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日記

2022.10.14

貧乏ゆすりは大事!

おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は曇り、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日のテーマは「貧乏ゆすりは大事」です。


昨日、通勤途中で貧乏ゆすりをしている男性を発見しました。私はいつもチャリンコ通勤でして、たまたま信号待ちの際、30代男性とおぼしき方がチャリで信号待ちの際、貧乏ゆすりをしていました。そのテンポは私の安静時HR(心拍数)の2倍程度の速さです。つまりは一分間に140回程度打ち込める速さという事です。ゆっくり貧乏ゆすりしていたら逆に気味が悪いですから、速くて当然なのが正常な貧乏ゆすりかと思います。


我々トレーナーは人間の体の動きに対して英語などを使用することから、今日は貧乏ゆすりをknee shakingと呼称します。英語を知らない人の前でknee shakingと発声したらなんだかイケてそうな雰囲気になりそうです。


knee shakingのお行儀の悪さは周知の事実ですが、体にとっては良い事もあります。その良い事を名乗るならば、その名はmilking actionといいます。これは筋肉の働き方が牛の乳しぼりに似ている事から由来されたものです。地球には重力がありますので、上にあるものは下に落ちていきます。人間の体も重力の影響を受けておりますが、我々は筋肉により重力に抗い生活をしています。ですので筋肉が落ちると様々な組織は下に落ちることになります。加齢における姿勢変化を見るとイメージしやすいかもしれません。抗重力においては、直接的と間接的に影響するものがあります(吉田的にそう表現しています)。前述した筋肉でそのまま支えるは直接、間接というのは体液などがそれにあたります。人間は血液が循環していますが、脚にある血液をどのようにして上に上げているのか?が今日のポイントです。


私が知っているのは2点です。


1つは動脈による押上げです。どういうことかといいますと、動脈は血液を体の隅々まで流し、静脈はそれを心臓に戻す働きです。先入れ先出しみたいな感覚で動脈で静脈を押し込むようなイメージですかね。2つ目は我々のドンピシャな領域でもあるmilking actionです。脚の筋肉により血液を心臓を戻していく作用です。ただし、静脈には弁があるんですね、その弁が壊れてしまうと筋肉を使って上に上げてもすぐに血液はすぐに下に戻ってきてしまいます。これが下肢静脈瘤の引き金になるといわれていますが、そちらに関しては僕の領域外になりますのでここまでに留めておきます。下肢静脈瘤や静脈弁などについては医師などの専門家に相談することをお勧めします。我々も資格取得上、教本では習うのですが実技や現場のない教本などは無意味ですからw 唯一自信を持ってお伝えできることは脚の筋肉をしっかりとつければ、milking actionされ血液循環をサポートできるという事です。


最近、寒いのでお風呂にお湯を溜められる方も多くなってきたかと思います。ご家庭の環境はそれぞれですが、浴室のお湯を2日間連続で使われる方は少ないのではないでしょうか。もしおられたらごめんなさいw 血液循環に問題があるということは浴室のお湯を2日、3日と使い続けている事だと僕は勝手に思っています。血液循環に障害をきたせば老廃物が排出できなくなってしまいます。そうならないように脚の筋肉をしっかりと鍛えることが必要なのです。


では、knee shakingと一体どう紐づいてくるのか?ですが、knee shakingをすることにより、milking actionが起きるのです。貧乏ゆすりをすることにより、血液循環をサポートできるのです。英文字がいよいよ面倒になり日本語を使用しました。お行儀上、人前で行うことは難しいですが脚を動かさなくともふくらはぎの筋肉をリズミカルに反応させるだけでも良いと思います。今、ブログを打ちながら実際にその運動をしておりますが、なんとかできています。または、脚の指をギューと動かすだけでも全然良さそうな気はしています。


knee shakingでmilking action 是非実施してみてください。


以上でございます。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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