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2023.05.19

栄養を考える

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


昨夜、Netflixでマイ・インターンを視聴しました。お茶目なロバート・デ・ニーロを見るのは初めてw アン・ハサウェイが綺麗でしたー 僕が最後に視聴したアン・ハサウェイ作品はインターテスラーだった気がします。名作と謳われるプラダを着た悪魔とかレ・ミゼラブルは観てないんです。


ミステリーやサスペンスが好きなのですが、加齢と共に頭が疲れそうな作品にはなかなか手が出せず…。その点、マイ・インターンはそんな心配なく楽しく観れました。しかし、アン・ハサウェイは綺麗。


さて、今日のテーマは「栄養を考える」です。


過去のコラムで何度か紹介していますが、極論、極論ですよ?栄養指導はパーソナルトレーナーが行うべきではないと僕は考えています。


だって、4年〜7年修行と学びを続けて習得する管理栄養士さん達を前に、パーソナルトレーナーが出しゃばり処方出来るほど甘くないのが栄養カウンセリングだと思っています。


我々は栄養について学びますが、食材の栄養だけを並べてもあまり意味がありませんから、クライアントに応じてどのような食品を勧めていくのかというのは栄養知識のほか、調理という現場を知る必要があると僕は考えます。


運動はシンプルで、お越し頂ければ我々にお任せください!となりますが、栄養の場合は専属コックのように調理して差し上げることは出来ませんので、調理の時間、食材単価、食材の収納、消費期限、調理効率、ご家族に利用できるかなどの汎用性、季節、無数の要素を踏まえたカウンセリングが本来あるべき姿なのかなと思っています。


結果的に処方する栄養メニューはシンプルになるかもしれませんが、複数あるカードから正しく消去法したメニューはきっとそのクライアントに合ったメニューなのだと思います。


このような僕の本音を踏まえたうえで、よりリアルに栄養に関し記述していきたいと思います。


栄養カウセリングの第一ハードルは、正確性です。


みなさん、今朝と前夜のお食事内容を思い出せますか?


食事カウンセリングをするには、今の状態を知るのがスタートです。今の状態を知るには記憶の精度を頼るしかありません。


これが結構大変なんですよね。


管理栄養士の友人も、真実を明らかにするのがもっとも大変だと口にしていました。特に体重過多の方は、実際の摂取量よりも過小評価、過小報告するという傾向があるとされています。


こういった欠点があるうえで、トレーナーやカウンセラーはカウンセリングを運ぶ必要があります。結果的に思い出してもらうか、都度記録してもらうかにはなってしまうので、どのカードを出すかはクライアントに合わせる必要があると思います。


もっともやってはいけないのは、カウンセラーがクライアントの食習慣を勝手に想定してしまう事ですね。これ、結構パーソナルトレーナーだとメチャクチャやっている人多いと思いますね。本来はファクトベース(事実をもとに)であるべきです。


第一のハードルである精度の高い情報収集をクリアできた場合、次は評価ですよね。


これは簡単とはいいませんが、今は管理栄養士もデジタル使いますので、アプリで評価することで事足りると思います。


栄養評価は、基本5つのグループに分けられ評価されると僕は認識しています。主食、副菜、主菜、牛乳・乳製品、果物といった具合です。これらはそのカテゴリー内でバランスなどを考慮して代替させる事ができます。


なので、マックのセットとかもバランスガイド的には果物以外は満たされているんですよね。マック=ダメと未だにPTAが言っているとブチギレている大学教授を見たことがありますが、確かにそれは腑に落ちます。


この5つの郡は、組み合わせを作る意味でも大きく役立ちます。


例えば、オレンジ1つ、りんご1つ、洋梨1つの組み合わせは、りんご3つより多くの必須栄養素を摂取できます。同じ果物でも、ちょっとした食材の変更で大きな変化がありますから、こういったきめ細やかな処方が本来求められることになります。


ですので、栄養カウンセリングは非常に洗練され時間を要するため、結果的に高額なサービスとして提供されるのが一般的です。


食事バランスガイドと検索してみてください。


コマのようなイラストが出てくるかと思います。これは、上から摂取するべき量が多い順に示されています。糖質ダイエットが流行している事と反して、専門家はしっかり食べる必要があることを明示していますね。


おそらくアプリなどは厚労省が示す食事バランスガイドのようなものと記録された実際の食事を比較し、評価している事と思います。ですので、この評価までのプロセスにおいては専門家を必要とせず、クライアントひとりでこなせる内容なのかなと思います。


専門家が登場するのはこの後の処方です。


クライアントの目的にもよりますが、基本はカロリーと栄養素という2つの因子を考える必要があります。脂肪1kg7200kcalある為、減量目的の場合は、脂肪をどれだけ減量したいかによって日の摂取カロリーを考える必要があります。


そもそも脂肪は、糖質や炭水化物と比較して1gあたりのカロリーが倍以上違います。したがって、脂肪を減らすことは摂取カロリーを減らすことにつながります。


やばい、ちょっと疲れてきました… 栄養って正解とされている情報なので、記述に隙がないといいますか、メッチャ疲れてきましたw 正しいとされていることだけを記述する時の疲弊感、半端ないです。


今日はいつもよりコラムに時間を割ける予定だったので、栄養という分野に挑戦していますが、終わりが見えなくて後悔しています。


続き、明日あるいは翌週でもいいですか?すんません。


今日は以上で御座います。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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