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2024.09.03

映画ラストマイルで感じた絶望

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は雨、ジムは混雑しております。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


昨日、ブログ執筆を途中で投げ出してしまったので、昨日の続き投稿になります。


ブログというのは、その時、その瞬間の考えや気持ちが強烈に投影されることから、日を跨ぐ事はあんまりイイことではない気がしていますw


まあでも未経験の事はやってみて判断するのがいいでしょう。


 


さて、今日はですね、ヘルスケアの話ではなく映画の話。


それではどーぞ。


 


一昨日、久々にイケアに行きました。


噂のららアリーナが目の前にあり、近代化されていくザウス跡地に圧倒されましたw


 


あの周囲って、近代的な都市にありつつあるのでしょうけど、ららぽにイケアにららアリーナ、交通渋滞が半端じゃないですよ。


日曜は午前中に行ったので障害なく行けましたが、帰りが夕方になると道路がカオスです。


近隣のタワーマンションから住民の車がなかなか出せないような事態も目撃したことがあります。


 


なんだか、人間のことよりも違うものが優先されているような進化は、僕にとっては退化にも見えるのですが、気のせいでしょうか。


 


ということで、満島ひかりさん主演のラストマイルを鑑賞しました。


先程の話となにが繋がっているのか?については、これから話すことに凝縮していますので、お楽しみください。


 


僕たちは、このまま進んでいいのでしょうか?


 


そんな事を考えさせられる映画です。


制作側の主訴と僕の感覚は異なるかもしれませんが、僕はそう受け取りました。


 


なぜなら、僕は小さいながらも経営者ですし、進むべき方向に対しては遅かれ早かれどこかで立ち止まります。


まさに、このまま進んでいいんでしょうか?は僕の自問自答Qのベスト3に入ります。


 


ラストマイルは皆様の想像通り、物流の話です。


社会問題ですけど、今はまさにワンマイル配送の人手が足りておらず、AIの進化と法整備待ちで、人間がその間を埋めている状態なのかなと思います。


 


そんな物流の川上では、一体何が起きているのか?


 


僕ね、物流倉庫で働いている管理者の知人はいないんです。


ただ、物流のコンサルしている企業、所謂大手外資コンサルですね、そこには友人がいるので、時事として物流の話を聞く機会はあります。


 


最近では、可変式のコンベアがトレンドになるのかな?


通常、ベルトコンベアーみたいなのって固定式ですよね。


ただ、物流ってサイズが多種ありますから、コンベアそのものが可変できた方が圧倒的に効率があがるんですよね。


 


あ、さも僕が知っているかのように話していますが、友人のトレンド話を聞いて、僕がそう思っているだけですから鵜呑みにはしないでくださいw


 


まあ、そんなスゲー事が起きている背後に、我々人間が活躍する場が徐々に失われていくのは避けられない未来なのかもしれませんよね。


厳密には、人口が急激に減少している日本にはAIは救世主になりえるのでしょうが、これまで自分が得意としていた仕事が失われた時に、他人が得意としている産業に途中参入する事になります。


そんなとき、自分が認められるのか否かという結末が、未開の格差社会の扉を開いてしまうのかもしれないなとも思うのです。


 


ラストマイルの物流プロパーの少なさにも驚きました。


業務委託者は数千人単位で物流に働きにくる一方で、正社員や管理者などの存在はほとんど現れませんでした。


たしか、作品内では物流スタッフは4人・・という設定だったと思います。


 


実際の現場はわかりませんが、現実的な数字ともいえます。


巨大な物流倉庫ではありますが、その稼働はAIと日雇いなどを含めた業務委託者で賄っています。


管理者に求められるのは、数字のみ。


 


AIが進化しようがしまいが、職位があがれば定性ではなく定量評価になるのは古来から存在しています。


それそのものが悪いのではなく、現場に出る必要性が薄まり、対人対話が少ないことが相まってラストマイルで描かれているような悲劇に陥るのかもしれません。


 


我々プロアスリートなんて、結果が出なければハイソレマデヨの戦場で闘っていましたから、成果主義に対しての不満なんてないですよ。


ただ、そんなカッチョよく強気でいられるのは、頑張ってきた姿を見ていてくださるファンがいたからです。


 


成果主義の背後には、応援してくださる方がいる。


ビジネスの世界は、それが少ないのでしょう。


阪大の研究結果でも日本人は性格が悪く足の引っ張り合いをするために企業成長しにくいみたいなデータが出ているように、主義とか思想とかに問題があるのではなく、単純に人間ひとりひとりの態度を改める、これに尽きるのかもしれないですね。


 


ラストマイルはフィクションですが、実際に起きている物流の問題や、テクノロジー進化と引き換えに起こり得る問題を題材にしており、先に述べた吉田の私見も含め、誰もがウッと考えさせられるのではと思います。


 


少し勿体ないなと感じたのは、MIU404とアンナチュラルとの強引な接続。


同じ世界感という背景があるらしいのですが、だいぶ強引な接続の仕方だったので、不必要に思いました。


綾野剛さんと石原さとみさんの出演は凄い事なのでしょうけど、そんな時間があるならもっと物流現場の深堀りシーンが欲しかったですね。


 


映画好きなのでついつい熱く語ってしまいました。


僕は面白い作品だと思いますよ。


ネットでの買い物、なんか怖い‥と言っていた時代が懐かしいですね。


 


怖いものが、あっという間に怖くなくなる。


それこそが、怖い気もします。


 


絶滅危惧種へと向かう人間のラストマイルにならないようにと自戒。


 


今日は以上です。


それではまた明日!


 


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記事:吉田 勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


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