像


 


まずは、SNSの影響力の大きさを痛感しました。


オープン前は「メタンガス問題」「設計のずさんさ」など否定的な話題が多く、専門家ではない方々の不安や憶測がSNS上で飛び交っていました。


コロナ禍の時と同様、専門的な知識のない人々が「これは危ない」「やめた方がいい」といった意見を声高に発信する状況に、三現主義(現地・現物・現実)の大切さを改めて感じました。


私はというと、知人が万博関係者だったこともあり、記者会見や公式メディア発信を逐一チェック。


オープンを心待ちにしており、予約も真っ先に済ませました。


 


パビリオン予約には以下の4段階があります。


① 2ヶ月前抽選(第1チャンス)


抽選申請期間:入場日の3ヶ月前〜2ヶ月前の前日まで


最大5枠の申請が可能


吉田家は7人家族!全員で同じ時間に入る必要があるため、「ヘルスケアパビリオン」に全振り。


時間を20〜30分ずらして5枠申請した結果、見事当選!当時はまだ人気が集中していなかったため、比較的狙いやすかったのかもしれません。


 


② 7日前抽選(第2チャンス)


対象:ナイトショーなど


ここで痛恨のミス。


5枠申請できるところを、ナイトショーの2枠だけ申請し、落選。


一方、友人は5枠すべて申請したものの、全て落選したらしい…。


やはり結構渋い感じなんですね。


 


③ 空き枠先着予約(第3チャンス)


対象:入場日の3日前から開始


この時点で空いているパビリオンは先着で予約できるというシステム。


ただし、大家族には不利。


7人分同時に取れることは難しく、結果‥予約ゼロ。


2〜3人であれば、チャンスありです!


 


④ 当日予約(第4チャンス)


入場10分後から予約可能(実際は5分前に可能な場合も)


これは完全に早押し合戦。
私は入場時間が11時だったため、主要パビリオンはすでに満席。無理ゲーでした。


 


予約の戦略


 


1.平日に予約


そんくらい知っとるわい!というツッコミがありそうですが、念の為‥


どんなにスイスイ回れても、パビリオン4つ程度が限界なんじゃないかな〜とは思いますね。


満喫するには平日をオススメします。


 


2.抽選予約は夕方に


是が非でも体験したいパビリオンは5枠すべてを申請したうえで、夕方狙いがおすすめです。


関係者に聞いたところ、夕方の予約はもっとも空いているようです。


 


3.ナイトショーは入れなくてもいい


個人的に最大の見所は、ナイトショーです。


ただ、予約をせずとも立ち見で見れますので、パビリオン予約を優先したほうが良いのかなと思います。


 


4.当日予約は入場10分前ではなかった


当日予約は10分よりも前に可能でしたので、5分前からスタンバっておいたほうがいいです。


争奪戦なので、なんでもいいので空いていれば予約するくらいがいいかもしれません。


 


ヘルスケアパビリオン


 


ネタバレにならないよう、スレスレなところで魅力を伝えたいと思います。


まず、前日にヘルステック開発メンバーと会食してたんですよ。


勿論、話題は万博ヘルスケア。


 


正直、未来のヘルスケアとして我々に驚きはなにひとつありませんでしたし、会食の話題もそんな感じでした。


※あ、事前情報は頂いていましたので…


 


だって、我々はもう15年くらい前から万博に出展されるような未来を余裕で想定していましたし、なんならもうそれが今の現代にないことがちょっとショックでもあります。


技術はあるけど…まあ…色々あるよね〜っ的なものがあるんでしょうけど、もっとすごい未来を想像したかったのが正直な感想。


ただ、我々はそうだけど、他の方って一体どう思うんだろうね??


そっちの方に興味があったような状態です。


 


結果として、僕の家族は感動していましたし、大満足でしたよ。


決して知人がいるからのポジショントークではなく、家族の感想を聞きたかったのは僕も一緒ですから。


 


ちょいとひとつ写真を紹介。


 



 


ヘルスケアパビリオンの流れとしては、まず個人情報の入力です。


事前に大阪ヘルスケアパビリオンのアプリをダウンロードしておくとスムーズに進めると思います。


入力後、ポッド(ブース)に入り、全身のセンシングを行います。


所謂、体組成測定みたいなものをざっくり全身行います。


 


これで、現在の状態が可視化され、25年後の自分が先程のモニターに映し出されるわけです。


 



 


どう?25年後の僕です。


あまり細かい計測内容までお伝えすると当日つまらないと思いますので、詳細はここまで。


 


妻、母、妹は驚いていましたよ。


子供らは、興味を持ちながらも大人になった自分をみるのは嫌そうでしたねw


 


最後の締めもこれまた素晴らし仕上がりになっていて、ハッピーエンド的な締めくくりは流石です!と感銘を受けました。


 


そこからさらに先へ進むと‥


様々な企業ブースが最先端の技術を体感できるようになっています。


中には近未来を旅できるような映像もありますから、スマートシティと聞いてピンと来ない方は驚愕すると思うので是非オススメです。


 


さらにさらに先へ進むと‥


飲食店が並ぶエリアへ…


 


ここでも知人の技術力が存分に発揮されており、ロボットシェイカーにシェイクを作って頂きました。


 



 


多分、10年後には色んなタイプのロボットさんがいるんでしょうね。


いち早くそれを体験できたのは誉れでありますw


シェイクは4種類で1杯1,100円程度。


役員さんにシェイクをご馳走になってしまいました…


いつもご馳走様です!


