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2023.10.28

スクワットのあれこれ

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


昨夜、ニュースでサッカーの本田圭佑さんのインタビューを目にしました。


正直、三足、四足の草鞋でステークホルダー達の信用を得られるのかなあ?なんて懐疑的に見ていましたが、彼の底にある信念に強く共感し感銘を受けました。


本田さんと僕を同じ類に分類するのはあまりにも次元が違いすぎますが、彼なりの原体験があり、それに異を唱え、アクションしている姿が本当に羨ましいなと思いました。


本田さんは、トーナメントなどで強いチームと一発勝負で負けた場合、それで終わりになってしまう子供があんまりだと仰っていました。敗者復活に力を入れたいと。これって、メッチャクチャ良い事ですよね。


僕自身も落ちこぼれだったのですが、敗者復活的な発想は思い浮かびませんでした。サイコーの機会だと思います。


加えて、本田さんが作られた大会の試合中は、大人が介入することを禁じているそうです。これもまたすごい。


今、大人でもロジカルに自分で考えて、自分の責任で意見し、上手にコミュニケーションとれる人は少ない気がします。


どちからといえば人の意見を評論する傍観者が多いのではないでしょうか。


こういった大人が介入しない勝負に没頭する経験はきっと子供の糧になると思いますよね。


これをすることによって理路整然と意見が言える大人になるかには接続しにくいかもしれませんが、自分たちで考えてやった!は良いことにしかならないと思います。


出しゃばって、本田さんの事業にひとつ加えるとするなら、机上の学びだと思います。


スペインでは幼少から戦術を叩き込み、加齢とともに制限を緩め、最終的には自分たちが現場で判断できる大人に育っていくそうです。日本は真逆で、幼少は自由にさせるが正義とされ、加齢とともに多くの制約やルールで強固に縛っていく。


自由さにはある程度の知恵が必要ですし、知恵がなければ縛らざるを得ないのも理解できます。


なにはともあれ、アクションを起こし続けている本田圭佑さんはサイコーです。


 


さて、今日のテーマは「スクワットのあれこれ」です。


スクワットは筋トレの王様といわれています。確かに、下半身全体と姿勢の筋肉を使わざるを得ませんので王様といわれる所以はわかる気はします。


ただし、その前提にあるのは正しいスクワットを行えた場合の話ではあります。


 


まず、よくあるエラーは膝の屈伸運動をしてしまうケースです。


スクワットのメリットは沢山の関節を同時に動かすことでの機能的、効率的な事が挙げられます。


本来であれば、股関節を中心に膝やその周囲の関節が連動して動くのが理想なのですが、膝から入ってしまうと姿勢やお尻の筋肉の働きが弱くなってしまう事があります。


ですので、ポイントとしては股関節を主軸としてしゃがむという事です。


スクワットだけの話ではないですが、筋トレではしばしば骨盤の前傾をキープしなければならないシーンがあり、スクワットもその一つです。


前傾というのは悪い表現をすれば反り腰のような状態です。


普通に立っている状態で反り腰にする必要はありませんが、人間がしゃがむという行為をすると、骨盤は自然と後傾(丸まる)していきます。


骨盤が丸まってしまうと、自然と背骨達も丸まってしまいますので、重りなどの負荷をかけている時は腰へのダメージが容易に想像できます。


加えて、ヒップアップする為にはスクワットで状態を降下する際の骨盤前傾は必須になりますから、正しいフォームを追求するには骨盤や股関節のコントロールは非常に重要になります。


こういったトレーニングはスクワットの時だけではなく、チャイルドポーズのように背中を伸ばすような際にも骨盤の前傾を意識すると、お尻や姿勢には良いと思いますね。もっとも、背中を伸ばすことだけを考えれば骨盤は丸めたほうが良いのかもわかりませんが‥。


重要なのは出口がどこか?ですね。


綺麗な姿勢で立ちたいのは概ね皆さん同じでしょうから、スクワットではないチャイルドポーズの足首の角度は床に対して垂直であるか?骨盤の後傾に抗えているか?胸椎は後弯しすぎていないか?など、我々のようなコンディショニングジムであれば、ある程度考える必要は出てきます。


スクワットも結局のところ、その出口は?というところを鑑みたフォームが正しい姿勢なのだと思います。


15年以上前にはスクワットでは膝出しちゃいけないみたいな事が言われていましたが、今はそんなことありません。


しかし、そうはいっても膝を前に出しまくって生活することは我々にはないわけですから、姿勢が維持できるなら膝出てもオッケーくらいにしておけば問題なさそうです。


このように、スクワットひとつを考えてもあれこれ沢山出てきます。


正直、プロの僕でさえも正解を探す事は困難ではありますが、会員様の最適解を考え尽くしたいと思います。


 


それではまた来週!


 


記事:吉田勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


 


 


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