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日記

2022.12.23

スノーボーダーのトレーニング

こんばんは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日はメチャクチャ寒いですね。


来週末に子供らを雪遊びに連れて行く予定なのですが、日本海側が災害並に大雪なので怯えています。20代の年越しは毎年苗場スキー場という具合に陽気に雪山へと足を運んでいましたが、昨今その陽気さは消え、慎重に恐る恐る向かうようになりました。


リフトも乗らず、ソリだけ滑って帰りたいと思います。さて、今日のテーマは「スノーボーダーのトレーニング」です。


その昔、知人にプロスノーボーダーがいた手前、筋トレのご指導をさせて頂いたことがあります。その時はスノーボード特有のメニューは組んでいなかったと記憶しています。10数年前の話になりますので、トレーナーとしての実力が弱々しく、無難に大きな筋肉を鍛えていたような気がしています。


ではもし今プロスノーボーダーが来られたら、僕はどんな処方を行うのかというところを考えていきたいと思います。


基本、トレーニングには個別性がありますので、スノーボーダーというひと括りでは対応が出来ないという事を前提に、極端な処方を考えてみたいと思います。先に述べたようにプロスノーボーダーの知人がいるのですが、それは一人ではなく複数います。


ある女性のボーダーは就寝時、首が勝手に上にあがってきてしまうという悩みを持たれていました。本人曰く、ジャンプして着地で失敗した際の打撲の連続でそうなったとの事でしたが、正直今の僕にも打撲で首があがってきてしまう症状はよくわかりません。


由来はわかりませんが、着地で打撲という事はその衝撃が頚椎に悪影響を及ぼしているという事は事実ですので、建築物の地震対策と同じような事が人間にも必要になってくるのかなと考えます。


地震の対策は大きく耐震、免震、制震の3つと個人的に認識しています。これらの特徴は大きく2つに分類され(僕が勝手に)、揺れに対して真っ向勝負で耐えるという事と、地震のエネルギーを逃がす的な事に分けることができます。


スノーボーダーの落下による衝撃も背中で落下した場合、その反動が背中の接地面から延伸部つまりは頭部、首に伝わると思われますので、これに耐える首、あるいは逃がす首が必要になってくる気がしています。


細かい事はさておき、首周辺をがっつり固める事、体の中心部の脂肪をやや残しておくこと、そういった事が衝撃に耐える意味では必要になってくる要素だと思われます。


あくまでも基本的な部分ですが、胸椎の可動と腰椎の安定は重要です。ただエアを決めれば良いというわけではないでしょうから、空中であれやこれやのアクロバティックなポーズをとるためには、跳躍時の溜めと捻転の連動性が必要です。


下半身で溜めた力を淀みなく上半身へ伝える必要が出てきますので、下腹部以下の溜め筋力の向上と、自然的に動ける上半身の捻り動作は必要になってきます。お勧めの筋トレはインラインランジですね。足を前後に開き、前脚の直線状に後ろ脚を置いてスクワットをする動きです。


スノボードはほぼ同直線状に両脚がありますので、無意識にも体幹の筋力が必要になります。山の頂上から下まで一気にすべってくると結構腹筋疲れませんか??相当に腹筋を使っているはずです。脚が封じられている分、パーソナルトレーナーとしてはメニューを組みやすいかもしれませんね。


サッカーとか野球の場合は、足先から指先まで連動しまくってますので、原因を切り分けたり対策を行うのにちょっと時間がかかりそうな気がします。


個人的に目線も重要だと考えます。スポーツの場合、まっさきに情報処理を行うインターフェースは目です。目で認識して様々なタイミングを図ります。目が動き、体が動くという状態を体に認識させる事が重要なので想定した0コンマ数秒先の未来を目で先行させていく訓練もアリかもしれませんね。


いざというときには五感を超越するような勘は確かに存在しますが、練習にいざはないと思います。


はい、今日は思いつきですがこんな感じでご勘弁頂きたいです。苗場スキー場、年越しの花火と松明スキーヤーさんのイベントはまだやっているんですかね??懐かしいな… それではまた!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


 


 


 


 


 


 


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