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2025.10.29

肩甲骨ストレッチ信者に告ぐ。

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


833回目の投稿。


 


今日のテーマは、肩甲骨です。


 


肩甲骨とはなんなのか?


そう問われたら僕も回答に困ります。


 


ただ、一般的に大きな勘違いをされまくっている部位ではあるので、そこから紐解いていきましょうか。


 


皆さんの周囲に、例えばゴルファーとか野球やらている方とかで、肩甲骨を柔らかくすることに強い意識を向けられている方、いらっしゃいませんか?


柔らかいのは全然いいことなんですけど、同様に強固にするトレーニングをしなければ、むしろパフォーマンスを落とすことすらあるので注意が必要です。


 


関節にはそれぞれ役割があります。


スタビリティ、モビリティ、モスビタリティ(造語)といった3役です。


訳せば安定、可動、安定&可動になります。


 


安定の役割があるからといって、可動しないというわけではなく、あくまでも役割です。


 


腰痛発症の原因のひとつに、安定の役割である腰椎(腰あたりの背骨)を無理に回旋してしまうことがあるといわれています。


これは、可動の役割である胸椎(胸あたりの背骨)の機能が甘いからこそ、起きる問題でもあります。


 


したがって、どこかの関節ひとつを解決すればいいという問題ではなく、周囲の関節ユニットが一体となり、ひとつの動作を正常に動かし、チカラを発揮できるということになるわけです。


 


そんな関節の役割を考えることを機能解剖学といいます。


 


機能解剖学的に肩甲骨は安定の役割を担っています。


これが世間では超絶に誤解されているんですね。


肩甲骨周囲を柔らかくするとか、動かしやすくするトレーニングって場所を選ばず、やろうと思えば色々動かせるんですよ。


 


対して、鍛えるってのはこれはなかなか難しい。


今日は具体的には紹介しませんが、腕立て伏せのような動きや、プランクのような動きが必要になります。


所謂、面倒をかけて育てることができる部位なんです。


 


肩甲骨に付着している前鋸筋は、ボクサー筋とも呼ばれています。


右ストレートを出した先の拳、その正反対側には肩甲骨が位置しています。


大砲でいう、土台が肩甲骨になります。


その土台がしっかりしていなければ、拳が相手にガードされた時などに自分のパンチ衝撃に耐えられず、肩や背中に思わぬアクシデントが出る可能性は捨てきれません。


 


加えて、筋肉が柔らかすぎると張力が働きません。


それはつまり、だるんだるんの輪ゴムを指にひっかけて、隣のあの子に飛ばしたけど届かないみたいな、好きな子にちょっかいさえ出せないような事態になるのです。


 


おそらく、肩甲骨周囲をハチャメチャに柔らかくしている方々の時間配分は、可動100に対して安定0でしょう。


もしそうであれば、メニューを再考する伸びしろは大きくありそうです。


 


僕は競技専門トレーナーではありませんが、パフォーマンスを考える時、肩甲骨というターゲットを絞って考えるのではなく、課題がなにで、どうするべきなのか?に対して逆算して考えます。


これは、競技者ではなく一般の方でも一緒で、腰が痛い→臀筋・ハム硬い→歩行時に股関節可動狭い(伸展)→腰を反っている→だから痛いの?みたいな想定をし、それであればまず股関節を機能的に動かせるようにするべきかー、あるいは先に腰を反っちゃってるにしても腹筋をつけて安定させるかーみたいなアプローチをします。


 


お医者さんからハムと臀筋を柔らかくしてください〜と言われたとしても、そこだけ柔らかくして腰が良くなったら僕は奇跡だと思います。


基本的には安定&可動のセットで考える必要がありますし、役割を全うできるようなトレーニングが望ましいはずです。


 


餅は、餅屋です。


 


今日のつぶやき


 


会員さんから相続で悩まれている話をたまに聞きます。


たまにといいましても、これまでにお二人かな。


あとは、同級生でひとり財閥家系の息子が、アグレッシブなマインドになっていますわ。


 


他人事だと思っていたら、我々世代って口に出す・出さないはさておき、ありますよね〜


僕ん所は、面倒がイヤなので、今から色々整理していますよ。


田舎の家屋とか、一体どうしたらいいのやらは未解決のままですが、まずは巨大な財産が無いというのは奪い合いがないので非常に助かります。


 


ただ、僕の場合は結構特殊で、親族に子供がいない為、両家の叔父叔母などの相続を一手に僕が担わなければならないという面倒があります。


幸いにも、他界した叔父に関してはいつそういう事態になってもいいように、かなり綺麗に整理してくれていました。


まだまだ僕の人生は長いですが、叔父のように誰にも迷惑をかけないような逝き方は、生前に他人とどう接していたのかを想像すると優しい気持ちに包まれます。


 


ですから、今からこの僕で完全に一元管理。


子供の成長とともに、遺産分割する親としての気持ちも変わってくるはずなので、遺書を残すのは20年後になるんでしょう。


 


ただその時、残せるお金があるかはわかりませんが、お金って持っていてもただの紙切れですよね。


 


そういえば――


Lazarusってこないまで放映していたドラマがあるんですけどね。


ある天才科学者スキナー博士が人類に絶望して、服用すると一定期間で死に至る薬を開発し、人類の殆どがその対象になったという物語なんです。


その科学者は、人格者で、地球温暖化について長年警鐘を鳴らしてきました。


 


人が住めない地球で、一体どんな経済活動をするというのだ。


 


スキナー博士の言葉です。


そういう事っすよね。


 


今日はここまで。


また明日~


 


記事:吉田 勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト/ファイナンシャルプランナー


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択


 


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