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2023.02.04
バストアップの考え方
こんにちは。パーソナルジムのブルーオーシャンです。千葉市中央区の天気は晴れ、ジムの混雑度は混雑です。今日もパーソナルトレーナーの吉田がナビゲート致します。最近Netflixのハイパーハードボイルドグルメリポートという番組にハマってます。世界中の現場のリアルが偽りなく放映されているように思え、食い入る様に観てます。ただのグルメ番組だと思って気軽に観れる番組ではないので、ちょっとした覚悟が必要ですw
さて、今日のテーマは「バストアップを考えてみる」です。
バストアップというワード自体、久々に使用しました。最近は耳にすることも少ない気がします。なぜでしょうw まず、バストアップは定義が曖昧な気がするので冒頭で整理したいと思います。
我々は豊胸する知識も技術も持ち合わせておりませんので、トップ位置を上げるという意味合いとして話を進めたいと思います。
正直、バストアップを主目的とされた方に出会ったことがないですね。僕が男性だからなのでしょうか… いやでもあまり聞いたことがないな… 女性の本音が知りたいですね。優先順位としては低いという事でしょうか。冷静に考えるとトップを上げる事は姿勢や肩こり、腰痛においても大切な事かもしれませんね。
では、もし僕だったらどのようなメニュー構成をするか考えたいと思います。
手っ取り早いのは、胸郭を広げるトレーニングです。胸郭というのは肺を囲んでいる肋骨周辺を指します。ミゾオチから上の事ですね。内蔵を囲むカゴだと考えるとわかりやすいかもしれません。この胸郭の可動はスポーツ選手においては特に重要に思えます。なぜかといいますと、肺の活動に影響するためです。体内・外の換気性能を高める為には胸郭の可動性は重要です。
一般の方にも重要なことに変わりません。胸郭が硬い会員様は実際におられますので、そういった方には勝手にといったらなんですが、胸郭の可動性をあげるメニューはちょいちょい入れるようにはしていますね。関係あるとは言い切れませんがコロナは肺性能によっては重篤な症状になると言われているようですので、換気機能(肺の性能)は重要な気がしています。
あとは普通に姿勢に大きく関わりますので、美しくなりたいという目的においても必要ですね。
胸郭を丸める事は皆さん容易に出来ると思うのですが、反らせる事って訓練しないと難しいんですよね。今、胸のトップの位置に目印をつけてみましょうか。例えばそうですね…ベルマークでもいいです。貼っつけてみましょう。その状態で腹圧をかけて胸郭(ミゾオチより上あたり)を反ってみるとベルマークの位置は少しあがりませんか??それがバストアップです。
反って歩くことが良いのではなくて、丸まらずに立位でも座位でも姿勢を維持出来ることがバストアップになると思います。先程の動きで胸郭が反りにくい方は沢山おられると思いますので、もし動かないと思われる方がいれば鍛える伸びしろはありますね。
次に下腹部を鍛えます。
その昔、皆さんのお近くで腰を回せ!と声を荒げるスポーツ指導者はいませんでしたでしょうか?体の構造を考えると腰は回してはいけません。厳密に腰はほんのちょっとだけ回旋出来ますが、基本的には安定させる部位です。腰は安定、胸郭は可動です。輪ゴムを僕に目がけて飛ばそうとする場合、片手はゴムを引っ張りますよね。もう一方の手はどうしていますか?指などで動かさずに安定させるはずです。仮に両方を同じ速度で引っ張って離したら下に落ちるだけですよね。動きというのは安定と可動のセットで成立するものです。
バストアップを考えるには胸郭の可動と腰の安定は非常に重要な要素なのかなと考えることが出来ます。胸を筋トレして鍛えるのはその先ですね。先といっても先程のトレーニングと同時並行に行いますが、考え方としては胸郭可動と腰の安定の後になります。
バストアップ、確かに男性の僕でもお風呂で自分の胸を見た時、ああ‥これは僕が子供の頃に見たオヤジの胸だったな‥と凹む時がありますね。冷静に考えるとバストアップしたい!と思いますw
今日は以上でございます。それではまた明日!
記事:吉田勇気
(保有資格)
健康運動指導士/JATI-ATI/全米スポーツ医学協会パフォーマンスエンハンスメントスペシャリスト/健康管理士/健康運動実践指導者/プロボクシングライセンス(未更新)/上級心理カウンセラー/LessMILSBODYCOMBAT本認定IR(未更新)/NESTAゴルフコンディショニングスペシャリスト
(実績)
豊田通商開発コンサル型クラウド健康管理サービス主要開発/「スポーツ駆け込み寺」主要開発/Yahoo!スポーツナビDOコラム執筆/日本サッカー協会主催「夢先生」講師/アスリート対談Youtube「TAMORI CHALLENGE」MC/西武&そごう千葉トークショー