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2023.03.25

リンパってなんだろ

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は雨、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。


昨日、チャリンコで通勤時に青葉の森の桜に見惚れていたら、桃色の雰囲気を払拭するような物々しい雰囲気を青葉の森公園駐車場から感じました。この雰囲気は過去にも感じたことがありまして、養老渓谷付近にドライブした際、政府関係者がプライベートでトロッコ電車をご利用される際に感じたものに似ていました。一体どなたがお越しになられているのか… 千葉県知事だったようですね。


さて、今日のテーマは「リンパってなんだろ」です。


女性の方がマッサージなどで施術される場合、リンパ詰まってますね〜と言われたことありませんか?我々パーソナルトレーナーがリンパについての講習などを受ける事はあんまり聞いたことがありませんが、僕が所持している資格のひとつに健康管理士という資格があります。その健康管理士が学ぶ内容の中には少しだけリンパの情報が出ていますので、今日は健康管理士としてお話したいと思います。


まず、僕が知っている情報から話しますと、リンパ液というのはほぼ水分であり、わずかにタンパク質やブドウ糖、それこそリンパ珠などで構成されています。このリンパ珠というのが免疫の役割りを担う為、風邪をひいた際にリンパ節が腫れるみたいな状況はまさに免疫とウイルスが闘っている証であると考えてよいと思います。


施術者がリンパ詰まってますね〜というのはもしかしたら、むくみの事を言っているのかもしれませんね。ただ、リンパを限定した詰まっている感は正直よくわかりません。


血液というのは、心臓でドックンといってから全身をめぐるまで大体1分弱程度と言われています。一方でリンパはかなり緩やかに流れ、全身をめぐるまでに半日程度の時間を要します。ですので、メッチャゆっくり流れる体液の一部においての詰まりを触診で判断出来るのかというのは誰が専門家なのかさえわからないのが正直なところです。


ただですね、リンパも筋肉の収縮と弛緩によって流れますので、所謂むくみが生じているなら、それはリンパだけに留まらず体液全体に影響していると考えて問題ないように思えますね。


リンパを知ると免疫という言葉に必ず遭遇します。これは、白血球という免疫を司る細胞が血液やリンパ液に流れているからだと思われます。


免疫ときくとすごいシステムを想像してしまうかもしれませんが、何気に物理的な免疫も人間にはあります。例えば、涙とか鼻水、マツゲなどの体毛もそうですね。そういった物理的な一発目の免疫を突破された場合に活躍するのが白血球ですね。


以下、健康管理士教材より一部引用します。あ、ちなみに転載と引用って意味合いが違うんです。転載は大体どの媒体も禁止されていまして、引用の場合は大半の文章を自分の言葉で綴り、一部の文言を利用する場合をさします。こちらのコラムはほとんど僕の言葉を用いているので引用にあたると思います。余談でした。


こういった免疫の防衛反応は自然免疫と獲得免疫の2段階で行われます。今回は時世にマッチしていそうな獲得免疫を紹介します。みなさんコロナでワクチンを打たれている方が多いと思いますが、それが獲得免疫といいます。


我々が生まれた後に病原体と接触したり、ワクチン摂取により後天的に獲得する高度な防衛機構をいいます。異物の情報を記憶することで、異物が再来した時に即座に排除する事ができるようになるんですね。


最近、園児の息子が同じソファに座ってくれなくなりました。理由を問うとお父ちゃん、オナラするからだそうです。一度、異物として記憶されたものを彼なりに排除しているのだと思いますw


あ、因みに細菌とウイルスってまったくの別物なのご存知でしたか??風邪をひくと、大体、鼻水や喉の痛み、咳などを緩和する薬が処方されるはずです。ウイルスってあまりにも種類が多すぎるので、そのウイルスを特定できない為に、緩和の処方になるわけですね。


細菌の場合は、自力で増殖する力を持っているので、抗生物質が使われるのはご承知のとおりです。


リンパとなんとなく知っている言葉の背後にはこういったシステムが色々あります。資格を保持している僕でさえ、リンパや免疫においては専門外と言いたいくらいですので、パーソナルジム現場ではリンパの話をする機会はなかなかありません。


僕がいえる事は、運動でリンパ液などを含む体液の循環を正常にすることが出来ますので、定期的な運動は必須という事ですね。あとは、鼻水はすぐにかんだ方がいいですし、涙も拭く。自分の免疫で対抗出来なそうな事態が起きた時は、獲得免疫などで医療の力を借りる、という事ですね。もし、僕がリンパの流れを良くするならば、下半身がメインの施術になるかなと思います。重力に抗えるような下半身の筋肉の収縮と弛緩を狙います。


今日は以上で御座います。それではまた来週!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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