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2023.03.31
ボクシングの技術
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムの混雑度は空いております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。最近、暖かくなり薄着になる機会が増えたせいか、会員様が僕の腹をチラチラ見ている気がしてなりません。この腹の肉をメルカリで売れる便利な世の中になればいいなと思うのですが、そんなわけにもいかないでしょう。今日は早めに上がらせていただき、ボクシングジムで脂肪燃焼したいと思います。週1回通いだして数ヶ月立ちますが、組成の変化はなし。カロリーでいうと1回で300kcal程度の消費ですから、減量としては絶対的に足りない事はわかっています。体の変化としては肩や背中が楽になりました。減量出来ないとしても、この運動のチリツモが寿命を決定付けることはわかっているので、通い続けるしかないのでしょう。
さて、今日のテーマはボクシング話からの「ボクシング技術の修得」です。
今日のボクシングの定義ですが、女性でも習得可能な範囲での本格的な強度でご紹介したいと思います。僕も自分でやっていて、選手としての動きか、フィットネスとしての動きかで混乱する事があります。と言いますのも、僕は元プロでもありましたし、加えてレズミルズボディコンバット本認定インストラクターという格闘技ダンスのインストラクターの経験もあります。ですので、一応のところ本格的にもフィットネス的にも専門家として通っております。
因みにレズミルズボディコンバットの資格試験では、パンチが鋭すぎるという理由から、1回目の試験を落とされたことがあります。一方でレズミルズボディコンバットのパンチでボクシング対決は絶対に出来ませんw それほどにこの2つは別物であるという事がご理解頂けるかなと思います。ということで、今日は本格派(女性編)よりの技術の話を。
ボクシングの基本はフットワークです。縄跳びに始まり、縄跳びに終わるといわれているくらい基本中の基本です。パンチは正当じゃなくても許容範囲なのですが、フットワークだけは基本に忠実である必要があります。これが出来ませんと、カロリーの消費量も低いですし、膝の傷害リスクも増大します。女性がボクシングをしたくなる動機としては、ストレス解消しながら脂肪燃焼出来る事が大きいと思います。トレーナー目線でいいますと、お尻の横の筋肉や下腹部、肩甲骨あたりを効率よく鍛えるには優れた効果を発揮出来ますので、筋肉的にも正しいフットワークを行うことはとても重要です。
コツはですね…文章で説明するのは難しいですw いや、わかっているなら、なんでそんなものをコラム化すんだよという話ですが、難しいもんは難しいですw ただですね、フットワークを修得するに必要なのは縄跳びなので、それはお伝えしたいと思います。縄跳びって大人が両脚でピョンピョン飛ぶと結構辛いですよね。僕もきっと3分跳んでられないと思います。ですので、片脚ずつでこうなんというか…シュッシュと跳ぶんです。これを文字化するのは無理です。
一番わかりやすい表現をするなら、ちっちゃく走るように跳ぶんです。これが出来るようになるとフットワーク修得も早くなるはずですね。
もっとも怖いパンチの撃ち方は、右パンチ(右利きの場合)の際、右膝だけが内側に入ってしまう事です。股関節からつま先までがセットで内側に入ることが正しいのですが、つま先はそのままの状態で膝だけが内側に入ると膝を傷めやすくなります。僕が気になるリスクはこれくらいです。
パンチのコツは打つスピードよりも引くスピードを意識すると結果的に鋭いパンチが打てると思います。本格的といっても誰かと闘うわけではないので、そこまで細かく気にしなくてよいと思いますね。
サンドバッグを打つ際は、出来ればフットワークを止めずに行いたいです。フィットネス効果を得るためにも本格的にもそれが望ましいです。前後のフットワークからパンチを打つことで、お尻や下腹部の刺激は増大されます。筋肉は、ブレーキをかけるような刺激は特に効果的です。フットワークは全体重を前後と移動させるわけですから、そこからパンチを打つとなると前や横に倒れそうになる体にブレーキをかける必要があります。それがパンチ力になりますし、筋力トレーニングにもなります。
あ、パンチはストレート(真っ直ぐパンチ)を前提としています。
パンチの種類によって、鍛えられる部位にも変化があります。フック(横から弧を描くパンチ)は、胸の筋肉に刺激を与えてくれます。右利きの場合、右フックはあまり打つことはありませんが、僕の大胸筋に左右差はないと思います。ですので、ボクシングで左フックばかりを出しているからといってさほど左右差を気にする必要もないのかなと思います。
慣れてきたら、ワンツーフックとコンビネーションで打てると良いですね。僕もボクシングジムで練習性を見ていますが、やっぱりマンツーマンで指導されるとされないとでは技術力の差は大きいと思います。特にフットワークは実力差が如実に現れますね!ボクシング技術向上には縄跳びがオススメです!
今日は以上で御座います。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー