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2026.09.21

パーソナルトレーナーが、あえてカーブスを勧めた理由

パーソナルトレーナーが、あえてカーブスを勧めた理由 vol.981


 


こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


えー、行動経済学に現在バイアスという考え方があります。


たとえば「今日の100円」と「明日の110円」なら、今日の100円を選ぶ人が多いそうでして。


ところが、「30日後の100円」と「31日後の110円」になると、今度は待つほうを選ぶ人が増える。


同じ「1日待つ」だけなのに、目の前にあるかどうかで、答えが変わってしまうわけです…


運動も、年金の受け取り時期も、実は同じ構造なのかもしれません。


「今日の面倒」と「何年も先の得」を天秤にかけているわけです。


うーん、頭ではわかっているんですけど…


 


さて、先日、母からこんな質問を受けました。


 


のぞみちゃん(仮)のお母さん、いるじゃない、どこかでトレーニングしたいというのだけど、どこがいいのかね?


 


なんでも、かつての子供会のメンバー同士で、定期的に会っているそうなんですよ。


安否確認的なことが必要な人がいるのかもしれませんね。


 


ちょうど、以前ブログでも紹介したドラマ「オペレーションZ〜日本破滅、待ったなし〜」を思い出しました。


日本が財政破綻(デフォルト=国が借金を返せなくなること)寸前という設定で、歳出を大胆に減らすために、社会保障をゼロにする案まで検討される物語です。


社会保障がゼロになるということは、たとえば手術のたびに100万円単位の費用が自己負担になりかねない、ということです。


今の日本には高額療養費制度など自己負担の上限があるので、あくまでそれがなくなったらの話ですけどね。


 


一方で、ドラマの中では、過去に財政破綻した自治体で、ご近所同士のつながりや自警団的な取り組みが自然に生まれていった、という話も出てきたと記憶しています。本来の日本はそうだったのでは?という問いかけのようなものがありました。


そんな古き理想の日本にたどり着くまでには、クーデター的なことまで起きかねない…というのは大げさですが、待ったなしで「自助(自分で備える)」「共助(仲間や地域で支え合う)」「公助(公的な制度)」の割合を見直す必要があるのだなと、個人的には感じています。


 


さて、今日のテーマは、母の質問に対する僕の回答がメイン。


母たちの集まりは、まさに「共助」ですから、素直にイイじゃんと思いました。


40〜50代の皆さんも、いつか親御さんから同じことを聞かれる日が来るかもしれません。


そして、いずれは自分の番です。


 


高齢者のトレーニングは、どこで行うのがいいのか?


パーソナルがいいのはわかるけど、あんたのようなとこは高いじゃない。


どこで知恵をつけているのか知りませんが、すでに母の選択肢からパーソナルジムを排除しているようです。


確かに、自分1人で行うよりも高額です。


とはいえ、そんな選択は我々の日常に溢れています。


 


珈琲を自宅で焙煎して飲むのか?


焙煎してくれる店で飲むのか?


 


自宅にピザ窯を用意して焼くのか?


ピザ屋に行くのか?


 


人力でうちわを扇ぎ続けるのか?


扇風機に風を発生させるのか?


 


我々は、常に利便性と効果・質に対してその価値と引き換えにお金を支払っています。


ピザ屋で食べたいし、美味しい珈琲飲みたいし、疲労ゼロで風を感じたい。


パーソナルジムもそのひとつです。


 


ここから少しお金の話になります。


母には当てはまりませんが、皆さんの将来の話でもあるので、お付き合いください。


あくまで一般論で、僕なりの整理です。


お金の面から整理すると、以下の条件が揃うと、生涯パーソナルトレーニングは現実味を帯びると考えます。


 


1.借入がない


2.70歳まで働いている


3.年金開始を70歳からにしている


4.株式投資をしている


5.年金額が平均以上


 


ポイントは、3と4ですね。


世の中には、年金をもらえないかも?と不安を煽る声もあります。


ですが、厚生年金の会計は、直近の決算(令和6年度・7年度)でも歳入が歳出を上回る黒字です(厚生労働省の収支決算)。


ちなみに、一般会計とは別の「年金特別会計」で管理されていますが、基礎年金の半分は税金(国庫負担)でまかなわれ、一般会計から繰り入れられています。


 


確かに、年齢で見ると、高齢者1人を支える現役世代(15〜64歳)は、2005年に3.3人、2020年に2.1人。2070年には1.3人、つまりほぼ1人が1人を支える時代になる見通しになっています(国立社会保障・人口問題研究所の推計)。


