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2022.07.25
遺伝子検査やる!?やらない!?
おはようございます。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉の天気は晴れ、ジムの混雑度は「混雑」です。今日は「遺伝子検査」についてパーソナルトレーナーの吉田がご紹介したいと思います。
今は遺伝子検査で遺伝由来である体系を明らかにし、その対策の提案が成されたりする時代になりました。僕は実際に遺伝子検査を体験したことがないので、どの程度の深さと処方が成されているのか非常に興味深いです。でも、僕は当面遺伝子検査をやる予定はございませんw
遺伝子検査は僕の記憶が正しければ約10年くらい前から自治体がその検査に補助金を出すなどした地域ヘルスケア施策の一環でその取り組みが成されていました。僕も業界人ですので、こういった分野はメーカーさんと協業などした経験から少しだけ理解しているつもりです。自分の設計図(遺伝子)がどのようになっているのかはやっぱり興味深いので、1度はやってみたくなるものですよね。
なのですが、少し慎重にはなった方がいいかもしれません。遺伝子は究極の個人情報です。現代はSNSが日常化されているにも関わらず、個人の情報が文字化されているものなどの流出においては厳しい対応に迫られます。私は以前にPマーク(プライバシーマーク)を取得していた企業に勤めていた為、個人情報の知識やその管理においては訓練せざるを得ませんでしたw
今も尚覚えている最低限の内容のひとつに「2つ以上の情報で個人を識別できる情報を個人情報とする」があります。ですので私の「吉田」だけでは個人情報になりませんが、株式会社BlueOceanの吉田となると完全に私を識別できるわけですから個人情報になります。SNSなどは個人を特定しまくれる情報が満載ですので、特定されたくない方は勿論やらない方が良いわけです。
因みにですが、個人情報保護法では他人から取得した個人情報についての取り扱いを利用目的明示する必要性があるとされていますが、同意を得る必要性は求められていません。ところが私がかつて所属していたプライバシーマーク認定企業の場合は、提供された個人情報に対しての利用に関する同意が求められているといった若干チグハグな感じになっていると記憶しています。
僕にとっての個人情報というのは、なんだかしっかりして強固なイメージがある反面、一体なにをどこまで守り、守ってくれと期待するべきなのかが不透明でフワフワしているものだなという印象を受けています。
数十年先の未来で個人情報の扱いは大きな変化を遂げそうな気がしています。個人情報そのものが浮遊している微生物のような扱いになり、誰もがそれに関心さえなくなるような未来。結局のところ、我々がナニカに脅かされなければきっと良いのでしょうから。
ここで個人情報を挙げさせて頂いた理由は、前述したとおり遺伝子情報が究極の個人情報であると僕は考えているからです。これは一個人の情報だけではなく、その親、子供までの情報に辿り着けるかもしれない情報です。ですので実施される際は慎重になった方が良いなと思うわけです。
我々がSNSで挙げているのは表面上の情報だけですが、遺伝子は我々の設計図でもありますので相応のベネフィットを得られないのであれば実施する必要はないのかなと思います。近い将来メディカルで遺伝子検査が標準化されマイナンバーで紐づけられるような日がくるのならば時代の流れに乗る必要はあるかと思いますが、ダイエットなどの目的で行う遺伝子検査は未だハイリスクローリターン商品であると個人的に考えています。
勿論、遺伝子検査の結果を最大限に活用され、満足されている方も沢山おられると思います。ですが、私のように自分に甘い人間にとっては結果が出た事で満足してしまい、行動変容になんら繋がらない事が容易に想像できてしまう方は違う投資が良いかもしれません。いかがでしょうかw
はい、今日は遺伝子検査についての吉田個人の感想でした!ネット情報を引用するなどは致しておりませんので、気になる情報がありましたらご自身でもお調べ頂ければと思います。それでは!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
・豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス「からだステーション」主要開発
・「スポーツ駆け込み寺」主要開発
・Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆
・日本サッカー協会主催「夢先生」講師
・アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC