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日記

2023.04.27

緊張しない方法

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。最近、ブルーオーシャン内でボクシング女子が急増中です。60分まるまるというよりも、3分の1〜4分の1程度やるのが魅力なんじゃないのかなってブルーオーシャンの特性を自画自賛しております。


僕もボクシングジムに通っていますが、あの男臭さの中にブルーオーシャン会員様のレディを招待するわけにもいきませんから、マンツーマンかつパーソナルジムで実施できるのが良いのだと思っています。皆さんも、超清潔な我々とちょっとだけボクシングやりませんかw


冗談はさておき今日のテーマは「緊張しない方法」です。


一応、心理カウンセラーの資格を持っておりますが、緊張する・しないにおいての専門的対策は無知です。僕と同じ資格を所持している知人が学校や企業などでしばしば講演をされておりますが、正直なところ心理カウンセラーとして学んでいる事を活かしているのではなく、個人の経験からの対策を講義しているのではなかろうかと思っています。僕が知るカウンセラーの学びの基礎は、カウンセリングの進め方や相談者にどのような傾向、経過をたどって回復するのかなどが修得が多い気がしています。


我々の仕事も同じでして、近所のインストラクターが○○と言っていました的な事を主軸に処方することはなく、あくまでもエビデンスベース、ファクトベースでの処方が基本となります。ビジネスにおいても一緒ですよね、会議などでは事実に基づき、過去の数値や実績をベースとして創造していくのが建設的な進め方のはずです。フィジカル、メンタル、ビジネス、どれをとってもファクトベースであることに変わりはありません。


それを踏まえたうえでの緊張というテーマは、完全なる私見ですw これまで偉そうにエビデンスとかいっていたにも関わらず完全に私見です。私見なのにテーマ化する理由は、たまにプロアスリートからこういった類の相談を受けることがあるからです。ということで緊張の話をしていきます。


結論から申しますと、緊張の対策は鍛錬を積む以外になさそうな気がしています。


笑える話なのですが、僕は勝利なきプロアスリートです。3戦3敗3KO負けです。もらったパンチは3試合で4発だけw これがプロアスリート戦績です。サッカーはサッカーで、大きなサッカーと小さなサッカーやっていたのですが、大きなサッカーの試合の場合、チームメイトからは小さなサッカーだとあんなにうまいのに大きなサッカーだと別人のように動けないねなんてよくいじられていました。所謂、本番に弱いタイプだったんだと思います。


一方で、社会人になりプレゼンを行う機会が増えるようになると、プレゼンうまいねと褒められる機会が増えるようになりました。プロスポーツの場合、皆決死の覚悟で鍛錬を積むことが当然である中で、自分以外の選手達よりも一歩先へ足を踏み入れなければ勝利することは難しいといえます。しかし、自分が他の選手より鍛錬を積めたのかはわかりませんし、その結果というのを事実として受け入れなければならないのが、勝敗になるのだと思います。


プロアスリートは瞬間を生きる生物だと思っていますから、そのままの価値観を社会人に当てはめることは出来ません。しかしですね、社会で鍛錬を積む人というのは、意外とマイノリティであると考えています。僕がプレゼンにおいて認められるようになるまでは幾つかのプロセスを辿っておりまして、それが今回のテーマを結論に導く空間を埋められる気がするので紹介したいと思います。


1.プレゼンの練習を一人でする(鍛錬)


2.プレゼンの練習を誰かひとりにみてもらう


3.いざ本番


4.褒められる


5.ああ、オレは本番に強いんだよとハッタリをかます(言霊)


6.次のプレゼンも同じレベルの練習を行う


7.本番を経てまた褒められる


8.僕=プレゼンが上手い人とブランディングされる


特別な経過を辿っているわけではなく、子供にも教えられそうな内容ですよね。僕が知る社会というのは、案外一つのことを集中して鍛錬出来る機会が少ないのかなと考えています。というのも、我々は毎日本番の中で結果を求められ生きていますし、マルチに色々対応しなければならず、鍛錬を積むというのは結果的に複数ある仕事から専門的手法が問われる技術を選択したうえでプライベートの時間を割くという状況を避けることは出来ません。


ですので、緊張しまくってしまう方の多くは、もしかしたらフェーズ1の鍛錬だけで躓いてしまっているのではなかろうかと思っています。褒められるかどうかは、ある種の結果なのでわかりませんが、結果が出なければ再度鍛錬を積むだけです。昭和的な言い方で、結果が出なければもっと頑張らなきゃ!とは僕は思いません。フェーズ1で残した鍛錬という軌跡は、次のサイクルでゼロになるわけではありませんから、初期に残した鍛錬と同等に鍛錬するだけで十分なキャリアアップに繋がっているはずです。


僕の実体験を紹介します。毎年なにかしらの資格を取得しておりまして、一番最後に取得した資格がもっとも難しかったのですが、結果的にそれが一番簡単に感じました。というのも近しい資格を取り続けてきた結果が、基礎レベルをあげていたからなのだと思います。もっと難しいから、もっと時間を割かなきゃ!ではなく、運動が寿命を決定づける因子になるのと同じで、一度にブワー!ではなく、(学びを)止めない事が大事なのだと思います。


他人に認められた後も重要で、同時に自分を認めてあげる事も必要です。トレーニングでも同じことを言えますが、どこを鍛えているかの意識、自分の変化に肯定できることがそのまま生理反応として現れることがあります。治験のプラセボ効果と一緒で、効能のない薬を飲んでも、薬と同じ効果を得られることが起きるが、我々の日常にも置き換えられると僕は考えています。実態が伴わないことを自分に投影することは完全な嘘つきですが、せめて他人が認めてくれることにおいては、自分で自分を認める絶好のチャンスですので見逃してはいけません。いやいや、私なんか全然ダメ‥と言葉に出していると本当にダメになってしまうかもしれませんので、要注意です。


この鍛錬が緊張を消滅させる理由になるイメージできますかね??


いつもコラムの最後の方になると強引に結末に紐付けたくなるんですよね。週間少年ジャンプでも強引に最終回へと導こうとする漫画が複数あったことを思い出しますが、今、作者の気持ちが少しわかるような気もします。ストーリーを5段階に分けた時、一番難しいのって4な気がします。4って物語でいうとジェットコースターの頂きに到達していそうな時ですよね。やっぱり僕、文章作るの下手なんですね… もうコラムやめようかな… 


なーんて考えるのは誤りです。僕でいうと、1は得意かもしれない。なので、4を鍛錬すれば良いだけの話です。自信を失いそうになるなら、近くの友人に聞いてみましょう。この文章を5つに分けた時、どこの部分が面白くて、どこがつまらない?って。強みを認めて、弱さを鍛錬。これでオーライ!です。


緊張しない方法があるとするなら、鍛錬が必要な部分の発見が第一歩ですかね!因みに僕はコンビニで買い物する時でさえ、たまに緊張しますよw


今日は以上です。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


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