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日記

2023.05.17

適応性の原則

こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区は晴れ、ジムの混雑度は並です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。今日は暑いですねー 5月でこんな暑さって、普通じゃない気がします。子供の夏休みを延長しないと危険そうです。


我々の時代、部活の練習中に水を飲むなって指導をされていました。よく生きていたなと思います。水を飲めるとはいえ、今は当時よりも高温ですから、今の学生たちは相当に辛いと思います。安全第一です。


さて、今日のテーマは「適応性の原則」です。


トレーニングには原則がありまして、そのひとつを紹介したいと思います。まずは、極端な否定から入ることにより、この適応性の原則をよりわかりやすいものにしていきます。


フィットネスクラブにある筋トレのマシンありますよね、僕が筋トレを行う際、あのマシンは使いません。理由は、人間的な動きでないからです。マシンの場合、安全を配慮している為、軌道が限定されています。加えて、バランス感覚や支点となる筋肉を使いにくいので、機能性をあげたい方にとっては、適したトレーニング種目とは言えないかもしれません。


一方で、マシンを利用しないウェイトを持ちながら行うスクワットなどは、軌道も支える場所もありませんから、自分の身ひとつでそれらの問題を解決しなければなりません。それは、我々の日常生活の延長線上のものですから、不便なく生活を楽にする意味では、機能的でマッチしていると考えることができます。


では、機能的ではない身体をどのように機能的にしていくか?ですが、それが適応性の原則に触れる話になってきます。


この原則は、我々の身体は、与えられる負荷、刺激に応じて徐々に時間をかけて適応していくという原則です。マシンで鍛えるメリットは大きな負荷を明確なターゲットに効かせる事が出来ますが、あくまでも限定された部位、限定された可動域におけるものです。


マシンで行う筋トレがベストチョイスでなさそうな理由はそこにあります。様々な可動域や、重心位置の変化を適応させるという意味では、自重+αという機能的トレーニングが求められます。


身体へ適応させるということは、要するに色んな運動を行ったほうが良いのかなと考えています。人間の基本動作は二足歩行ですから、立位での筋トレは基本中の基本になるのかなと思います。


ちゃんとした歩行の為には、縦方向と横方向のブレが少ないほうが良いですから、双方にブレない適応が必要ですよね。それはランジやスクワットである程度解消できることかもしれません。


適応は、良いことばかりではありません。悪いことにも適応します。腰に負担をかけるようなスクワットをしていれば、腰に負担がかかるような姿勢に適応されます。ですので、機能的な身体を目指すためには、正しく機能的なトレーニングが必要になってくるという事です。


5kgの重さでずっと筋トレしていれば、5kgに適応した身体です。10kgなら10kgと、人は適応していきます。


私、私生活でそんな重りを持たないし… うーん、わかりません。僕はイオンで二人同時に抱っこさせられる事があるのでわかりません。


いやいや、そういうことではなく、もし20kgに適応した身体になったら、5kgに適応していたときよりも日常生活での負担は軽くなります。ブルーオーシャンでもこの現象は会員様の声でしばしばあがってきます。


なんか、仕事で疲れなくなったんですー


この、なんかって緩いフワッとした表現が好きですw 多くの方は健康のためにお越し頂いておりますので、なんかイイとってもイイんだと思います。


あ、冒頭にフィットネスクラブのマシンを否定したので、肯定で回収したいと思いますが、あれはあれでターゲットに対して高負荷をかけられるんで、メリットはあるんです。あとは、リハビリとかの場合、レッグエクステンションといって、脚を床につかない状態での筋トレなどは非常に重宝されます。


マシンを使わないフリーでやる場合は、パーソナルトレーナーなどの専門家が必要になりますので、メリデリありますね。


今日は適応の話でした。


僕もこの暑さに適応出来ればいいのですが…。そろそろアイスコーヒーに変え時ですね。


今日は以上です。それではまた明日!


 


記事:吉田勇気


(保有資格)


健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト


 


(実績)


豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー


 


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