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2024.02.21
パンチを避けるには…目!
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は雨、ジムは混雑しております。
今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します!
昨日のコラムの反響が多くて驚きました。
ボクシングってワードが人気なのかな??
今日も実験的にボクシングの話題にしてみようかなと思います。
では、まずマニアックなところから‥
パンチってどうやって避けるの!?にしましょう。
ボクシングをしていると動体視力が良いイメージがあるかと思いますが、自覚的にはちょっとよくわからないですね。
動体視力そのものの知識も乏しいですが、結局のところ空間認識能力みたいなものなのかなと考えています。
前後、左右の位置関係の認識を素早く行えるかどうか?これっぽいですね。
そういう意味では、一般の方よりもプロボクサーは能力は高いのかもしれません。
それでは、実際の避け方です。
動体視力を用いて避けている一面があると思いますが、自覚的には相手の心理を読み避けている感覚があります。
ボクサー同士が対決する際、選手はどこを見ていると思いますか??
僕が知る限り、ボクサーには2パターンあり、目を見るパターンと、目とグローブの間らへんを見るパターンです。
僕は前者なので、相手の目を見つめまくってました。
目を見れば相手の事がわかるなんて云われありますよね?
あんなのは漫画の世界です。
僕は知人と食事をする際、しばしば眠いの?とか聞かれる事があるのですが、だいたい花粉症か寒暖差にやられて目の垂れているだけなんです。
お酒を飲めば、1杯で眠い目にもなりますしw
目で人の事などなにもわからないはず、そう僕は思いますね。
その一方で、動物的になにかを仕掛けるみたいな時の目には、真実っぽさが出てくると僕は考えています。
ですので、ボクシングでは相手の目をみて対峙します。
さすがにその目で映されるものが、ストレートなのかフックなのかアッパーなのかまではわかりませんよ。
ただ、仕掛けてくるみたいな目のやりとりが、0.1秒程度の世界で行われているんだと思います。
不思議なのはですね、あれ?勝手に避けてるみたいな事、ちょいちょいありましたね。
特に相手のフック(孤を描くパンチ)を避けている時は、だいたい無意識です、僕の場合ね。
アレは自分でもなんで避けれているのか、説明が出来ないです。
無意識に避けて、おお〜って歓声があると気持ちいいもんです。
パンチを避けるには、相手の目で判断する。
これが僕の基本です。
世界チャンピオンの井上選手とか、どうやって避けているのか聞いてみたいですね。
はい、次もマニアックなところいきましょうか。
ボディブローは痛いのか??にしましょう。
メッチャ痛い。
これに尽きますw
そういえば、僕が通っているボクシングジムにですね、会長の十か条みたいなものが貼られていて、ボディブローをちゃんと覚えなさい的な事が書かれていました。
確かに、若い選手、あんまりボディ打ってないかも。
難しいからちゃんと打てないのかもしれないですね。
メンタル的にも勇気が必要なので、ボディブローは難しいです確かに。
ボディはですね、打ち方が2種類あります。
フックみたいに孤を描きながら脇腹の奥を狙う脇腹タイプ、肝臓を狙う肝臓タイプです。
脇腹タイプは簡単に打てます。
正確に打てば相手は嫌がりますし、ちゃんとボディに効きます。
テクニックが優れた選手は、肝臓タイプも打てます。
これがメチャクチャ厄介でして、僕のボクシング人生でこれを上手に打てた選手はジム内の先輩ただ一人だけです。
実際に日本ランカーでもありましたし、とにかくテクニックが巧みでした。
脇腹にボディブローを食らうとですね、カハッ!!という感じのダメージを受けます。
呼吸を整えれば5〜10秒くらいで相手にはバレない程度まで回復しますけど、やっぱり痛いですよ。
一方で、肝臓タイプを食らうとですね、カハッ!!ではなく、ウ、ウ、ウウウウウ・・・となります。
とにかく回復しにくい記憶がありますね。
肝臓はですね、打撃されて勿論苦しいのですけど、押し込むようなボディブローを打ち込まれると、ガードしていても効くんですよ。
二度ともらいたくないパンチです。
因みに肝臓タイプのボディブローを放ってくる偉大な先輩との対談はこちら
ボディブローはですね、打つ側には大いなる勇気が必要です。
パンチを的確に当てるためには、拳とターゲットの位置関係が影響します。
自分の顎に構えた拳を、一直線に打つストレートは相手の顎(ターゲット)まで最短距離で打てます。
一方で、ボディブローの場合は、ターゲットが下に位置するので、位置関係が遠くなります。
加えて、パンチが多少なりとも孤を描くため、これも位置関係が遠くなります。
このターゲットまで遠ざかるパンチを近づける為には、自分自身が近づくほかありません。
相手もぽけーっと突っ立っているわけではないですから、自分を相手に近づけることで、迎撃されるリスクは大きく高まります。
ここで必要なのが、勇気なわけです。
その勇気を持ってこそのボディブローですから、打たれたら染みます染みますw
はい、ということで、今日はボクシングのマニアックな話でした。
今日の閲覧数楽しみですー
また明日!
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師