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2024.11.02
スポーツ業界新規事業戦略の軌跡 vol.1
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。
千葉市中央区は雨、ジムの混雑度は並。
今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。
663回めの投稿です。
今日はスポーツ業界新規事業戦略の軌跡という事で、第1回目の投稿をしたいと思います。
スポーツ業界にX(トランス・フォーメーション)したい。
それが僕の思いです。
DXって僕的にはすでに死語w
トランス・フォーメーション出来ている事業って、どこまであるのでしょうか。
10年も前、僕はヘルステックの真っ只中にいました。
国内最大のヘルスケアサービス作るんじゃー!って意気込んでいました。
ライバル企業が、フィットネス業界の人に見限り、AIテクノロジーで変革を起こそうとしている中、我々は人との繋がりをテーマに開発をしていました。
テクノロジーは人間が使うものであり、使われてはならない。
こんな考えを持つのは僕だけじゃないでしょう。
DXってなんだかすごいことってお考えの方もいるでしょうけど、IT使って、たくさんの人間がニヤって笑ってくれれば、僕にとってはそれがDXですよ。
そのニヤって笑ってくれるサービスを僕はアスリート向けに作りたい思いがあるのです。
ではどういったサービスなのか?と問われると、一撃でコレを作りたいのです!とは言い難いのですが、僕が長年拘っているのはキャリア構築です。
アスリートには学びが必要だよねという原体験からきています。
アスリートの定義はですね、学生時代にスポーツ経験が長い方としています。
したがって、プロや競技レベルが高い方だけの層ではありません。
僕の経歴は自分で言うのもなんですが、特殊です。
大企業から中小零細、経営者、すべてのカテゴリーを経験していますので、沢山の上司、部下と仕事を共にしてきました。
なのですが、これまで働いてきた組織において、大きな違和感を感じながら仕事をしてきました。
ずーっと、自分が働くべき場所じゃない気がしていたんですよね。
否定から入る人、非論理的な思考であること、他者を卑下して自分のポジションを確立する人、こういった方々は、皆さんの近くにもいませんか??
自分だけが特別ではないと思うのですが、僕はそういった環境に長くいたような気がします。
ずっと、おかしい、色々おかしい、お行儀の悪い口の聞き方もしたでしょうけど、そんな訴えをしばしばしていた時期がありました。
そんなとき、とある企業との出会いで僕の違和感は正しかったのだと確信したんです。
そこにいるのは皆、高学歴のエリートでした。
彼らは、互いにリスペクトを忘れませんし、主張も強い。
年齢や役職を無関係に論理的に主張してきます。
すごく居心地が良かったです。
これぞ、自分の望んだ個のチカラを発揮できるフィールドだと。
そんな優れたチームで仕事をする中、僕の原動力となる言葉を投げた後輩(年齢的には)がいます。
彼は、伊藤忠や三井物産の内定をとったにも関わらず断ったツワモノですw
吉田さんの講義を受け、このような講義を無料で行って頂けるなんて、本当にありがたいことです。
涙ぐみました。
18歳から働き、こんな言葉をかけてくれた人は未だかつていません。
彼は、面白かったーとか、勉強になったーとかの感想ではなく、価値を感じ、そこに有り難みを感じてくれたのです。
こういった人間は1円の重みを忘れない人間だと思います。
彼の言葉で、僕が長年感じていた違和感が正しかったんだなと自分を納得させる事が出来たんです。
やっぱり、アイツらおかしいぜ!ってw
彼からすれば、日常の出来事なのでしょうけど、僕には青天の霹靂だったんです。
そんな原体験と、僕自身のプロアスリートからのキャリア構築、周囲のアスリートを見て聞いて感じたことから、アスリートのキャリア構築にチカラを注ぎたいと考えたんです。
ただしかし、何度も企画書を作っては頭を掻きむしってゴミ箱へポイ。
ローンチしては、凪のような静けさ。
なんもうまくいかない状態が数年続きましたけど、そんな実績は僕に色んなものを結論付けてくれたのです。
アスリートと学びサービスは、受益者負担の原則から外れる。
学びの価値は、学んでいる人にしかわからないのです。
事実、高卒と大学院卒(理系)でのリスキリング率の差は、倍以上に開いています。
賢い人は社会に出て、更に賢くなる。
僕のような高卒で学びに慣れていなかった人達は、社会で能動的に学ぶ機会が少ない。
まるで投資信託のようです。
アスリートに学びが必要だよねと言っても、学びの押し売りにしかならんのです。
さて、どうする?
そんなさて?どうするを考えまくって、千葉の政策に辿り着いたのが2年半前。
自称ですけど、プレゼン資料は得意なんです。
小規模事業者持続化補助金って零細向けの補助金制度があるんですけど、あれも4〜5回連続採択で、中小企業診断士から3回連続さえ見たことがないお褒めを頂きました。
職種にもよるとおもいますが、僕の年代になれば企画書って数百は作成しているかと思います。
企画書の作り方には定石がありますが、最近の僕はそんなの気にしません。
順序も、仕様も型破り。
マイクロソフトの偉い人が、企画書は1スライド1メッセージが主流だみたいなことをいったせいで、2枚くらいで纏められそうな資料をわざわざ100枚くらい制作している人がいますが、それってすごい時間が勿体ないと思うんですよ。
偉い人がコレがイイっていうと、伝言ゲームそれが正論みたいな事で形づくられていきますが、そういう様を社会構成主義っていいます。
良し悪しを、人の言語などで意味づけされてしまう事です。
新しいものを生み出すチカラは、そんな社会構成主義に囚われているようでは成し遂げられません。
先にユーザーがいる、評価する人がいる、そんな当然よりも、自分が存在することがなによりも当然であるべきです。
相手への伝わりやすさを考えることは勿論ですが、自分が、どの言葉で、どの方法がしっくりとくるのかは、企画書においてとても大事な事です。
そんなオリジナルで政策にトライしたおかげで、沢山のお友達が増え、千葉市さんにも僕=アスリート事業という認知が出来たように感じます。
その認知と実態が一致するように我々はこの半年で近づけていきます。
ながっ!
もうこれでいいでしょう。
続きはまた。
明日は国家試験、頑張ってきます!
なんだか、イケそうな気がします。
【ご入会に関するご連絡】
現在、レギュラー会員のご入会はギリギリ1名承れますが土曜日のご予約は承ることが叶いません。
※デイ会員においては空きがございます。
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師