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2023.01.07
奥が深い椅子の立ち上がり動作
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市の天気は晴れ、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。皆さんは年末年始はおでかけされましたか?僕は気仙沼市や蔵王に家族旅行しました。気仙沼はコロナ前に夢先生という日本サッカー協会の主催の小中学校向けの講師をさせて頂きお世話になったことがありまして、いつかプライベートで行ってみたいと思っていたんですね。
太平洋側で比較的安全で空いているだろうという事で今回は選択。昔はスノーボードで飛んだり跳ねたりしていた時代がありましたが、今はもう子どもたちの雪ソリのサポートをするだけでお腹いっぱいです。他にも様々なアクティビティをしたのですが、結局一番盛り上がったのは就寝前のジェンガだったりしましたw 一番楽しいことって身近で安上がりなのねと改めて感じました。
さて、今日のテーマは「正しい椅子の立ち上がり方」です。
椅子の立ち上がりは特に女性に重要な基本動作であると僕は考えています。こちらのブログでも過去に数回ご案内しておりますが、女性は膝に負担がかかりやすい骨の構造になっています。端的に申し上げれば膝が内側に入っている事により生じる現象になりますので、筋トレだけではなく日常の意識改革が重要になります。その意識改革に組み込んで頂きたい基本動作が椅子の立ち上がりになります。
正しい動作の定義としては、脚の筋肉を偏りなく、バランスよく使用して立ち上がる事とします。例えば私の立ち上がり方の場合ですとお尻や腿の裏側の端っこが硬く、上半身をまっすぐ立てるのが少し早い評価となります。この説明だと皆さんにイメージして頂く自信がないので、まずは正しい動作をフェーズ分けしてご案内します。
1.準備:足幅を腰幅、つま先をまっすぐにし、膝の真下につま先がくるよう骨盤を立てて座ります。
2.立ち上がり:1の動作でピンと張った姿勢を維持したまま状態を前傾させます。角度的には45度くらいを目安にしてください。
3.立ち上がります。
たったこれだけの動作なのですが、フェーズ2に少し違和感を感じる方も少なくないと思います。え??そんなに姿勢を倒すの!?と思うかも知れませんが、下腹部をしっかりと安定させ猫背にならない状態でこのフェーズをこなすことによって腿の前だけではなく腿の裏の筋肉を使い立ち上がることが出来ます。
女性の場合に注意が必要なのは、立ち上がる瞬間に膝が内側に入ってしまう事です。スクワットでもしばしばそのエラーは発生しますが、力を発揮する瞬間、時間にして0.5秒にも満たない瞬間ですがそのエラーの蓄積が膝に悪さを及ぼしてしまいます。加えて、腿の前ばかりが発達してしまうことにもなりかねませんので、ビジュアルを気にされる方も気にして損はない注意点かなと思います。
僕の場合は先に述べたように姿勢の前傾が甘く立ち上がってしまいます。この理由はお尻あるいはお尻近くに付着しているももの裏側の筋肉が硬い為、姿勢の前傾が制御されているのだと思います。ですので、僕の課題はお尻と腿の裏側の柔軟性を高めるという事になります。
座る・立ち上がるというなんてことない動作ですが、実は深い意味があるんですね。
という事で今日は以上でございます。それではまた来週!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー