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2023.06.10

サルコペニア

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は曇り、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


昨日とあるメーカー販売の先輩と会う機会がありました。取り扱い商品が有名芸能人の発言により、目標値の9倍以上売れて品切れ状態が続いていたそうです。テレビを観ている層と商品を認知されている層がマッチしたんだと思います。


テレビ離れの加速と言われていますが、中年以上の人口が厚いわけですから、やっぱりテレビの影響って凄いんだと思いますね。テレビCMよりもやっぱり本人の口から飛び出すリアルは価値があるのでしょう。


テレビはまだまだ需要と影響は強いと思いますね。今はちょっと先にくる未来が予見されて、それが今まさに優位には影響しているかのような錯覚に陥りやすい時代に思えます。


今は今ですよね。


さて、今日のテーマは「サルコペニア」です。


サルコペニアは、加齢性筋減弱症といいます。我々は、一般的な日常生活を送っていたとしても30歳以降に慣れば皆、筋力が低下します。これは筋肉が萎縮するためです。


これがある一定レベルで進行してしまった場合をサルコペニアと呼びます。


例えば、ももの前だと萎縮速度は1年で0.5%〜1%にもなるといわれています。メッチャ恐ろしいですよね。


速筋と呼ばれる素早い動きに適応する筋肉の減少が加齢とともに顕著になる話は過去のコラムでも紹介しました。それは40歳以降で急速に進行します。


サルコペニアはまだまだ解明されていないことも多いそうですが、素早く動ける筋肉が、素早く動けない筋肉に変わっていくような状態になるのは加齢とともに確認されている変化のようです。


順番としては、運動神経が脱落するみたいですね。んとー、自転車ギアを3から5に変えるスイッチが壊れるみたいな状態になり、それを修復するために、5のスイッチを押しても3になるような状態になるぽいです。


とにかく、素早い動きに適応出来ない体になってくるということです。


今のところサルコペニアの要因とされているのは大きく2つで、加齢運動不足によるものだとされています。


僕もこういった症状をMRI画像でしたり、グラフなどで何度も確認していますが、速筋繊維の減少は悲しいほど劇的に起きます。支配神経の脱落から始まるということはですね、やっぱり定期的に高強度の負荷を与えておき、脳からの指令を出しておいたほうがいいんだと思いますね。


吉報もありまして、高齢者でも週2回適切な負荷をかけて3ヶ月以上経過すれば、筋肉が肥大する事が確認されています。MRI画像で横断面積を確認しましたが、それは確かです。


肥大率でいえば、3ヶ月で5〜10%程度とされていますので、やればサルコペニアを遅延させる事ができる事がわかります。


筋トレの効果ってほんとにすごいんですよ。べた褒めしながら僕は週1回しかトレーニングしておりませんけどもw


100点とるのは無理ですけど、60点くらいは取れている気でいるんで、いんじゃないかなって思ってます。


きっと皆さんは僕よりも上ですよね??


今日は以上でございます。それではまた明後日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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