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2024.09.19

東日本新人王チャンピオンになったイカれた先輩の話

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。


千葉市中央区は曇り、ジムは混雑しております。


今日も毎日がチートデイの吉田がご案内します。


 


今日のテーマは東日本新人王チャンピオンになったイカれた先輩の話にしましょう。


 


僕がプロボクサーになったのは18歳。


当時は最年少で、他のプロのほとんどは20代前半から後半でした。


ですので、僕はいつもイジられキャラでしたね。


今でも誘われ方は雑ですし、焼肉屋で僕が上カルビを注文すると並カルビに変更されます。


 


そんな先輩らで、もっとも僕の面倒みてくれたのがS先輩。


当時、僕のジムでディフェンスがザルだったのはS先輩と僕くらいでした。


 


僕が高校生の時、S先輩は20代半ばだったかな。


メチャクチャ強くてですね、学生の僕はボディブローで数え切れないくらい倒されていました。


今思えば、僕の同期がひとりのこらずやめているのってS先輩のボディブローが原因じゃないのかな‥。


 


おまえ、ほっんとだっせえな!


 


倒されるたびにそんな雑な言葉を浴びせられていたような気がします。


 


S先輩の構えが、それはそれはナメている構えなんですよ。


僕もノーガードのスタイルとはいえ、左手は胸くらいの高さに位置しています。


一方、S先輩は手を垂らしちゃってるんですよ。


あの構えムカつくんですよ〜


 


そんな先輩がですね、僕が高校2年位のときにプロになったんですよ。


僕はボクシングを始めて2年、やっとプロの強さがわかってきた頃ですので、S先輩の強さを信じて疑いませんでした。


 


そんな先輩がデビュー戦でKO負けしちゃったんです。


衝撃でした。


 


プロが遠く感じましたね。


 


それから続けて2戦目…


同様にKO負け。


 


試合を見ても、技術的には圧倒的にS先輩が勝っているんですよ。


なのに、一発もらって膝をついてしまう先輩…。


 


技術ってなに?


優れた技術ってプロで役に立つの?


 


そんな風に思いました。


ショックでしたね。


イカれてるけど、カッチョいい先輩が膝をついてしまう姿。


当時、僕は先輩より強くなって、勝ってみせる!って誰にも言わずに決意していました。


 


2戦目の敗戦から間もなく、東日本新人王トーナメントが開幕されます。


当時、TBS番組ガチンコファイトクラブの影響でボクシングが大人気だったんです。


結果、東日本新人王トーナメント参加者が過去最多に…。


 


そんな史上最難ともいえるトーナメント戦に2戦2KO負けのS先輩が挑みます。


 


優勝…


 


え?


2戦2敗から、立て続けに勝ち続けて優勝。


信じられませんでしたが、やっぱり強い先輩は強い先輩だったんだと感動しました。


 


新人王トーナメントって、トーナメントなので2ヶ月に1回くらい間隔で戦うんですよ。


僕からしたら、減量とリバウンドを1年くらいかけて繰り返していく地獄。


加えて、生きるか死ぬかの戦いを行う精神力。


 


整える?


 


整えるなんて、笑えます。


メジャースポーツみたいに整えるなんて贅沢な時間はないんです。


昼間、サラリーマンで働いてから夜練習。


そして、飯食えない、水飲めない。


 


そんな状況で戦っているんですよマイナーのプロボクサーは。


それで優勝したS先輩は、僕からしたら偉人です。


 


そんな2戦2敗のどん底から這い上がった先輩は、勝利無き僕に沢山の言葉をかけてくれたんです。


僕も同様に2戦2敗2KO負けしていましたからね。


 


お前の強さ、みんな知ってる。


こんなとこで躓く奴やないで。


大丈夫や。次や。


 


すんません、S先輩先輩。


その後もKO負けしちゃいました。


 


強さって、未だによくわからないです。


S先輩は、アル中並に酒飲んでいましたし、舐めきった戦い方していました。


でも、なんでしょう、強いって思うんですよね。


 


僕がかつてのボクシングジムに通い出したのは2年前。


その数年前にS先輩が通っていたらしく、当時、ジムでは注目の新人がいたらしいんですけど、先輩と対決ごっこしたらしいんです。


またあの手をだらんと垂らしたノーガードで‥


今どきあんなスタイルいないっすからね。


結果、先輩がめちゃくちゃパンチ当てちゃったらしいんです。


それで、相手がムキになって攻撃してきたらしくて…


 


なんか、笑えますよ。


先輩50半ばで山崎邦正さんばりに腹出てますからね。


 


そんなおっさんにヤラれてブチギレる現役プロボクサー。


 


なんだろうなー 


古きと新しき、そんなふたつが融合出来るとスポーツは更に楽しくなりそうです。


 


S先輩、会いたくなってきたけど安いもんばっか食わせようとするんだよな…


 


今日のつぶやき


 


なんか、グーグルのAIの凄さに気付かされた気がします。


毎朝、グーグルアナリティクスでブログの閲覧数を確認する作業から始めているのですが、昨日の閲覧者数が著しく低い状態でした。


昨日は時間がなく、ちょっとしたつぶやき投稿のみだったので、これはもう仕方ない事なのでしょう。


 


それにしても、急落です。


投稿時間も遅かったですし、内容も浅い。


正直で面白い。


内容に一貫性がないと何屋さんかわからないからだめーってグーグルAIが判別しているのかもしれませんね。


いつもちゃんと書いているのに、今日書いてないじゃーん!だめ〜って具合なんでしょうか?


 


因みに今月、ウェブサイトに1回以上訪問してくださった方は1362名です。


人気記事は、ボクシングで筋肉痛になる部位ですね。


ボクシングネタ人気だなー


 


よし、今日はボクシングでいきましょ。


ということで、今日はボクシングネタを公開したわけです。


反応どうかなー


 


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タモリチャレンジYUKIブログ


記事:吉田 勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉様トークショー/朝日新聞社様主催青葉の森ハウジングプラザトークショー/LAVA International様研修講師


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