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2022.06.18

ヨガポーズの改善

おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は曇り、ジムの混雑度は「空いてる」です。土曜日では珍しい空き方していますね。午前からお昼までは埋まっていますが、それ以降が空いてますね。地域によっては小学校の参観日のようですので、その影響も受けているのかもしれません。


さあ、今日はヨガポーズのひとつである「ダウンドッグ」のパフォーマンス向上のお話をしたいと思います。ダウンドッグでは両手を床に着き、両足を伸ばした状態での静止が求められます。よく聞くお悩みの声としては「膝が伸びない」や「お尻があがらない」が多いです。ヨガの先生にはももの裏側をもっと柔らかくしなさいと言われるもののポーズが一向に改善しないというのはブルーオーシャンの中ではあるあるです。確かにももの裏側を柔らかくすることはとても重要です。重要なのですが運動のパフォ―マンスを上げる際は、部分的な動きの改善ではなく動作パターンの改善が必要となります。ダウンドッグの場合は両手を着く動作がありますので、その手がブレない事も重要です。止める場所が安定しなければ他の部分も同様に安定はしません。手を安定させる要素としては肩甲骨の安定も求められます。野球選手などの影響で肩甲骨は柔らかい方がいいと偏った情報が流れていますが、柔らかい事と安定させる事は別物です。肩こりも同じだと考える事ができますが柔らかさと安定性共に必要です。どこを鍛えるべきかはその人によって異なりますが膝つきの腕立て伏せでも肩甲骨の安定性は鍛える事ができますし、うつ伏せになり片手を前方に配置し、その手を上に挙げる動作などでも肩甲骨周囲を鍛える事は出来ます。脇腹の筋肉と仲が良い筋肉なので、人によっては脇腹を鍛える必要が出てくるかもしれません。


脚に関しては、ふくらはぎの柔軟性も重要です。ふくらはぎは長めと短めの筋肉が存在しますので、双方伸ばす必要があります。アキレス腱を伸ばすストレッチで長い筋肉が伸び、アキレス腱を伸ばすストレッチの膝を曲げたバージョンで短い筋肉を伸ばすことが出来ます。ストレッチの秒数は20秒以上×3セット程度が求められます。この秒数もその方の状況に応じて変わりますので、一概に20秒以上なら良いというわけではありませんので、ご承知おきください。例えば、うちのジムに来られている中学生の野球選手がおりますがトレーニング開始時のストレッチは6秒以内です。トレーニング前やスポーツパフォーマンス目的の方は筋肉を伸ばしすぎてしまうとパフォーマンスが著しく低下してしまいます。例えば、女性の方がフェイスマッサージなどした後に筋トレをされにお越し頂いた場合、歯を食いしばる事がうまくできずに力が入りにくい感覚に陥る事もあるかもしれません。柔軟性はいつでも柔らかくすればいいというわけではないのです。


ダウンドッグというひとつの動作でも、足首、膝、股関節、胸椎、頚椎、肩関節、肩甲帯と様々な関節を使いますので、その課題がどこあるかを消去法で考えていく必要があります。人によっては部分的な改善だけするのであれば2週間で変わる場合もありますから、正しいトレーニングをする事が大切ですね^^


とういう事で、今日はヨガポーズのお話でした!それでは!


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