ただ、内閣府の分析では、実際に働いている人で見ると、支え手の減り方は年齢で見るより緩やかだとされています。


「だから大丈夫」とまでは言えませんが、悲観しすぎる必要もない、というのが僕の見方です。


ちょっと知ったかぶりの話をしましたが、大学の授業内容で取り入れている為、書籍「知らないと損する、年金の真実」からインプット済みで御座います。


 


年金は、当てになる・ならないという話ではなく、単なる保険と同じ扱いです。


元を取る・取らないの発想は、まず捨てたほうが良いと僕は思います。


制度が続いても給付水準は変わりうるので、今後の見直しは要チェックですけどね。


それを前提に、年金は受け取る時期が最大のポイントだと僕は考えます。


65歳受給が基本ですが、60歳に前倒しすると、1ヶ月につき0.4%減額されます。


5年で60ヶ月ですから、0.4%×60ヶ月で24%の減額。


しかも、この減額は一生続きます。


 


一方、遅らせる場合は、1ヶ月につき0.7%増額。70歳なら0.7%×60ヶ月で42%の増額、75歳なら84%の増額です。


会社員の厚生年金(基礎年金込み)の平均が月14万円台なので、約14万円で計算すると、70歳からなら約20万円/月、75歳からなら約26万円/月になる計算です。


もちろん、遅らせている間の生活費が必要です。


そこで、条件2の70歳まで働いているが効いてくるわけです。


また、額面で見ると、70歳から受け取る場合は、82歳近くで累計の受取額が逆転する単純計算です。


税金や社会保険料、在職中の年金の調整もあるので、実際の手取りは人それぞれ。


年金事務所や専門家に確認をお薦めします。


 


次に株式投資ですが、この話は長くなるので結論から言います。


僕なら、オルカンを、2000万円目標で積み立てます。


 


65歳から、年利2%(かなり控えめ)で月5万円ずつ取り崩しても、54年7ヶ月もつ計算です。


つまり、生涯にわたって月5万円が見込めます。


※過去の計算からの予測であり、未来を確実に担保するものではありません。


 


ちなみに母は、株式投資もしていないし、年金も65歳からもらっちゃっているので、該当しません。


なので、僕が自宅トレーニングの宿題を出して、たまにチェックし、母がそれをせっせとやってくれています。


おそらく、多くの方が母と同じ悩みを抱えているか、これから抱えていくと思います(推測ですが)。


 


さあ、いよいよ、母の質問への僕の回答です。


おまたせしましたー


 


パーソナル通えないなら、歩くのが基本だよ


 


厚生労働省の「健康づくりのための身体活動・運動ガイド2023」でも、高齢者は歩行など体を動かす活動を1日40分以上(約6,000歩以上)が目安で、筋トレも週2〜3日が推奨されています。


歩くのが土台で、そこに筋トレを足したい、というイメージです。


この後、まだまだ壁打ちが続くのですが、歩くという言葉を出すと渋い顔をする母なのです。


渋いなら、聞くなよ…


 


母:フィットネスクラブとかはどうかな?


僕:うーん、マシンの使い方に慣れてないでしょ。それに、かつて僕が分析したデータでは半年が半分が離脱し、1年で未利用・低利用を含めると生き残るのは10%。確率で考えると分が悪い。


母:カーブスはどう?


僕:う〜ん、やらないより全然いい。油圧式で、自分の力に合わせて負荷が変わるみたいだし、危険性もさほど高くないと思うよ。


母:カーブスってマシンを2周したら終わりなんでしょ?


僕:詳しく知らない。母と同じ年代なら、カーブスが無難だと思う。


母:ヨガとかのほうがいいのかな?


僕:いやー、体のことを知らない先生も多いから、あまり勧めない。高齢者に合ったメニュー構成をしているのかさえ、ぶっちゃけ不安。


母:そうだよね、確かにヨガは誰でも先生になれるからね。


僕:知ってんのかい


区役所とかで行っている健康体操はどうかな?


…と検索してみるが、近所で開催なし。


母:そういうのでもいいの?


