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2022.08.19
痛いほどのストレッチは逆効果!?
おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「並」です。昨日まで混雑しまくっておりまして、ブログが更新できませんでしたw
さあ、今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲートさせて頂きます。今日のテーマは「ストレッチ」です。過去にもブログであげさせて頂いたテーマですが、今日はより掘り下げる事ができたらなと思っています。
まず、ストレッチを説明するにあたっては競技者か否かという対象選定が必要になります。今日は少し姿勢不良の一般人という設定にしておくとしましょう。姿勢不良と聞くとなんだか色々ストレッチしなければいけなそう雰囲気が漂いますよね。具体的にどこ?となると個々に異なるで申し上げにくいのですが、僕個人的な優先順位は股関節周囲ですね。お尻がかたくなってしまうと歩行時に脚を後ろにひけなくなり腰を痛める事があります。本来、お尻などの働きによって脚を後ろに引くことができるのですが、その機能が失われてしまうとお尻の代わりに腰を使う事があります。つまりは腰を反ってしまうという事です。
例えばですがドアをイメージしてください。そのドアが突如として開閉がスムーズにできなくなってしまうとしましょう、皆さんならどうされますか?僕なら、ドアを上にがっつり上げてから開くなどの工夫をします。たまにそういうドアありますよねw ドアがそういった対処で開いてしまう事がわかると、ずーっとそういう開け方をしてしまいませんか?上げて開けるという事はドアの上部がドア枠に当たり少しずつ擦り減ってしまいますよね。
人間の体も一緒です。先程のお尻のケースでいえば、腰のダメージという代償を払う事になります。
一般人の方は柔らかすぎてマイナスになる事ってそんなにないと思いますので積極的にストレッチする事をお勧めします。ここで重要なのは「柔と剛」は共存して考える必要があるという事です。ある一部をストレッチする一方で、ある一部は動かないように安定させる必要があります。立位で片脚を片手でつかみ、掴んだ脚を後ろに引くとき、下腹部を安定させることで掴んだ脚の前がストレッチされます。下腹部を安定させませんと腰を反ってしまい腰痛リスクが高まりますし脚の前側のストレッチ効果も軽減されてしまいます。ストレッチはどんな手法でもそこそこ柔軟性を高める事はできますが「柔と剛」双方を意識する事でより機能的になります。
ストレッチの秒数ですが、一部位20秒を目安にすると良いですね。タイミングは「出来る時にいつでも」と僕はお伝えするようにしていますね。
ストレッチのお話をするとヨガと混同されてしまう事がありますがヨガでも良いと思います。ヨガのデメリットは1クラスとして動きが構成されているので、ターゲットを絞ったストレッチを行うには相応の時間量が必要となりタイムマネジメントを理由に離脱してしまう事があるかもしれません。問題のある部位が特定されている場合はシンプルにその部位を継続的にストレッチする事がお勧めです。
ストレッチの強度は痛みを感じない程度です。これは怪我をしない為に無難に説明している事ではなくてですね、筋肉には防衛機能が備わっておりまして、あまり強いストレッチを行いますと筋肉達が「おいおいそんなに伸ばしたら筋肉メッチャ切れちゃうんじゃない?やべえよ」と騒ぎ出し、生理的に筋肉を縮めようと働いてしまうんです。ですので随意的に伸ばそうと強く頑張れば頑張るほど筋肉達は逆に働くという側面を持ちます。イタ気持ちいいくらいがベストですね。私は充実感が欲しくてたまに痛いほどにやってしまいますけどねw
以上でございます。それでは!明日も混雑なので投稿できなかったらごめんなさいw
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー