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2025.05.12

背中が叫んでいる。長時間運転の“静かなストレス”

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は曇り、ジムの混雑度は並です。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


759回目の投稿です。


 


今日のテーマは、「長時間運転による肩周囲の脅威」!!!


先日、大阪万博関連の用事で、千葉から大阪まで車で移動してきましたので、時事ネタ的に大げさに(笑)取り上げてみたいと思います。


 


 吉田家の“長距離移動ルール”


幸い、大阪旅行での運転、僕自身は大きな疲れは感じずに済みました。


というのも、吉田家には“長時間運転時のルール”があるんです。


それが、「1時間に1回の手足ブルブル運動」。


 


僕が号令をかけて、全員で手足をバタバタ振るんです。


子供らが園児の頃からやっているので、今や高学年の娘もノリで付き合ってくれています(笑)


これ、体液循環(血流・リンパ)にはかなり効果があると思ってます。


 


もう一つ、サービスエリアでの「シャドーボクシング」。


…まぁ、ツッコミどころは多いと思いますが、甘んじて受けます(笑)


でもね、さりげなくやるんですよ?


 


子どもたちとトイレまで小走りしながら、「シュッ、シュッ」って感じで。


それから、たまに懸垂の動きっぽいモーションも。


鉄棒がなくても、引き寄せ動作を意識して身体を動かすんです。


 


 伸びても、縮んでも、ストレスになる


今日は“対策”から先にお話ししましたが、そもそも運転中、僕らの身体に何が起きているのか?


答えはズバリ、「伸長ストレス」です。


 


一般的に「筋肉が凝る=縮んでいる」と思われがちですが、実は逆もあります。


伸ばされすぎた状態が長く続くことでも、筋肉はストレスを感じ、硬くなっていきます。


たとえば今、ちょっと肩甲骨をグッと寄せてみてください。


そう、それを専門的には内転と呼びます。


胸が開いて、呼吸もしやすくなりますよね。


 


では逆に、肩甲骨を外に開いてみましょう。


…え、いや、もっとちゃんと(笑)


 


ハンドルを持つようなポーズをしてみてください。


それが肩甲骨が「外転」している状態です。


さらに、ハンドルを遠くに持っていくような姿勢では、肩甲骨はさらに外側に引っ張られます。


つまり運転中、僕たちの肩甲骨はずっと外転ポジションで固定されています。


これが、伸ばされ続けるストレスの正体です。


 


 特にダメージを受けやすい筋肉は…


● 菱形筋(りょうけいきん)


肩甲骨の内側にあり、内転=寄せる動きをする筋肉。


外転状態が続くと、伸ばされっぱなしになります。


 


● 広背筋(こうはいきん)


脇〜背中にかけての大きな筋肉。肩が前に出た姿勢では、広背筋も軽く引き伸ばされてしまいます。


 


● 僧帽筋(そうぼうきん)中〜下部


「北斗の拳に出てきそう」と表現されがちなのは僧帽筋上部ですが、実際に伸ばされるのは中部〜下部…のはず。


 


● ローテーターカフ(肩のインナーマッスル)


肩関節の安定性を担う重要な筋群。


運転中の姿勢では、これらにも静かなストレスがかかっています。


だからこそ、「縮めてあげる」動きが必要です。


 


サービスエリアの吉田の行動を振り返る


さっきのシャドーボクシングは…


逆効果?(笑)


正直言うと、パンチ動作は“さらに背中を伸ばす”動きです。


理論上は逆なんです。


 


でもね、これは全身の血流を促すことが目的なんです(←後付けで申し訳ない!笑)


 


対策の本質


大きくたった2つ。


 


伸ばされすぎた部位は、縮めてあげる。


同じ姿勢で滞った血流は、全身運動で流してあげる。


 


これだけで、だいぶ違います。


最後に‥


この「運転中の姿勢」、どこかで見覚えありませんか?


そう!デスクワーク!


つまり、車でもオフィスでも、肩甲骨は外転しっぱなし。


 


だから、明日から職場でやってみませんか?


肩甲骨を寄せるだけの“リセット動作”


それに、ちょっとした“シャドーボクシング”笑


 


今日のつぶやき


 


この夏、とある専門学校でスポット講義を担当させていただくことになりました。


これは、新規事業のひとつとして取り組んでいる「アスリートキャリア支援」の一環でもあります。


これまで僕は、20代で培った“現場力”、30代前半で鍛えた“管理力”、そして30代中盤から学んだ“ヘルステック(デジタル)”という三つの柱を、自分なりに融合しながら仕事に取り組んできました。


 


基本的に僕は“現場”が好きです。そして“人”も好きです。だからこそ、新規事業においても「三現主義(現場・現物・現実)」を大切にしてきました。


ただ、それだけでは通用しない時代でもあります。


今の時代、デジタルを使わずに新規事業を推進するのは、どう考えても持続可能ではない。だからこそ、僕は常に「成果物としてのデジタル」を意識してきました。


その軸は今も変わりません。


 


ただ最近は、そこへ辿り着くまでの「プロセス」をもっと“リアル”に、もっと“泥臭く”やる必要があるんじゃないかと感じています。


いま考えるのは、「ビジネスモデルがどうこう」というよりも、「弱者の戦い方」をすることの重要性です。


過去に立ち上げた『スポーツ駆け込み寺』というプロジェクトも、もしマネタイズが明確で、市場規模も大きければ、資本力のある企業が真似してきて終わっていたと思います。


 


でも、そういう企業は「手間がかかる」「収益が見えづらい」取り組みには、そもそも手を出してきません。


つまり、そういう“隙間”にこそ、僕たちのような「弱者」が戦う余地があるんだと実感しています。


もちろん、収益は大事で、お金は正直めっちゃ欲しいです。


でも、いざ「ど真ん中に球を投げよう」とすると、不思議とお金が邪魔になる。


なんなんだよこれw


 


話は変わりますが、うちのジムの外灯にツバメが巣を作っています。創業から丸8年で、もう4〜5回目くらいかな。


ガラス越しに、目の前で巣作りの様子が見えるんですが、これがもう…たまらなく可愛いんです。


客観的に見れば、美しさしか感じない。


でも、親鳥からしたら命がけなんでしょうね。


 


そんな風に、今回の講義でも、生徒たちの物語が“観ている側の主観”を揺さぶるような、そんな時間になればいいなと願っています。


また“ゼロから”だけど、頑張ります。


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


 


 


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