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2023.12.15

ヒップアップと反り腰

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は雨、ジムは空いております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


本コラムの人気記事って、みなさんご想像つきますでしょうか。


実は、体にはまったく無関係の事だったりするので、ちょいと参っちゃいます。


パーソナルジムに恋に発展する出会いはあるのか?


これが人気記事ですね。


なぜにこんなテーマを稀に出すかといいますと、僕も業界歴が長いもので、現実的にそういった事があるからですね。


パーソナルジムはパーソナルなのもですから、出会いはないという結論なのですが、総合フィットネスクラブらにおいては良くも悪くも現実的にあります。


シャイな男性が女性スタッフに連絡先を渡すことも珍しくはなく、決めゼリフは‥一応、オレの連絡先。


一応がどの内容に接続しているのか不明ですが、一応というフワッとした言葉で鋭利にブッタギリに行くその様は、まるで百姓が振る刀です。


そんな現実はサービス業をしていれば、出くわすことも珍しいことではないでしょう。


その点、パーソナルジムは平和ですよーという着地ですね。


 


その一方、若い男女に出会いが少ないというのも社会問題ですから、来年あたりにU35会みたいなものを開催してみようかな〜とも考えてます。


秩序と平和にひどく敏感な僕が企画しますので、独特なルール設定をするかもしれませんが、ちょっと考えてみようかなと…。


正直、我々にはなんの特にもならんじゃない?なんて声も聞こえるのですが、ヘルスケアってフィジカルだけの問題じゃあないですからね。


結婚相談所でもやろうかなw


 


さて、今日のテーマは「ヒップアップと反り腰」です。


ちょいとヒップというパワーワードを用います。


 


ヒップアップをネガティブ変換させると反り腰になります。


ただ、反り腰の方の場合、上体が後方にありそうな気がしますので、腰だけの問題ではなく反り腰がより強調されている姿勢なのかもしれません。


しっかりと全面性(偏った部位ではなく全体を鍛える)の原則に基づき作られたヒップアップであれば、それはもう理想的なスタイルといえます。


ただし、どんなに綺麗でお尻がヒップアップされようとも、反り腰は反り腰なのですw


 


ヒップアップという美しさを求めるあまり、反り腰依存症に陥っている我々には、暗い未来が待っています。


腰、メッチャ痛い‥。


暗い未来とは腰痛です。


どこのジムもスクワットを行う場合、骨盤を立てたり、骨盤の後傾位に抗うようなポジションをとるのがおそらく普通です。


骨盤が丸まった上体ではその上の腰椎、胸椎も丸まり、それはそれで腰への負荷が高まります。


加えて、お尻に効かせる為には骨盤の前傾によるお尻の引き伸ばしは必要になりますので、それ(骨盤前傾)が出来なければいくらお尻を鍛えようともヒップアップすることは難しいでしょう。


つまりは、時に骨盤の前傾を含めた骨盤コントロールは、筋トレを行う事自体に必要な能力と考えることが出来ます。


因みに、背中を鍛える時も同様です。


骨盤が丸まった上体でダンベルを下から上に引き上げても、筋肉を収縮して鍛えたいのに、背中が丸まって逆に伸びている状態に陥っているので、筋肉側からしますと、どっちやねん…と混乱するはずです。


ですので、骨盤の前傾、コントロールというのはヒップアップだけではなく、根本的に必要になってきます。


 


では、そんな大事なことにも関わらず、なんで腰痛を誘発する暗い未来とか言うのさって事なんですけども、骨盤のコントロールには腹筋の力も併せて必要だからです。


そんな腹筋を無視して、骨盤前傾ドリブンしてたら、そりゃあ腰痛めるよね?となります。


おそらく、モデルさんなどは優秀なパーソナルトレーナーが寄り添い、週2〜3日で強靭な腹筋を作り上げていることで、ヒップアップしても腰痛を誘発しにくい体になっているのだと考えられます。


骨盤の模型みたいなのを作って、骨盤を長方形の箱に見立て、前傾させたらその上についている背骨たちはガチャガチャガチャって接触するイメージ湧きませんでしょうか?


それが腰痛ですから、そのガチャガチャしそうな部分にゴム質の腹巻きみたいので覆ったら、ガチャガチャを保護出来そうな気しませんか?


その腹巻きが腹筋のインナーマッスルなんですね。


 


お尻を鍛えたらヒップアップになりますよ〜は、僕的には誤りです。


お尻を鍛えれば、お尻の形状は綺麗にはなると思います。


でも残酷ですけど、綺麗なまま垂れた状態になります。


いや、垂れていればの話ですよ??


今、誰かに怒られそうな気がしたので無意識にフォローしましたが、垂れていればの話ですよ(2回目)。


 


もう20時ですし、結論でいいでしょう。


ヒップアップは、骨盤の前傾(結果的に反り腰)が必要であると共に強靭な腹筋が必要です。


 


ヒップアップを目指すのは良いと思います。


トレーナーとして僕もそのようなメニュー構成をしています。


加齢とともに骨盤は後傾しますから、骨盤を立てる訓練としてもヒップアップには明るい未来が待っていると思います。


ただし、明るい未来には腹筋強化が必須でございます。


 


以上です。それではまた明日!


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


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