僕:いいけど、それも先生によるから、資格とかの確認は必要。あと、自治体とはいえ、運営の安全管理に差があるから、雑なところはメッチャ雑。


という話をしていました。


母の質問は非常にリアリティがあり、僕も改めて、高齢者にどのようなサービスが必要なのかを考える良い機会になりました。


お金はかけられないけど、トレーニングする機会が欲しい。


そんなことを改めて考えると…


赤点(怪我や離脱)をとらずに継続し続ける方法ならば、カーブスさんがいいように思えます。


 


久々に調べてみると、カーブスさんの月会費は、7,000〜8,000円前後なんですね。


う〜ん、その価格はブルーオーシャンの1回分ですが、うちで月2回トレーニングするのと、自立してカーブスさんに通うのは、どっちがいいのか?を考えると、甲乙つけ難い。


回数も内容も違うので、単純比較はできませんが…。


 


ブルーオーシャンの月2回のパーソナルは、それだけで運動量が足りるわけではなく、宿題(自宅トレーニング)で補う形です。その宿題をやってもらえる確率は、50歳と60歳とで違う気がします。


推測ですが、マクロ(全体)で見れば、60歳に軍配が上がるのでは?と思います。


だって、危機管理の意識が50歳よりデカい気がしますから。母世代の70代では、もっとそう感じます。


 


他社を勧めるのは変ですが、経済的に悩んでいる方がいるなら、安価にトレーニングしたいならカーブスさんが無難です。


残念ながら、僕は男性なので体験できません。


ですので、あくまでも個人的な想像・私見です。


日々のウォーキング+カーブスとなれば、さらに良いです。


整理すると、歩いたり自宅で動いたりするのは「自助」、母たちのように誘い合って続けるのは「共助」、自治体の健康体操は「公助」。


この3つをバランスよく組み合わせるのが、これからの高齢者のトレーニングなのかもしれません。


 


そして、冒頭の現在バイアスに戻ると、続けるコツは、今日の面倒を小さくすること。


歩くだけ、通うだけ、誰かと約束する。


仕組みで面倒を減らすのが、僕の考えです。


もし、歩く+カーブスだけでは不安、専門家にしっかり見てもらいたい、という方は、月2回〜のブルーオーシャンもご検討ください。


お待ちしております。


 


今日のつぶやき


 


この間、友人との会食で、色んな情報交換ができました。


やはりAIの話が多く、アクセンチュアに勤める友人から、同社の株価がこの5年3分の1程度になったと聞きました。


AIに仕事を置き換えられるのでは、という懸念が背景にあるんでしょうね。


 


コンサル業もAIで大きく変わると言われて久しいですが、新しい形にトランスフォーメーション(変革)していかなければ、確かに未来は厳しいのでしょう。


ただ、僕はいまもコンサルの人間力に助けられています。


だからこそ、僕が価値を感じているようなスタイルで、ひとりひとりが独立して、保険の営業マンのように身近な人の相談に乗る。


そんな形もありそうです。街の商店の店主のところまで、気軽に相談に乗りに行く世界です。


今のアクセンチュアには想像も出来ない世界観ですが、そこまでトランスフォーメーションしないと生き残れないような気もします。


 


でもなあ…すぐに思い浮かんでしまうのです。


商店の店主が、あんなん相談してもなんの役にも立たねえよっ!


って言っている姿が笑


 


相談の価値は、実際に相談してみないとわからないものなんですよね。


そんな話もしつつ、5年後、日本はどうなるのか?という問いには、全員が「全然わからない」の一択でした。


ほんっとに、わからんです。


最近、GOとWaymoと日本交通が、2027年中に都内で無人タクシーの商用運行を目指すと発表しましたよね。


その次は一体なに?


日本のAIは、ハードなのか?ソフトなのか?一体どれで勝負するのか??


先が読めない時代だからこそ、どこにいても発揮できる力(スキル転移)を持っておいたほうがいい。


これ、結構本気で思っています。


転職が当たり前になってきた印象もありますし、家を買いたくなったら不動産営業へ、車が欲しくなったら自動車メーカーへ、みたいな転職もありかなと。


お買い物マラソン笑


ちなみに、某ハウスメーカーでは、社割だと3割引で購入できると聞きました。


5000万円の家が3500万円ですから、先に退職金をもらったくらいのインパクトかもしれません。


 


お金だけで仕事選びはできないけれど、なにかの不安は、自分の好きを躊躇させる要因にもなり得ます。


社割で家を買って、不安をひとつ減らしてから、色んな仕事の中で自分の好きを探す。


そんな選択があってもいいじゃないですか。


こんな考え方を教えてくれる人は、そんなにいないと思うんですよね。


冒頭の現在バイアスに戻ると、先の不安を今のうちに減らして、今日の一歩を小さくする。


運動も、お金も、仕事も、結局そこなのかもしれません。


という、会食から派生したつぶやきでした。


 


今日は大雨なのでこれにて御免!


皆さん、水害お気をつけください〜


 


記事:吉田 勇気


 


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LesMills BODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト/ファイナンシャルプランナー


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師/2024年ジャパンスタートアップセレクション千葉市代表選出/2025年千葉市C-BID採択/国際武道大学サッカー部渉外担当


 


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