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2023.04.21
姿勢には菱形筋
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。昨日はジムが空いておりまして、そんなときは決まって肩や背中が重くなります。ご指導させて頂く側の僕も結構な量動いているのだなと痛感します。不思議なもので、座っている時間が長いことが、更に座っている時間を長くさせるんです。小まめに動いていると、小まめにストレッチするようになるんですけどね。悪い意味でその環境に依存してしまうという事なんでしょうきっと。悪いものが更に悪いものを生んでしまう、良いものは更に良いものをを生む。一回自分を良いものにできると、どんどん良くなるのかもしれません。
第2代アメリカ合衆国大統領のジョン・アダムズにこんな言葉があります。善人になるためには、善い行いをするだけだ。
健康になるためには、健康的な行いをするだけだ。とも言い換えられそうですね。
さて、今日のテーマは「姿勢には菱形筋」です。
菱って漢字をみると岩崎弥太郎さんを想像するのは僕だけでしょうか。我々の背中には菱形筋(りょうけい)という筋肉があります。聞き慣れない筋肉ですよね。正確には大菱形筋と小菱形筋がありますが、一緒に動きますのであわせて菱形筋として考えたいと思います。ついている場所はですね、肩甲骨の内側から背骨です。肩甲骨の内側全部についているイメージで問題なさそうです。そこから首の下から肩甲骨の終わりらへんの背骨までついています。ちょっとイメージが難しいですかね。肩甲骨と背骨に幅の広い橋がかかっているような状態といえばどうでしょうか??
菱形筋の役割りは、肩甲骨を背骨側に寄せる動きですね。鍛えている感を出すために有効なのは懸垂ですが、女性には少しハードルが高いですかね。想像でやってみましょか。公園にある雲梯でも構いませんので、上にある棒を両手で掴みます。この時肩幅より大く広めに握ります。この状態から懸垂を始めると肩甲骨が背骨に寄ってくるイメージできますでしょうか。この瞬間、菱形筋はもっとも大きな働きをします。
懸垂時にやたらと肩があがってしまうようなことがある場合、背中の筋力不足が要因としてひとつ考えられます。肩甲骨のわずかな挙上を防ぐには背筋の働きで下に引っ張り安定させることが必要になります。菱形筋といってもそれだけを考えれれば良いというわけではなく、近所の筋肉達との協調性が求められるということですね。
菱形筋を鍛えるメリットは、姿勢不良の予防です。肩甲骨をメッチャ外に開くと体は自然と丸まり巻き肩になります。その逆をするのが菱形筋の働きです。前述した通り菱形筋は肩甲骨を背骨側に寄せる作用がありますが、若干上にも動きます。ですので、背筋もしっかりと鍛えて、肩甲骨が下の位置で安定させる事ができ、外側に開いてしまうことがないようなポジションをとれると姿勢的には良いのではないかなと思います。
最近、ブルーオーシャンでご用意しましたが、懸垂を補助するチューブなどもありますから、懸垂はどなたでも身近に感じれるトレーニングになったのかなと思いますね。個人的に懸垂は、背中伸びて気持ちいいし、鍛えられるしで、イイ事尽くしの筋トレです。
はい、今日は菱形筋でした。以上でございます。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー