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2024.10.25
主観と客観をトレーニングで考えてみる
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。
千葉市中央区は雨、ジムは混雑しております。
今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。
今日は主観と客観というテーマで、のらりくらりと考えていきたいと思います。
僕の世代ですと、会社で上申するには必ずといっていいほど、根拠のようなものが必要になります。
それはきっと当たり前の話ですよね。
お前の気分で会社のカネを使えるかい!!
根拠や裏付けがなければ、そんな怒号を浴びせられても仕方ありません。
でも、そんな根拠や裏付けをですね、我々世代や諸先輩方が大量に蓄積してきたものですから、近年ではちょいと仕事の進め方も変わってきているのかもしれません。
心理学者のジェラットさんは、積極的不確実性を唱えています。
1980年以前は、客観的で合理的な考えが主流である中、それ以降は教育分野でも個人の尊重などに焦点が当て始められ、様々な分野で潮流が変わってきたようです。
結局のところ、未来なんて存在しないんだから、予測できないよね。
それであれば、そんな不確実な状況を受け入れましょうよ。
その攻略は、客観的で合理的な戦略だけではなくて、主観的で直感的な戦略も含め、統合して考えなきゃいけない。
それがジェラットが云う積極的不確実性です。
スポーツの世界でも、トレーニングを行う際、この主観が大切にされ始めています。
仕事もそうですね。
結局のところ、様々なデータ、アンケート、サーベイ、フレームが存在しますが、今は昔と異なり、n1の想定を重要とする見方があります。
この考え方はとても僕に合っていますね。
ちょっとこれ、前例がないからなあ・・
残念ながら、僕の元上司の部長はハゲていなかったので、このハゲ!!という暴言を吐くことは叶いませんが、前例がないことを理由に提案を却下されたことが僕にはあります。
そのたびに僕は思うのです。
なんにでも、一回目はあるんじゃねえ?
そうなんです。
赤ちゃんがママと発した一回目、寝返りをうった一回目、その度に我々は感動をしているはずなのに、前例がない理由で拒絶するなんて・・つまらん上司ですw
※臨場感を出すため過剰な演出を含んでおります。
特に一回目の歩き出しにおいては、主観と直感を洗練し、走りながら客観と合理性を統合していけばいいのかな〜って僕は常々考えていました。
主観と直感といったって、それを信じなくて我々の知見から出る産物って無価値かいって思いたくなりますしね。
ジェラットさんは、そんな僕の価値観を何十年も前から理論として謳っていた事になります。
すげえよ、ジェラットさん。
この直感と主観大事だよねってのはトレーニングでもそう思います。
例えば、筋トレには主働筋と協働筋といいまして、メインで刺激が強いであろう部位と、補助的に刺激が強いであろう部位が決められています。
腕立て伏せでいえば、主働筋は胸であり、協働筋は二の腕の裏側です。
この前提を知らないと、皆さんは、腕立てだから腕で合っているんですよね?となるわけです。
胸と聞いた途端に、あ、胸かも?ってなる方もおられます。
偉い人に叱られそうですけど、ヘルスケアで筋トレしているなら、別にどっちでもいいんじゃないかなって僕は考えています。
もう腕立て伏せの構造として、大胸筋を使わずして、成立しない動きなんですよ。
ですから、御本人が腕に効くと感じていようとも、大胸筋はビシバシ働いているのです。
人間、個々の骨の長さ、骨の角度、重心、様々なものが異なりますから、複合的運動において、全員がそのとーりに効きますなんて事はありえないと思います。
会員様それぞれの効いている主観そのものを受容し、あ、◯◯さんはここに効きやすいんですねー、ではこの種目はどうでしょうか?みたいなことでもいいのかなと考えています。
もっとも、そんなさらっと言いながらも、主動筋が働かない仮説を頭でぐるぐる考えてはいますけどw
それこそが、主観と客観の統合なのかもしれんですね。
ということで、客観相当に主観が重要視されている時代、それは筋トレにも応用できるかも?と考える回でした。
今日のつぶやき
昨夜、後輩から着信がありました。
彼は、ネパール出身なのですが小学生の頃から日本に移住しています。
サッカーが得意で、20代の頃は僕が設立した社会人サッカークラブで彼も沢山活躍してくれました。
サッカーはうまいですよ。ネパール代表でしたからね。
彼は何個下だろ…。
確か、5つかな?
なのに僕にタメ口なんですよ昔から。
勇気さんさー、またフラれたんだろー?ダッセーな!って具合にw
彼はメンズノンノにも掲載されたことがあるイケメンですから、その言い分もわかりますが、多分、先輩と思っていないのでしょうね。
そんな彼なのですが、何年前だろ…
5年、10年、わかりませんが、だいぶ酔っ払って電話をかけてきて、泣きながらこんなことを言ったのです。
地元で気にかけて連絡してくれんの、勇気さんだけだよ!
きもっ!て返しておきましたが、熱い後輩なのです。
熱いけど、繊細なヤツなので、年一くらい連絡してる程度なんですけどね。
彼の熱さは職人という仕事にも表現されているようで、二徹、三徹も少なくないようです。
話変わりますけど、日本の労働時間って著しく減っていて、もはや働き者の日本人っていう価値は存在しないレベルなんですよ。
今はデータ上はアメリカ人の方が働いています。
因みに僕の周囲では、ホワイトカラー含めしばしば徹夜もあるみたいな働き方をする人は少なくありません。
僕?
僕はないですよ。
1日13時間くらい働いて、週1回休み。
徹夜とかはもう厳しいですね。
後輩の癖に、オレより働くんじゃないって思いますよ。
まあ、そんな彼が、昨夜電話をよこしたんです。
仕事中だったので出れず、折り返したら出ませんでした。
相変わらず雑な扱いですけど、多分、千葉に来ていたんでしょうね。
彼、家が埼玉ですから。
せめて、ラインくらいよこしなさい。
今日は以上です。
それではまた明日!
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記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師