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2024.06.05
栄養カウンセリングの仕組み
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。
千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並。
今日もパーソナルトレーナーの吉田がご案内します。
今日のテーマは栄養カウンセリングの仕組みです。
栄養については管理栄養士に‥というのが僕の基本的な考え方です。
とはいえ、さすがに無知ではトレーナーの有資格者にはなれませんので、僕が知る範囲で基本的なカウンセリング設計を復習したいと思います。
ごく当たり前ですが、設計にはクライアントに悩みがある前提となります。
肥満が気になるとか、そういった個人の問題を客観的に可視化して紐解きます。
数値化できるものは出来るだけ行い、それはつまりBMIやFAT%、周経などにあたります。
次に食物の摂取状況やその行動の分析です。
先日のブログで紹介しましたAs-Is(現状把握)の部分にあたります。
計画を練り、最終的な目標を結果目標といったりしますが、そこからブレークダウンし行動、学習、環境といった類にそれぞれ目標設定していきます。
壮大なんですよね、栄養カウンセリングって。
管理栄養士ではない僕が言うのもなんですが、栄養カウンセリングは栄養の知識だけでは難しいと思います。
当人を動かすには知識だけではく心理学の学びも同様に必要なのだと思います。
僕は、上級心理カウンセラーという資格を有しておりまして、現在は国家資格であるキャリアコンサルティング資格の勉強をしています。
職業におけるカウンセリングも、心理学の勉強ばかりなんですよw
結局は人間の行動変容になるわけですから、自立支援。
これは栄養カウンセリングも一緒なのかなーと思いますし、教育の根幹なのかなというのが僕の価値観です。
このように、栄養の教育・設計はオオゴトなんです。
単に痩せたいと願う為の知識吸収ならネットで検索できますからね。
正論的栄養学と、自分に合った栄養学を知るためには、正しい栄養教育が必要になるのだと思います。
さて、設計の話をしましょう。
すべて説明すると膨大になりますので、今日は環境や学習について触れたいと思います。
環境とは、その名の通りクライアント周囲の環境がどのようものであるかです。
食物へのアクセス、情報へのアクセス方法を洗い出します。
会社の前にコンビニしかなくお弁当を作る意思がない場合、選択肢はコンビニ、あるいは事前になにかを準備する必要があるかもしれません。
PCのやスマホを利用できるなら情報のアクセスに障害はなさそうですが、そうでない場合はどうするかなどですね。
加えて周囲の人物も洗い出します。
所謂、協力者候補です。
家族、友人、同僚などの支援があるか否か。
そして、最後にクライアント自身の知識、態度、スキルなどを洗い出すとともに目標設定をしていく流れです。
長いし、大変…。
栄養の重要性は確かであるものの、栄養教育や栄養カウンセリングの馴染みがない理由というのは、続かないからなんでしょう。
先週の栄養カウンセリグ、どうだったー?なんて会話聞いたことないですからねw
こういった大事だけど浸透しない類の問題は、世の中に沢山ありそうです。
ね、どうしらたいいですかねw
今日のつぶやき
元同僚の妹が、とある職人だった事が判明。
なんらかの理由で、今はやめてしまったらしい…。
僕は多くのコンプレックスを抱えています。
その中のひとつがものづくり職人ではない事です。
知識は乏しいがスポーツと同じくらい芸術が好きで、絵描きあるいは楽曲制作などに興味がありました。
ですから、創造をカタチにしている職人に憧れがあります。
コンプレックスを感じたきっかけは、優秀な人材達とウェアラブル開発をしていた時です。
我々は、机上で要件定義や専門的なアルゴリズムを作ったりはしているものの、所詮は職人に依頼することしか出来ないんですよね。
有形でも無形でも、その創造性には価値があるとは思ういますが、大企業ブランドという看板を捨てた時、その創造性に対価を払う人はなかなかいません。
年収2000万円もらっているであろうボスコン、アクセンチュア、マッキンゼーら社員さんの生産性は確かにすごいとは思いますが、独立して人脈も使わず自分の創造で有形物を作り販売するようなこと多分出来ないと思うのです。
彼らは数人・数ヶ月・数億円と稼いでいますが、丸裸の個にされたとき、たったひとりの職人に太刀打ちすることはなかなか難しいでしょう。
人間の能力とは、一体なんなのか?
そんな哲学さえ語りたくなります。
僕の仕事も職人であると誇りを持っていますが、現実問題としてこの技術が唯一無二なのか?と問われたら、そんなことはありません。
優秀な先人達のエビデンスで成り立っているものですし、奇をてらってカッコつけるようなものでもありません。
加えて、この技術を海外に輸出することも叶いませんから、技術ガラパゴス職人とでもいいましょうかw
まさか、土屋トレーナーを出荷するってわけにはいきませんからね w
一方、職人は世界から認められる機会があります。
国内では青果物の輸出量が爆上がりしていますから、日本の農家の技術が世界に認められているのでしょう。
そんな彼ら職人へのリスペクトは僕のコンプレックスでもあるのです。
ですから、せめてそれをプロデュースする側にでもまわらせて頂きたいな〜という思いは常に持っていました。
良縁になるといいなあ‥。
ということで、友人の職人さんの技術、我々でお届けさせて頂けるかを模索中…。
2024年の後半は、アスリート事業を再設計・再チャレンジ、国家試験2つ、職人との出会いをカタチに…
マッキンゼーくらい働くぜ。
【ご入会に関するご連絡】
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※デイ会員においては空きがございます。
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師
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