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2023.06.16
腰椎分離症
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。
ああ‥プレゼンの期限が月末に迫っている… つまらない企画だと張り倒すと元上司に言われているので怖いです。
企画といっても研修の講師業なんですよ。若い世代の研修ってめっちゃやりがいを感じるので楽しいですけどね。
サラリーマン時代は苦手な社内政治も大切だったので、上を見て仕事しなきゃいけない場合もありましたが、今回は恐ろしい元上司を無視して純粋に若い世代が求めそうな内容で考えています。
唐突ですが、僕の同級生がバーを経営しておりまして、早い時間に行くと、お客さんが僕しかいないのでたまに利用させてもらっています。そこにですね、常連の20代女子がひとりでたまに現れるんです。
ある時、そのギャルがですね、こんなこと言ったんです。
仕事の先輩が、ちゃんと仕事を教えてくれないんだよね。
店主は生理的反射で、それがダメなんだよ。普通、自分から教えを乞いにいくんだよと迎撃。
普通ならば仲裁するのでしょうけど、僕はそういった空気は読まないので、そりゃあ、当たり前でしょと追撃。
ギャル相手におっさん二人がかりで説教するという逃げ場のない地獄絵図ですw
何人か20代の若者の話を聞いてみると、メンターを欲しがっている傾向にあるのだなと感じました。コンプラが厳しくなりすぎた副作用なのか、我々大人たちが、真剣な教育の仕方がわからないというのは事実としてあるかもしれませんね。
悪者みたいな人が存在するのではなく、聖人しか許されなさそうな世の雰囲気がそうさせているのかもしれません。
研修がんばろ…
さて、今日のテーマは「腰椎分離症」です。
昔、ブルーオーシャンに通ってくれていた中学生アスリートがいました。高校で行う筋トレを先んじて自宅でやっているという事だったので動きを確認してみると…
僕的には非常に危険なトレーニングをしていました。
その動きというのは、仰向けになり、両足を天井へ上げた状態から両足を揃えて床スレスレまで降ろしていく腹筋運動です。
実際にやってみるとわかるのですが、腰がかなり反ります。
絶対にやってはダメというわけではなく、やるには条件がありまして、下腹部の筋力が強固である必要があります。
成長期にこのような動きをやるのは特にハイリスクですので、僕は絶対にお勧めしません。
とはいえ、部活で勧められているものを全否定も出来ませんから、そのリスクを説明したうえで、オプションを伝えました。腰椎分離症は疲労骨折とされているので、痛みが出現したら早期に医療機関にいく必要があります。
痛みが軽度の場合が多いらしいので、放置しやすいのが傾向にあります。無理して部活動を継続する事によって痛みが増し、日常生活でも痛みが増大する可能性があります。特に腰を反らした時の痛みが特徴的とされているはずです。
このような兆候がみられた場合、例外なくドクターの診断を受け、適切なリハビリを行う必要があります。
ドクターの診断、理学療法士の治療方針が明確にされてからであれば、ブルーオーシャンでも併行した筋トレは可能ですが、腰の場合は上も下も筋トレするのはちょっとリスクな気はします。
ただ、もも裏のタイトネスがあると、より腰への負担が増大しますので、お尻やもも裏の柔軟性を向上させる事は、腰の問題解決へと貢献できるかもしれません。
ここまではトレーナー目線の話です。
実際、選手目線でいえば簡単に休んでなんかいらないんですよねw
J1含め、10年以上Jリーガーしていた知人がこんな事をいっていました。
体調不良で試合を休むとかそんなのプロじゃない。オレはドクターに発熱の事を内緒にしてもらったり、どんな時でも試合に出た。代わりに出た選手が活躍したら、オレはそれで終わってしまうから。
こういった考え方、すごく共感できます。一方で、彼には申し訳がないですが、超一流は少しの違和感でもすぐに休む選手もいることと思います。これまたプロなのだと思います。
僕の場合でいえば、師からは自分の体調に敏感になり、違和感があれば休むのがプロだと指導されていました。期待通り、ひとつも言うことを聞かずに無茶をしていたおりましたが…なので、結果プロとしては3流なのでしょうw
個人競技になるので、団体競技などでレギュラー争いをするなどとは少し勝手が違うと思います。共通していえることは、スポーツの世界では、怪我の正論を押し付けるだけが、正しいとも云い難いという事です。
危険だろうがなんだろうが、自分の人生を決めるのは自分自身ですからね。
ついつい熱くなり、話がだいぶ逸脱しました。
腰椎分離症は、始めは軽度の痛みで放置しやすいですが、放置しておくと日常生活にも影響が及ぶとされています。トレーナーの僕からいえることは、医師の診断を受け、快復に専念することをお勧めします。
今日は以上で御座います。
それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー