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2023.06.21

肩こりには前鋸筋

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムは混雑しております。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


Netflixで観たい映画が無くなってしまいました。毎日のように観ているとさすがになくなります。アマプラは有料しか観たいのがなく、有料を閲覧する際のパスワードは妻が握っており身動きがとれませんw


仕方ないので、久々に本を手に取りました。大好きな森岡毅さんの書籍です。もう、10年以上前に出版されたものですが、再度読み始めると彼の偉業には何度も感銘を受けます。間違いなく日本一のマーケターです。


30代前半で気づきましたが、やはり大学などで高度な研究などをされている方は僕とは次元の違うところにいます。いつか、大学行きたいなーってフワッと考えています。55,60歳くらいでもいいので行きたいです。


友人でもいるんですよ、50代、60代で大学や専門学校に通っている人が。羨ましいなーって思います。学びって楽しいですよね。


テストって言われると吐き気がするほど嫌ですけど、大人になると知識を具体的に活かせるようになるので、それが楽しいですよね。高等数学あるいはバイオメカニクスを探求したい。


さて、今日のテーマは「肩こりには前鋸筋」です。


前鋸筋をテーマにするとマニアックな印象を与えかねないので肩こりというワードを拝借し、キャッチーに組み合わせてみました。


この前鋸筋は、ボクサー筋とも呼ばれていますので、パンチにおいては重要な役割を担う筋肉です。アンパンマンはこの前鋸筋が強い…かもしれません。


ついている場所といいますと、肋骨の上の方から肩甲骨の内側についています。


肋骨をカゴだとイメージしてください。そのカゴの後ろに板が2枚張り付いています。それが肩甲骨です。


カゴと板の間に差し込まれるようについているのが前鋸筋です。この筋肉を一枚みたいなイメージをしてしまうとそれは誤りです。そうですね‥編み込まれているような感じでついているのがこの前鋸筋です。


この前鋸筋の役割としては、肩甲骨を外に遠ざけるように引っ張る動きです。


あ、筋肉はそれぞれ役割みたいなのがありまして、我々は機能と呼びます。わかりやすそうな部位でいいますと、ももの裏側かな。この筋肉の機能は膝を曲げることです。前鋸筋は外に遠ざける外転という機能を持ちます。


この筋肉が弱っている場合は、翼状肩甲骨と呼ばれる、肩甲骨が後ろに突き出ちゃうような状態に陥ります。メディアの悪影響かと思いますが、肩甲骨がメッチャ柔らかい事が正義のような見せ方をしていますが、翼状肩甲骨は肩甲骨が弱いという判断材料になります。


肩甲骨周囲が安定しないと、周囲の筋肉を余計に働かせてしまう為に、肩に負担がかかることがあります。これが、肩こりに関わる負の連鎖です。


しっかりと鍛える場合は、腕立て伏せやベンチプレスが良いですね。腕立ては膝をついても大丈夫です。肘を伸ばしきる最後の5〜10度くらいで前鋸筋が働きます。


腕立てとかベンチプレスと聞くと、アタシそんなそんなムキムキになりたいわけじゃないです〜と考える方もおられる事でしょう。筋トレはムキムキになる為だけのものではなく、体の機能をあるべき姿にする為のものでもあるんですね。


我々は治療は出来ませんが、前鋸筋を鍛えただけで肩こりが良化した方は少なくありません。


因みに僕はプロボクサーでしたが、前鋸筋は強くありませんw パンチは強い方だったんですけど…前鋸筋がしっかりと働けばもっと強いパンチが打てたのかもしれませんね。


という具合に人体は一概に言えないことばかりです。肩こりの原因が股関節にあるかもしれませんし、それはもう色々やってみなきゃわかりませんが、前鋸筋は鍛えて損はないと思います。脇腹の腹斜筋とも仲が良いので、そっちも鍛える必要がありますが…


今日はここまでにしましょう。


それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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