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2023.08.28
ファンクショナルトレーニング
おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中王区は晴れ、ジムは混雑しております。今日も毎日がチートデイの吉田がナビゲート致します。
昨日のVIVANTは衝撃でしたね。
前々回のコラムで、誰がダークサイドに落ちるのか??と述べたばかりでしたから、ちょっと怖かったですw この調子で次回作のボスが乃木になり、黒須がなんとか生き延びて、次回作の主要人物になると益々面白みが増す気がします。
さて、今日のテーマは「ファンクショナルトレーニング」です。
紹介するにはちょっと古いですが…概念的にはとっても大切な理論です。
ファンクショナルとは、機能的なという意味で使われます。
10年以上前の話ですが、とあるプロマリンスポーツの友人が、筋トレは競技に必要のない筋肉がつくのでやりたくないと専属トレーナーに抵抗していました。
後に彼女は筋トレを始める事になり世界チャンピオンになり、筋トレを否定していた頃を若気の至りと笑って話していました。
とはいえ、彼女のように、筋トレ=筋肉ボーン!という印象は世間一般ではまだまだマジョリティといえるのかもしれませんね。
確かに筋肉ボーン!にする方法はあるのですが、週2〜3日のトレーニングに加え、相応のトレーニング方法を用いる必要がありますので、意図的にボーン!したくても、そこそこ大変であることはお伝えしたいです。
では、ファンクショナルトレーニングは筋肉ボーン!なのか?と問われると、うーん‥そういう考え方ではないのですが、端的に申しますと動けるカラダにするという事になります。
ですので、やり方によっては筋肉ボーン!になることもあるでしょう。
例えば、跳躍のレベルを上げたい方がいたとするなら、ジャンプ動作の反復は必要になりますので下半身の肥大は一定量考えられます。
え?いや、ブルーオーシャンではそんなトレーニングをする機会は少ないですよw
会員様のほとんどは女性ですからね。
ただ、ファンクショナルトレーニングは、競技の為だけに使用するものではなく、例えばそうですね‥、キッチンの上にある棚からタッパーをスマートに取るみたいなこともファンクショナルだと僕は考えています。
手を高くあげると、腰を反っちゃう事ありませんか??
それはですね、ファンクショナルトレーニングの原則とされている分離と協同が成されていない事が想像出来ます。
難しい言葉が出てきましたが、先に原則を紹介してしまいますね。
1.重力を利用する。
2.分離と協同
3.運動連鎖
4.3面運動
5.力の吸収と力の発揮
これをひとつひとつ説明すると僕が飽きてくるので、今日はやめておきましょうw
先程の分離と協同をタッパー確保に当てはめてみます。
手を上げて、棚に手を伸ばします。
腰を反らないようにするためには、腰部を固めておく必要があります。
一方で、手を上に伸ばす行為には肩の可動が必要になりますよね。
タッパー確保の行為には、複数の登場人物(筋肉)がいるのですが、彼らには可動or安定の役割が求められます。
同じカラダなんですけども、タッパー動作の瞬間、その役割が別になることを分離と呼んでいます。
その瞬間、安定と可動を同時に発動することを協同といいます。
言葉は難しいですが、我々は日々、無意識に行っている事になります。
しかしですね、生活習慣などなにかしらの理由によりこれらの役割が反対になるようなことが起きると、傷害リスクに繋がってしまうのです。
これを意識した状態で行うのがファンクショナルトレーニングになります。
ん?でもですね、ファンクショナルトレーニングはこれ!みたいなのはなくてですね、普通のスクワットでも分離と協同は必須です。
どちらかといえば、重りをつけるなどをする前に、ちゃんと体の役割を意識したうえで体を動かしましょう!というのがファンクショナルトレーニングなのかもしれませんね。
トレーニング用語は次から次へと色々出てきますが、やっていることは難しいことではなく、正しく動きましょうという事に尽きます。
これは高齢者であれ、プロアスリートであれ、同じことです。
処方する内容は違えど、基本的には動けるカラダにする事が大切だと僕は考えていますよ。
はい、今日は以上で御座います。
また機会があれば残りの原則についても説明したいと思います。
では!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー
(関連HP)