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2025.10.20
60歳のダッシュは無謀か?白筋を守るフィットネス論
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。
千葉市中央区は雨、ジムの混雑度は並です。
今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。
826回目の投稿。
今日のテーマは、加齢とともに減っていく白い筋肉の正体です
そういえば、本日とある女性会員様のトレーニングメニューで「2歩ダッシュ」を実施しました。
その会員様は現在60代で、ブルーオーシャン歴は8年目。
初月から月6回のペースで通ってくださっているのですが、身体能力がメチャクチャ向上したんです。
小柄で筋肉がムキムキというわけではないのですが、とにかく健康的に体の能力が上がっています。
基本的には、なんでもこなせるようになっているんですよね。
だからこそ、今回の「2歩ダッシュ」も取り入れることができたメニューです。
とはいえ、人によっては「60歳でダッシュって必要なの?」と懐疑的になる方もいるかもしれません。
僕はこう思います。
安全にできるなら、必要です。
なぜなら、「素早い動き」を行うこと自体に大きな意味があるからです。
僕が初期に学んだシステム
僕がフィットネス業界に入ったばかりの20代の頃、トレーニングメニューをシステム的に覚えさせられた記憶があります。
例えば──
女性の筋トレ回数は15回。
なぜなら、筋持久力を高めて筋肥大しにくいから。
僕も、ついつい昔の癖でそのように口にしてしまうことがあります。
でも、今思えば「女性=筋肥大したくない」と決めつけるのは完全に偏見ですよね。
とはいえ、極端な分類として紹介されることもあり、
筋トレ回数10回:筋肥大しやすい
筋トレ回数15回:筋肥大しにくい
といったように整理されることもあります。
マラソン選手の体は引き締まって細く、一方で短距離走者の太ももは太くて力強い。
これは、筋トレにも通じる生理現象で、回数が多いほど筋肉は太くなりにくいわけです。
でも──
筋トレ回数を「筋肉を太くしたいかどうか」だけで決めるのは、ちょっと惜しい。
ヘルスケアとして考えた場合、どちらの要素も必要なんです。
筋肉の色、覚えていますか?
吉田ブログをいつも読んでくださっている方には復習ですが、筋肉は色によって3種類に分けられるのを覚えていますか?
赤筋:持久力
ピンク筋:中間型
白筋:瞬発力
タイトルにもある通り、この白筋(速筋)は、加齢とともに減少していきます。
だからこそ、高齢になるにつれて「素早い動き」ができなくなってくるんです。
抗う必要、感じませんか?
僕は、抗えるようなメニューを時々しれっと組み込んでいます。
素早い反応が必要な動き。
それをしたからといって白筋が劇的に増えるわけではないかもしれません。
でも、神経は確実に刺激されます。
素早い動きを目で追って、手を出して、脚を出す。
この一連の反応、実はとても大事なんですよ。
今日の2歩ダッシュも、そんな理由で取り入れました
「白い筋肉(白筋)」は、私たちの身体を動かす筋肉の中でも、瞬発力やパワーを生み出す重要な存在。
でも、加齢とともにどんどん減ってしまいます。
だからこそ、白筋に刺激を与えるような動きは、健康寿命を伸ばす上でもとても大切なんです。
素早い反応を必要とする動き──
こればかりは、自主トレーニングではちょっと…いやだいぶ危険です。
そんなときは、お近くのパーソナルジムを頼ってみてはいかがでしょうか。
今日のつぶやき
今朝のニュース記事で、「ドライバーやバスドライバーという職業が消える日が具体的に見えてきた」という内容が流れてきました。
これまで「いずれ無くなる」とされていた職業が、ついに現実としてリストに上がってきた感覚です。
ホワイトカラー職に目を向けると、大企業がレイオフを拡大する中で、生成AIの影響を受ける具体的な職種がまだ見えにくい部分もあります。
経理か?営業補佐か?それともコーダーか?
外資コンサルの友人が面白いことを言っていました。
生成AIで業務効率が上がり、労働時間が2時間削減できたとしても、おじさんはその時間タバコを吸ってしまう。
したがって依頼主としては効果を感じられない。
だから「時間削減」ではなく、「5人が3人になる」などの、明確な人員削減としての効果が必要だと。
これ、めちゃくちゃリアルじゃないですか?
グレーじゃない、白か黒かの改革。
この分かりやすい変革の象徴が、2030年のドライバー消失なのかもしれません。
AIが現実になる日
今後は、人間一人がAIドライバーを複数管理するような時代が来る。
「ビジネス+IT」の記事では、ゴールドマン・サックスの予測として、2030年には1人で30台を遠隔操作で管理可能になるという話も出ていました。
これにより物流コストは劇的に下がり、人材不足の問題も一気に解決に向かいます。
国土交通省も、東京〜大阪間に自動物流専用道路の建設を発表しており、2030年代半ばの稼働を目指しているそうです。
気づかぬうちに、もう包まれちゃっています。
僕らのように、川下で仕事していると感じにくいかもしれませんが、AIは確実に世界を包み込んでいます。
昔はヘルステック開発など特定職種の人だけが必要とした情報も、今やどんな職種でも、AIテクノロジーへの理解は避けて通れない時代になってきました。
次に消える職業は、なんでしょう。
僕は「士業」と呼ばれる職業の多くがAIで代替可能だと思っています。
ただ、国家資格という制度の壁があり、完全代替は難しいかもしれません。
税理士や行政書士のような「上級国家資格者」を、いくらAIが優秀でも“不要”とは言えないでしょうからね。
まずはやっぱり、現状にあるように物流から変わるんでしょう。
サプライチェーンを止めないことが国家にとって最優先と考えると腑に落ちますよ。
その後に、エンドユーザー向けのサービスなどが変化していくのだと思います。
いずれにしても、これからの10年は「職業の喪失」と「新しい仕事の創出」の激動の時代。
学び続けて、適応していくしかないっすね。
今日はここまで
また明日〜
記事:吉田 勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト/ファイナンシャルプランナー
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択