 


ヘルスケアパビリオン、最高峰の人気がある理由がわかりますね。


 


そうですね、ヘルスケアパビリオンとしての感想を述べるとするならば‥


センシングの精度はさておき、実際に短時間でセンシングを行い、簡易的でも個別にソリューション提供をしている事自体が今はすごい事なんだと思います。


万博で膨大な個人データも収集出来ているはずですから、そこから更により良いヘルステックが生まれてくるのだろうなと僕は考えています。


こんな感じの未来はそう遠くないです〜と15年くらい前から言われていたような気がしているものの‥実際に今、我々の生活は革新的技術に満たされているわけではありませんから、今できることを存分にやっていく事の大切さを改めて内省できたような気がします。


 


是非、ヘルスケアパビリオンでリボーン体験をして頂いて、未来を感じてもらえたらなと思います。


 


ナイトショー


 


これはね、絶対に観覧したほうがいいですよ。


事前情報で「吉田さん、ナイトショーは圧巻ですから最後までいてください」と聞いていましたので、全身の疲労感と足の裏が痛すぎてやばかったですが、最後まで乗り切りました。


もう、子供たちは帰りたいと言い、母と妹は寒さと疲れでどっちでもいいかな?と微妙な空気になった為、僕以外はできるだけベンチで休ませ、召使い能力を存分に発揮してナイトショーをお膳立てしました。


※僕の前世は姫様に仕える騎士…ではなく、召使いですと怪しい占い師にいわれたこと有り


 


ナイトショーは2回あります。


1回目は19時半、2回目は20時半‥だったかな。


加えて、20時57分にはドローン・花火等という現場スタッフにもどちらが開催されるか伝達されていない大トリショーがあります。


これを知らずに2回目のショーが終わって帰ってしまう人が結構いましたね。


 


ですから、1回目が終わりそうな時間に良い場所を確保しておいて、そのままドローンまで鑑賞するのがベストだと思います。


※ドローンショーが確実に行われるかは不明です。


 


あ、場所はね、ここ(赤マーク)を確保すれば完璧です。



 


ただ、座れないですよ。


待っている時もしゃがむだけでスタッフさんに叱られますのでご注意くださいw


この時間は体力的に本当にきついですが、僕は絶対に鑑賞するべきものだと思います。


夜になり、リングからパビリオンを眺めるとこんなのものを時限的に作った日本は本当にすごい!と感銘を受けるはずです。


 


他のパビリオンや施設


 


予約はヘルスケアパビリオンのみだったのですが、当日サクッと入れるパビリオンがあったので入りました。


それが、飯田グループホールディングスと大阪公立大学パビリオン。


 


こちらもスマートシティ構想でしたね。


ヘルスケアパビリオンでは、車は空か地下のみを走行する想定していましたが、こちらのパビリオンでは普通に道路を走っていましたね。


コンテンツがどうのこうのよりも、パビリオンの建造物そのものにチカラを注いでたような印象を受けました。


そこまでの魅力は感じませんでしたが、子供たちはスマートシティ模型にかくされたみゃくみゃくを探すことで楽しめていたようです。


 


他はちょっとわかりませんが、海外パビリオンは予約なしでも並べば入れるところは複数ありますが、アメリカパビリオンは2時間半待ちでしたので、予約したパビリオンが遅い時間なら、スタートダッシュでアメリカに突っ込む価値はありそうに思えます。


 


お子さんがいる方はトイレや水分摂取の心配をされている方のいるかと思いますが、そこまで心配しなくて大丈夫かと思います。


トイレは、モンスターハンター横が空いていて、とても良いですよ。


水分は水筒に氷を沢山つっこんで、自販機はそこら中にありますし、給水機もあるようでしたのでまったく問題はないと思います。


 


夜になると海風で多少冷えるので、大人は温かいコーヒーが飲みたいところですが、自販機にホットはありません。


吉田家も仕方なく購入しましたが、コーヒー1杯800円程度しますw


 


食事は、想定通りどこも高額です。


焼きそばで3,000円、ハンバーガーで2,000円といった具合です。


海産物を食べている人が皆、王様に見えたのは僕だけではないと思いますw


丼で5,000〜6,000円ですからねえ‥


 


僕はセブンを目視で確認できませんでしたが、家族が確認したところ混雑しまくって入れないレベルとの事。


やはり皆さん、高額の食事から回避するためにセブンに駆け込まれているようです。


リュックに余裕があれば、食料を仕込んでもいいかもしれませんね。


 


あっ!!


大事なことをお伝えします。


 


僕ね、くら寿司に行きたかったんですよ。


くら寿司のアプリから大阪万博内の店舗の予約をとれるのですが、たしか僕が見たときは当日じゃなきゃ予約できません!ってなっていたんです。


だから当日の朝に確認したんですけど、いつの間にか2週間前から予約できます〜って変更されていまして…


 


皆さんは是非、早期に予約してみてはいかがでしょうか。


万博内のくら寿司は、参加国の様々な食品を食べることができるようですし、そこまで高額ではないと思われます。


 


総評


 


一言で言えば、「素晴らしかった」。


未来と現在が交差する場所なんだなと感じましたし、僕を中心に子・親と世代間を超えて楽しめる価値を感じました。


お子様がいる場合は色々大変かと思いますが、すでに引退されている御夫婦や、おひとりで予定されている方の場合は最大限に楽しめると思いますよ。


是非、楽しんできてください。


 


締めは万博の締めでもあるこの画像が相応しいでしょう。


 






 


それではまた明日〜


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


 


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