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2022.08.04
尿漏れのお悩み
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は雨、ジムの混雑度は「空いてる」です。
今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲートさせて頂きます。テーマは「尿もれ」です。
デリケートなテーマですが女性にとってはある時期に訪れるお悩みですので、パーソナルジムとしては無視できないテーマですね。これはジムでなにが出来るのか?から紐解いた方が良さそうですね。広義で考えますと呼吸法と姿勢が重要です。
一般的には骨盤底筋が機能しない事で尿道を締める力が弱く、結果的に尿漏れにつながるというのが原因として考えられます。所謂インナーマッスルになるのですが、骨盤周囲のインナーマッスルはひとつの箱をイメージして総合的に鍛える必要があると我々は考えています。縦に長い長方形の箱をイメージしてみてください。底辺が骨盤底筋です。その周囲を覆っているのは腹横筋で上辺が横隔膜ですね。前方と後方という見方をしますと後方には多裂筋という筋肉がありますが、個人的には腹横筋と骨盤底筋、横隔膜で考えています。
皆さんがイメージされている腹筋の中にある箱です。これらをインナーユニットと総称します。尿漏れだけではなく、腰痛や姿勢を維持する為にメチャクチャ重要な筋肉なんです。強固な天然コルセットとイメージしてもさほど問題なさそうです。
これらを鍛えるには呼吸です。腹式呼吸も有用ですが、呼吸の状態によって箱のどの辺に効きやすいかが変わってきます。一度、息を吐きだして下っ腹を凹ませます。息を吸い込んで下っ腹を膨らませます。これを何度か繰り返した後、息を吸い込みお腹を膨らませるのをフラットの状態で止めます。呼吸は止めずに下っ腹が張っている状態です。この状態がインナーユニットを総合的に刺激できている状態といえます。
ブルーオーシャンでは腰痛や反り腰の方に対して、一度この状態を保ち筋トレに入ります。腰の不安がなく安心して出来る為です。
インナー系は地味で鍛えた達成感が弱いのでモチベーションが難しいところなのですが、女性は特に重要な筋肉です。こればかりはパーソナルトレーナーに寄り添ってもらい実施する必要がありそうです。
尿漏れは同性・異性関係なく、その情報を共有しにくいデリケートな内容かと思います。ですので、ブルーオーシャンではたまに勝手に鍛えちゃう戦法を取っています。股関節周囲の筋群もお客様の目的とは無関係にメニューに入れさせて頂いています。最近は肩こり、巻き肩においては人類共通の課題ですし、女性は骨盤周囲を鍛えずにはいられませんし‥という具合で60分ではちょっと足りない現象が起き始めていますw
尿漏れのお話でしたね。結論はインナーユニットを鍛える事で有益な効果が期待できるかもしれません。
以上でございます。それでは!また明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー