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2023.06.07
筋トレの仕組み
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。
健康診断の結果が出ました。脂質異常で2期連続初見ありw
くそー!!!!
さて、今日のテーマは「筋トレの仕組み」です。
トレーニングの原理・原則のモデルをどのようにタイトル化しようか迷いましたが、仕組みという表現がしっくりきそうな気がしたので用いました。
僕たちの体は、一体どんな感じで筋肉がついていくのかなーという仕組みになります。以前にこちらのコラムでも切り取って紹介したことはありますが、今日はもうちょっと深く考えていきたいと思います。
筋トレなどで適切な負荷をかけてトレーニングを行うと、皆さん疲れますよね。その疲労感は睡眠などによる休息を経て、回復します。
超回復という言葉を聞いたことがある人もいるかと思いますが、それは、適切な負荷をかけ適切な回復を得ることで元々備わっていたレベルを超える回復をもたらす事をいいます。
過去のコラムでも例をあげましたが、超回復は漫画ドラゴンボールのサイヤ人と同じ原理になります。サイヤ人は瀕死の状態から全快することで、以前よりも格段と戦闘力があがります。僕らの筋肉においても同じようなことが起きているということになります。
ですので、介護予防だから楽ちんでいいわけではなく、ほどほどに追い込まなきゃならない時もあります。
多くの文献では、週2日〜3日以上のトレーニングをすると…などの表現が使われておりますが、それには理由がありまして、この超回復には消費期限があるわけです。疲労から一定の回復を得られた直後にまた筋トレをすることで、筋肉の発達は階段を上がるように向上していきます。
教科書通りの顕著な筋発達を得るには、最低でも週2〜3日の筋トレが必要である理由はそういうことになるんです。因みに超回復の消費期限を過ぎてしまうと、トレーニング効果は徐々に失われていきます。
世界中の研究者の知見がありそのような事になっていますが、逆に少ない運動でのエビデンスはそんなにないんだと思うんです。ブルーオーシャンですと月2回コースが存在しますので、2週間に1回の筋トレ頻度になりますよね。
有酸素運動は月に1回だけやるのでも効果があるという文献を見たことがありますが、筋トレにおいて僕は知りません。現場からお伝えするその実際としては、月2回でも変わっている会員様は確かにおられます。
ただ、3年、4年と通われている方なので長期ですね。腰痛発症回数が著しく減ったそうです。複合要因なのでジムで習得した機能的な部分が原因ですとは云い難いですが、体が良い状態になっていることは間違いありません。
こういった現場の実際はあるものの、理論的には超回復には期限があるため、週2〜3日の筋トレを行うことで顕著な筋肉の発達を期待することが出来るということになります。
トレーニングの効果は即時、急性、遅延、蓄積、剰余、部分と分けられ、基本的にはトレーニング期間とその反応が出る期間で分けられます。
トレーニングの効果を急ぐ気持ちはわかりますが、その効果はすぐに出現されることはなかなかありません。トレーニングの蓄積と一番重要とされている目的以外にも沢山の恩恵があると考える事ができる部分効果を見つけられると、トレーニングと共存していく価値が見いだせるのかもしれません。
トレーニングは健康寿命への投資です。
今日は以上です。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー