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2023.04.15
ゴルフの怪我
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は雨、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。毎週土曜日はボクシングジムに行く予定なのですが、この雨ですと行けそうにありません。あ、自転車なんですw 定期的な運動が奪われると、ちょっと気持ちが悪い感じになりますね。なんというか、爽快に汗をかきたい気持ちが消失するのは大きな損害です。今日は諦めて、月曜に行きたいと思います。
さて、今日のテーマは「ゴルフの怪我」です。
コロナ禍を期にスポーツやフィットネス業界で唯一フィーバーしている種目がゴルフではないでしょうか。フィーバーしている今こそ、ポジショニングとターゲティングを整理したマーケティングが求められていそうですね。あ、トレーニングのコラムでしたねw
ゴルフの傷害と呼ばれるものとして、代表的な部位は首、肩、肘、腰、手首ではないでしょうか。ダウンスイングやインパクトの瞬間には強力な力を発揮するので、ちょっとしたエラーや筋力、柔軟性などが不十分であった場合、それは傷害リスク要因になってしまうことと思います。
まず、首からいきましょう。無難な予防法になりますが、胸椎(胸の背骨)の可動性や僧帽筋(首から背中周囲筋肉)の柔軟性などは求められると思います。あくまでも私見ですが、ボールを見ることへの意識が強すぎた緊張やウォーミングアップ不足などから生じるケースが多そうな印象は受けます。練習期間が空いた際は、入念なストレッチやシャドースイングなどが必要だと思います。
肩は、ローテーターカフの筋力低下は大きな要因として上げられそうです。過去のコラムでも紹介しましたが、肩のインナーマッスルのことですね。テイクバック時にこれらのインナーマッスルが強力な緊張に直面するので、筋力と柔軟性共に必要になってきますね。あとは胸椎(胸の背骨)が回旋できず、強引に腕上げだけを行っているような状態でダウンスイングすると少し嫌な印象を受けますね。
肘も痛める方は多いと思います。肘の傷害予防は個人的にあまり得意ではありませんが、インパクト時のロッキングを繰り返す事は大きなリスクになると考えられます。瞬間的に肘をビーン!って伸ばすやつですね。肘の向きはクラブフェイスの開閉に大きく関与しますので、ティーチングプロとの戦略も必要になってくると思います。優れたティーチングプロの処方が必要かなと思います。パーソナルトレーナーとしては、腕に頼ったスイングにならないよう、体幹、股関節筋力や使い方を処方するにようになると思います。手首の問題も概ね一緒ですね。
腰は概ね、アドレスの姿勢で決まる可能性が高いと思います。所謂、CポスチャーとSポスチャーの話になります。Cポスチャーというのは、背中が丸まった状態、Sポスチャーは腰反りすぎた状態を意味します。昔は極端にSポスチャーのゴルファーが多かったようですが、腰痛発症者が多いため、現代ではアドレスの姿勢を見直したという節があります。Sポスチャーでも強靭な腹部インナーマッスルがあれば、そんなにリスクはなさそうですが、そんな強靭な体幹を持っている人は少ないですからね‥。反り過ぎても丸まり過ぎても、あんまり良くないのが実情かと思います。
ゴルファーの方、準備運動などはしっかりされておられますかね??サッカーやバスケのように動き回ってコンタクトのあるスポーツではないですが、傷害リスクとして決して低いスポーツだとは僕は思えません。繊細なスポーツほど、ちょっとした技術的なエラーや筋力、柔軟性不足によって痛みと長らく付き合うことにもなりかねません。15分〜30分程度は準備を整えたうえでの実施が望ましいですね。
今日は以上で御座います。それではまた来週!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー