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2023.01.12

初回トレーニングでトレーナーが見ていること

おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は晴れ、ジムの混雑度は空いてます。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日は異常なくらいに空いていますね。年始からの3連休明け、中日で一休みといったところでしょうか。その昔、SNSの閲覧数がもっとも多い曜日は木曜日とされてきました。1番心に余裕が出る曜日なのでしょうか。僕もかつては土日休みの仕事をしていたことがありまして、木曜は確かに少し落ち着き始める曜日なのは理解できます。金曜日の夜というゴールに向かって仕事をするからなんとかやっていけるんですよね。


こんな事を考えるとトレーニングにもゴールが合ったほうがいいじゃないかと思うこともあるのですが、本質的にはやっぱりちょっと違うんですよね。食事を食べることにゴールがないように、消費するに分類されるトレーニングにゴールなどはないのかなと思うのです。顔を洗う、歯磨きをする、それと同じくらい反射的に行うべきがトレーニングや運動です。こんな話を聞くと、やれやれ、正論をアナウンスしている東洋人がいるなと思う方もおられるでしょう。仰るとおり、これは単なる我々側の正論に過ぎません。そこで、肩の力を抜いてたどり着いた答えがほどほどにという境地です。三蔵法師が天竺に経典をとりにいき、その経典にほどほどにの一言が記されていた的な悟りですw


さて、今日のテーマは「初回トレーニングでトレーナーが見ていること」です。


ジムとしての決め事と個人的な決め事の2つに別れますが、大は小を兼ねますので混在しながらお話していきたいと思います。当然かもしれませんが、客観的な課題点を洗い出します。あれ、片脚のバランスがとれないな…なんでだろう?とご指導中にその由来を探すような形です。どのような目的だとしても、約60分のトレーニング時間の生産性を上げる事は重要です。片脚のバランスがとれませんと実施が難しいトレーニング種目が出てきますので解消する必要が出てきます。アタシ、下っ腹だけが気になるんだけどなーと考えられたとしましても、お体は網羅的に鍛える必要が出てきます。


女性会員様でもっとも気にしてみるのは、股関節周囲ですね。スクワットの際、膝が内側に入りすぎていないかはジロジロ見ますw 次に骨盤が使えているか、肩甲骨の安定性があるかなどです。膝が内側に入っていれば膝に大きなリスクを抱えることになります、骨盤を使えない場合は腰、膝、肩、首、様々な部位に影響を及ぼします、肩甲骨の安定性がない場合は肩こりあるいは痛みなどに発展しかねません。そういった関節や骨の位置関係をみます。骨の位置関係は筋肉によって大きく決定づけられますので、筋トレやストレッチがとても大切です。


ここまでまとめますと、骨の位置をみます。


次に、技術的な部分です。これは運動神経という言い方にも代えられます。僕のコマンド(ご指示)に対して正しく動作できるかどうかです。ちょっと昔を思い出してみましょう。我々が子供の頃、赤上げて、白上げないで、赤上げない!というゲームなのか体操なのか、そういうのありましたよね。白上げないで、赤上げないって日本語として成立しているのでしょうか。正しくは、白上げないし、赤上げない!ではないかと思いますが…。


肉食わないで、寿司食わない!


こんな彼女いたら安上がりでいいですけどね。でも日本語としておかしいし、実際に発声するとだいぶアホっぽい気がしますw まあ、その話はいいです。そういうゲームがあっと思うのですが、それもコマンドに対して正確に動けるか否かの運動神経です。足幅腰幅、両手は後頭部に添えて、つま先は脚の人差し指の方向に向けしゃがみます。骨盤の前傾をキープしましょう!という複雑な動作をどれだけ体現できるかという確認ですね。


これらによって今後設定していくメニューに影響されていきます。先に述べたようなバランスが難しい場合は、マットで寝て脚やお尻を鍛える選択をとります。筋力を鍛えるメニューとバランスをとる練習をするメニューと分けて実施することになります。これが会員様にとっては生産性が低くなってしまう現象のひとつとなります。バランスが取れる場合は、立位のまま、あるいは立位で片脚支持で実施するところを分割、あるいは段階に分けて鍛えることでその分の時間を要してしまう事になります。そうすると鍛えたかった下腹部周囲のトレーニング時間が減少してしまうという結果に至ってしまいます。


ですので、トレーニング効率・生産性をあげるというのは結果的にお体を正しく使えるという事と同義になってきます。これら一連の動作をできるだけ初期に洗い出しをしていくのが僕の仕事となります。骨関係と運動神経、これが見ている事です。


あとはタイプですね。種目の好き・嫌いもそうですし、謙遜されてしまうタイプ、強めに叱ってほしいタイプ、お話しながら行いたいタイプと会員様によってそのタイプは様々ですから、そういった見極めもします。


まとめてしまうと、色々‥いっぱいが答えになりますでしょうかw 人間は既製品ではないですから、個別設計というのは基本かなと思います。最後は強引に締めましたが、以上となります。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


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