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2023.07.05
二の腕プルプル
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲーターとしてご案内致します。
小学低学年の息子がとある習い事で、寝ていたらしいですw
最近の彼の様子を見ると、ちょっとキャパオーバーなんじゃないかな?と感じていたので、習い事を1つ辞めさせてしまいました。子供ってメチャクチャ忙しいんだなと感じさせられます。
スポーツはサッカーをしているのですが、元プロアスリートの僕としてはハイレベルなものをまったく望んでおらず、楽しんで、友達作ってさえくれればいいいのかなーって思っています。
なので、親としての意気込みはまったくありません…w
スポーツ自体は1,000%肯定派なのですが、強豪とかプロとかってなるとうーん…て感じてしまいます。これは、僕がプロアスリートだったこと、友人・知人にプロアスリートが100人近くいる事から、そう感じるようになりました。
勿論、本人の意志が一番ですから、僕はなにも口を出しませんが‥。プロになりたいなんて言われたら、へーしか言えないと思いますw
さて、今日のテーマは「二の腕の裏側」です。
解剖学的には、上腕三頭筋といいます。女性の方は片手をバイバイする際にプルプルが気になる部位かもしれませんね。
この二の腕裏側の役割としては、肘を伸ばす、腕を後ろに引く、腕を内側に寄せるなどがあります。代表的なのは肘を伸ばす役割になるので、腕立て伏せなどで鍛えることが出来ます。
基本、なにかを押す際にはとてもよく使われる部位です。因みに引く動作は上腕二頭筋といってチカラコブの筋肉を使いますので、押すと引くで表と裏に影響することは覚えておいてもよいかもしれません。
鍛え方は、前述の通り腕立て伏せが有効ですね。
手幅を広くしますと、胸によく効く一方で、手幅を狭くすることで二の腕裏側を刺激することが出来ます。
女性に腕立て伏せはちょっとハードルが高いですので、両膝をついて行うなどでも十分だと思いますよ。
より効かせる為には肘が背中よりもやや上に出るくらい体を沈める事です。
というのもですね、上腕三頭筋は長い筋肉と短い筋肉で構成されていまして、ついている場所がちょっと違うんですね。短いのは二の腕から肘の下あたりまでついているので、肘だけの関節をまたいでついています。
一方で長いやつは、肩甲骨の下の方から肘の下までついているので、2つの関節をまたいでついています。
ですので、長いやつをしっかりと鍛えるには、前述した役割のひとつである腕を後ろに引く事が肩関節を動かすことになります。肩の関節を動かすということは、肩の関節をまたいでいる長いやつが働くことになりますので、二の腕裏を広大に鍛えることが可能となります。
筋肉をついている場所を覚えるというのは、こういった想像が働くことになります。僕もそんなに細かくは全然覚えていませんですし、付いている場所の正式名称も答えられません。
例えば、長いやつは肩甲骨関節下結節という場所についています。並べられている漢字から察するに肩甲骨の下らへんであることがわかると思います。重要なのはどこの関節をまたいでいるのかなーという点を抑えておけば、イメージがつきやすくなります。
上腕三頭筋の長いやつも短いやつも肘の下についています。
なので、肘を曲げるとその筋肉が伸びる事になるわけですね。筋肉は縮めて伸ばすの反復が基本になるので、肘を曲げ伸ばししておけば、とりあえず鍛えられることになります。
これがわかってくるとストレッチも想像しやすくなります。肘の下についているので、肘を曲げると伸びるのか?縮むのか?どちらでしょう??
肘を曲げると伸びます。です。
次に、長いやつは肩甲骨の下までついているので、肘と肩甲骨を遠ざけてみようかな…となると頭上で肘を抱え込むような体勢になるわけです。これが二の腕裏側のストレッチになります。
今日は鍛える方法として腕立て伏せを紹介をしましたが、二の腕裏側を鍛える種目は沢山あります。
個人的には腕立てが肩と肘の2関節を動かすので好みですが、肘の曲げ伸ばしだけで鍛える種目でも全然アリです。パーソナルトレーナーのアプローチによってもそのチョイスは異なりますので、色んな種目を経験してみるのも良いかもしれませんね。
今日は以上で御座います。
それではまた明日!!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー
(関連HP)